使いこなさない、使えるCAEのブログ -51ページ目

年明けの週の表示が出ない 痛い失敗が…

CAEと無関係ですが、業務集計 勤怠管理を、自作の日報ソフトで行なっています
http://www.netukaiseki.co.jp/nippou_down.htm
新年一月 第一週
2013/12/30~2014/1/5 これが 表示されない問題発覚
修正しました  下記は1週間ごとに
2014/1/6 2013/12/30 2013/12/23 遡りながら表示させてるところ

旧版は、2013/12/30 これが出ず 2013/12/23 に飛んでしまいます
旧版で、表示させたい時は、
日報ソフト、画面左上表示の 『第1週』 ボタン押しで出ます ちょっとまずいいう



ウーム このソフト 業務集計で重宝中ですが
致命的エラーはない感じですが、セコイところで…

(探しても、業務集計用の 良いソフトがなく…)
日報ソフトは、会計申告の都合上、昔に、確定申告前に突貫で作ったソフトです
急いで作製したため、結構グチャグチャ、色々気に入らない点があります
性能は上々で 重宝中 セコク金を取るのもアレで
全部無料にしようかナ

この方面(勤怠管理ソフト) 気合入れてやろうかと 思いましたが
PCなんて、(スマホなども全部) 実態不明的代物、モデルチェンジでの仕様変更ありますし
昨今は、セキュリティーソフトでの管理も色々厳しく、
CAEに比べ、やる気が…

私は ハードもソフトも この手の自作は大好きです
使い難いものを悪戦苦闘 使いこなす位なら 自分で作った方が良い訳で
そんな人が増えると…

企画段階でのCAE ← なるべくコンピュータに実施させ 人の負荷を軽くすると可能 

モデル構築 ⇒ 諸設定 ⇒ 計算 そのプロセスをコツコツ人が実施
それでは、企画段階に、間に合わない問題があります

そこが、一番の厄介点です。 その実現は、
努力コツコツでは不可能でして、効率良いしくみを作るしかありません

開発着手後の問題勃発・スケジュール遅延など 全て避けねばなりません
製品出す事すら決めてない そんな段階で、詳細を知り評価できる
作らず評価する技術の理想は そこです    


人の負荷を目一杯下げて、早い安い旨い堅実 そこは、(可能なものは)やりだすと面白いです
手本になるものは、あまりなく、創意工夫の世界です
魚を一匹ずつ追うでなく 網を如何に作るかが問題ですが
現実は 手作業コツコツ 残業代せしめる姿が普通だったりします


CAEに限った話でないですが、日本におけるソフトウェア産業は
コンピュータがすべき事を パタパタ人が実施 人材派遣&業務代行形態が盛んです
学生も、CAE等の、ソフトウェアビジネス=派遣&業務代行業 なんて認識
就職、不人気業種だったりします
開発志向の会社は、全体の少数派でしょうか?

物理・数学・プログラミング 諸々全部できて
米国で、アプリケーションを開発していたインド人技術者が 
日本では、出先でパタパタメッシュ化作業 (企画力ないが故に陥る)勿体無い話です
それで馬力かけても、人海術の人×工数ですから、企画段階でのCAEは実現しません
コツコツ作業する間に 企画段階を過ぎ、リソースを投入した段階に至ってしまいます

努力するほど、企画段階で活用いう CAEの理想が遠のきます  
人が操作する分を 極限まで最小化 努力不要化が、解消には不可欠ですが、

専門家が強い世界は、コスト・工数・時間削減いう 企業側の肝心な要望に無頓着
逆に、V&Vのように人×工数必須 スパコンみたいに投資増大化 
そんな流儀が幅を利かせます、
工数増えると、人員・ポストが増えて、嬉しかったりします

民間の基本は、最小の人・投資で 成果は最大ですので、逆走に十分注意
無責任・利権的・保身的・コスト&時間感覚欠落 等の悪い専門気質には重々注意です

技術面では、CAD⇒CAEは、相性悪 CAD単品すら、形状等、自在可変でなく
企画段階でのCAEには、作業をコンピュータソフト(アプリケーション)に実施させる、
アイデアが不可欠です 技術面は、他にも連続体力学の欠陥等 色々あり、簡単でありません

勉強は必要であるにせよ 特に設計は、スピードが重要
勉強や使いこなしを頑張れば、前段階評価できる=端的に間違い
出来ないのは 教育・人材不足が原因 そんな勘違いが多いです または
時間・工数必須な点に無頓着だったり 複雑な問題を想定していなかったりします 
必要なのは仕掛&仕組&企画&構築力
2倍3倍の類でない 劇的効率向上が、総意工夫により可能なのが、ソフトの世界です
また、CADやCAEソフトで頑張って 出来る限界は、理解しておく必要ありです

設計支援の場合、企画段階でのCAEが必須  技術力を分けます

企画段階は、企画・マーケ部門などからの方針を元に
ニーズに基づき 寸法・部品レイアウト等、次期商品の、方向性を検討する段階です

市場ニーズ コスト 安全性 組立性 耐久など諸性能 横展開 デザイン
スケジュール  製品出す/出さない 等
  色々考慮して方針を決めます

企画段階で、下記が できる/できない 製品開発力の差となります
下流ならば、出来て当前 その段階では遅いいう
 
1)企画段階で CAEを行なう 緻密なCAEが出来ると有利
2)企画会議で 各種の設計プランに対し CAEで確度高い分析データが出せる
3)それを、皆が、理解する

CAEは 3)の効果が、かなり大きいと感じます メカ系は、見れば かなり判りますので
設計案:解析結果(分析結果)     
参照することで
 若手でも、ベテラン数十年分の経験が可能 (少し大袈裟か?)
 部外者も、理解可能

そんな効果があります   
企画段階で、細かい箇所の問題点や、重要事項が的確に把握できると、
企画会議も熱が入り、開発関係者も気合が入ってきます


ツールが良ければ、企画段階のCAEは、楽しいものでもあります
設計技術者が、想像的に色々、取組めるのがその段階です

企画構想が、決まれば、後は誰がやっても一緒 (それが理想)
設計は、そんなもので、意外に、個人技が嫌われる世界です
実際は、加工・組立性の工夫や 材料低減 特許(回避) 
創意工夫&技量を要する部分は沢山あります  
社内ルールで決まっている部分 そうでない部分 色々です


企画構想決定後は、社内ルールで設計が決定され、
(明白な社内ルールあり=少数派、適当に旧設計踏襲が大半思いますが…)
個人スキルに頼る部分が、少ない方が、品質安定
開発速度も速く、効率良くなります
(それは皆でガツガツ仕事いう ブラック体質?)

優秀な人が優秀な成果(設計) 大学はそれでOKですが
(上流より下は) 商品設計が、設計者任せ・設計者次第だと、品質が安定しない問題あり
ノウハウ共有的チームプレー重視  日本製が優秀なのは、そこら当たりと思いますが