眼瞼の痛みの整体治療 | 【大阪】 ジャパン・ヘルスサイエンス専門学院         JHSC整体治療室 = 整体コラム / 心のコラム

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10年以上前から続く、眼瞼の痛みの整体治療

4診目で改善した症例の解説です。

患者Mさん=38才-女性-無職の症例


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①    Mさんの病歴・・・
患者Mさんは心窩部痛子宮筋腫・子宮腺筋症/外陰部痛で来院されてしましたが、10年以上前から左の上眼瞼内側付近に原因不明の痛みがあるので、これも併せて治療する事になりました。

 



②    Mさんの診察
【眼瞼の痛みの診察所見】
・痛む部位は左眉毛の内端部位で、1円玉より少し小さめの広さだそうです。20代から慢性的な後頚部痛もあり、それが酷くなると眼瞼痛も強くなるそうです。眼科医の検査では、特段の異常は無いそうです。後頚部痛については時おり接骨院でマッサージをしていたそうですが、その時だけ楽になるそうです。吐き気やめまいは無いそうです。
・眼瞼下垂、あるいは発赤や腫脹などの所見はありませんでした。頸部~頬部のリンパ節腫脹はありませんでした。
・眼球は正中にあり、瞳孔に左右差は無く、円形でした。
・頸椎のサブラクセーションは特にありませんでした。


【心窩部痛の診察所見】
・Mさんの身長は157cmで、体重は40kgですが、20代の頃は45kgをキープしていたそうです。
・直近の胃カメラや大腸の内視鏡検査での異常は無く、血液検査でも異常は無かったそうです。ただ、10年前に消化器内科での大腸内視鏡検査で「胃下垂」との指摘を受けているそうです。
・血圧は110/85mmHgだそうです。
・痛む部位は心窩部の持続性の鈍痛で、痛みは食後に強くなるそうです。
・胸やけやゲップは時折ある程度で、食欲も普通だそうですが、食後すぐに膨満感が強くなるので、量は多くは食べられないそうです。膨満する部位は下腹部だそうです。
・月経周期は28日で、月経期間は7日だそうです。生理痛は強く、下腹部が持続性に痛むそうです。月経が近づくと乳房が張ってかなり痛くなるそうです。毎回月経血は非常に多く、月経開始日から3~4日はドローっとした塊状のレバー様経血が何度も出るそうです。
・排卵痛はたまにしか無いそうですが、排卵出血が半年ほど前からあり、出血は3日程度続くそうです。
・多発性子宮筋腫および子宮腺筋症の指摘を受け、子宮粘膜下と子宮筋層に最大3cmの筋腫が10個以上あるそうです。子宮は前傾後屈しているそうです。
・排便は毎日あるそうですが、ほとんど下痢or軟便で、時おり便が水の上に浮くことがあるそうです。
・初診来院時、某病院の検査CDを持参されていて、その画像を確認すると胃は正常位置にあり、下垂はしていませんでした。子宮は「玉ねぎ」の様に丸く大きく肥大し、子宮底がヤコビー線付近まで上昇していました。円形の筋腫像が10個前後散在して見えました。
・腹部聴診上、血管雑音は聴取されず、グル音はやや減弱して聴取されました。
・腹部触診上、左肋骨弓下縁と右季肋部に著明な緊張と圧痛があり、また下腹部全般に巨大化した子宮と思われる腫瘤が触診できました。左右の恥骨結節深部にドロッとした触感があり、その奥に著明な硬結がありました。
・改めて詳細にお聞きすると、右季肋部も心窩部と同様の鈍痛があるそうです。また、胃カメラの検査を受けた時に「胃潰瘍の痕」の存在を指摘されたことがあるそうです。

 



➂ 治療目標と整体治療
  ⑴    眼窩内圧を下げる
  ⑵    大後頭神経の絞扼を解放する

・静脈還流促進テクテクニック
・翼突筋静脈叢解放テクニック
・大後頭神経解放テクニック

 

 




④    経過と結果・・・
・3診目来院時、後頚部痛が楽になり、眼瞼痛も生じなくなっているそうです。


・4診目来院時、月経の時一日だけ痛むことがあったそうですが、それ以降、主訴の心窩部痛子宮筋腫・子宮腺筋症/外陰部痛の治療が終了する13診目まで、眼瞼痛と後頚部痛は生じなかったので、本件の治療も終了することにしました。

 





⑤     今回の症例の概説、、、
・Mさんの左眼瞼部の痛む部位は、概ね三叉神経の枝である滑車上神経の支配領域と思われますが、それとは別に、時おり後頚部から出て頭頂を通り眼瞼方向に伸びる大後頭神経が眼瞼部にまで到達する事があり、その際には大後頭神経の絞扼神経障害が生じると眼瞼部の痛みとして自覚する事があります。

 

 

 


 

 

・滑車上神経は眼窩内を通り、大後頭神経はC1、C2から出て僧帽筋付着部を貫通して頭頂~眼瞼方向に向かいますから、両方の神経の絞扼性神経障害の可能性を考え、前者では眼窩内圧を下げる方向で、後者では大後頭神経の貫通部である僧帽筋付着部の緊張を緩和する整体治療を施術することにしました。


・結果的にこの治療目標で早期に著効が出ましたので、概ねこの仮説で妥当であったのでは、と思われます。

 

 

 

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