40年に及ぶ花粉症(アレルギー性鼻炎)の整体治療…3週目でほぼ全快 | 【大阪】 ジャパン・ヘルスサイエンス専門学院         JHSC整体治療室 = 整体コラム / 心のコラム

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3週目でほぼ全快!!   

40年に及ぶ花粉症(アレルギー性鼻炎)の整体治療
患者Sさん=58才-男性

アレルギーの三大要因の「肥満細胞からのヒスタミン分泌」と「Bリンパ球からのIg-E産生」を抑制する整体治療で、花粉症を解消した症例の解説です。

 

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 はじめに・・・花粉症=Ⅰ型アレルギーとは
・本文でも説明していますが、花粉症などのⅠ型アレルギーは下記の三つが全部そろうと発症します。
  ⅰ スギ花粉などのアレルゲンの存在
  ⅱ そのアレルゲンに対応するBリンパ球(プラズマ細胞)による抗体(Ig-E)の過剰分泌
  ⅲ 肥満細胞(マスト細胞)の組織への遊離

従って上記ⅰ、ⅱ、ⅲのうち、どれか一つでも解消すれば、アレルギーは生じません。

 

 

・当院では下記の二つの整体テクニックで、ⅱとⅲについて対応しています。

⑴ 消化管平滑筋テクニック

  人体でリンパ節が一番多い小腸に残留便が過剰に蓄積しているとBリンパ球・他が増殖し、Ig-E抗体を過剰に産生する危険性があるので、それを緩和する整体手技です。

⑵ 頚部交感神経緩和テクニック

  このテクニックは、血管内皮に待機・密集している肥満細胞が鼻腔に遊離しない様にする整体手技ですから、アレルゲンやIg-E抗体との接触を断つことが出来き、アレルギー体質からの脱却を図ることが出来ます。

・上記テクニックは、想像以上に効果があります。その症例としてSさんの「40年来の花粉症治療例」を紹介します。

 

 

不明な点やご質問は当院お問い合わせHPか、お電話 (06-6180-6880) にてご相談ください。
それでは、長文ですが、よろしくお読みください。                  

 

 

 

 

① Sさんの病歴・・・
患者Sさんの花粉症デビューは18才の時だったそうです。以来、40年間花粉症に悩まされていました。西洋医学的な治療はもちろんの事、漢方を始め様々な花粉症の治療を試みられていましたが、どれもイマイチで、例えば「ある乳酸菌のサプリメントが良い」いう事でそれを3年間服用されていたそうですが、結局効果が全く無かったそうです。最初のうちは(20代)スギ花粉のシーズンである2月から4月くらいまでだったそうですが、50才を超える頃から次第に悪化していき、今ではほぼ1年を通じて花粉症状態で、薬を服用していても就寝中に鼻閉による呼吸困難により3度4度と目が覚めるほどで、「夜、何度も目が覚めるのが一番つらいです」と、悩まれていました。

 

 

② Sさんの診察
・血圧は上が130-140mmHgだそうです。
・今まで特段の既往歴はなく、血液検査で異常を指摘されたことも無いそうです。
・他のアレルギー症状は無いそうです。
・胸部聴診上、呼吸音や血管音・心音に異常はありませんでした。
・胸部打診上、清音が全般的に聴取出来ました。
・腹部聴診上、血管雑音はありませんでした。グル音は弱く聴取出来ました。
・腹部触診上、腫瘤感、抵抗感はありませんでした。肝脾腫はありませんでした。しかし、腹部全般的に消化管平滑筋の緊張と圧痛がありました。
・前後左右の頚部の筋肉群が全般的に緊張していました。
・便通は毎日あるそうです。

 

 

③ 治療目標と整体治療
    ⑴ 頸部交感神経幹の緊張を緩和し、肥満細胞の遊離を低減させる
    ⑵ 残留便の排泄を促進させ、バイエル板・小腸リンパ節の機能異常を回復させる

・頚部交感神経緩和テクニック
・消化管平滑筋テクニック

 

 

 

④ 経過と結果・・・
・治療開始後2週間目で鼻閉などの花粉症症状が激減し、就寝中に鼻閉で途中覚醒する事も無くなったそうです。
・3週目には、薬を服用しなくても日中-就寝中を通じて花粉症状は発現しなくなり、「今までの1-2割程度に改善しています。40年間花粉で悩んできて、一生このままか、、、とあきらめていましたが、今は夢のようです。」と仰って、ビックリするとともに大変喜んでおられました。

 

 

 

⑤  今回の症例の概説、、、
・毎度説明する事ですが、花粉症などのⅠ型アレルギーは下記の三つの構成要件が必要です。
  ⅰ スギ花粉などのアレルゲンの存在
  ⅱ そのアレルゲンに対応する抗体(Ig-E)の過剰分泌
  ⅲ 肥満細胞(マスト細胞)の組織への遊離

 


・上記ⅰ~ⅲの内、どれか一つでも阻止-低減させる事が出来ればⅠ型アレルギー(☚花粉症など)は発症しません。
とは言え、ⅰのアレルゲンをゼロにする事は現実的に難しいですし、我々治療家の仕事ではありません。従って我々はⅱかⅲを阻止できれば、その患者さんのアレルギー症状を治癒あるいは軽減する事が出来ます。


・そこで我々整体師的には、ⅱのアレルゲン(スギ花粉)に対応する抗体(Ig-E)を減少させる為に⑵の
残留便の排泄を促進させ、バイエル板・小腸リンパ節の機能異常を回復させる
を治療目標とし、その為の最適の整体テクニック(☚主に
消化管平滑筋テクニック等)を施術します。しかしこれが効果発現するには少し時間が必要です。Sさんについては整体治療開始後3週目でほぼ全快ですから、上記の結果による改善とは考えにくいと思います。

 


・これに対して⑴の
頸部交感神経幹の緊張を緩和し、肥満細胞の遊離を低減させる
目的の為に施術する
頚部交感神経緩和テクニック」 
は、比較的短期間で目的を達成できることが数多くあります。

「患者Mさん=41才-女性の症例」=花粉症治療…花粉シーズン直前に始めた花粉症(アレルギー性鼻炎)の整体治療 参照  

これで頚部交感神経の刺激が減る事で上記「ⅲ 肥満細胞の組織への遊離」を即時的に遮断し、アレルゲンとIg-Eとの接触を減らす事でⅠ型アレルギー反応を抑え、花粉症状を解消する事が出来るのでは、と考えます。

 


・ただ、長期的にはスギ花粉に対するIg-E抗体を減らしていき、アトピー体質から完全に脱却していく為に、「残留便の排泄を促進させ、バイエル板・小腸リンパ節の機能異常を回復させる=消化管平滑筋テクニック・他」を継続的に施術していく事が、大切なことだと思います。

 

 


注1)-肥満細胞とⅠ型アレルギー
肥満細胞はその中に「ヒスタミン」などの炎症物質を含んでいる細胞です。主に血管内壁に付着していますが、神経的あるいはサイトカイン的な刺激で血管内皮から遊離して、例えば鼻粘膜などの各組織に浸入します。そこでスギ花粉などのアレルゲンと結合したIg-E抗体と反応すると先述のヒスタミンが分泌され、同部でアレルギー反応が誘発されます。ですから「頸部交感神経幹の緊張を緩和し、肥満細胞の遊離を低減させる(頚部交感神経緩和テクニック)」ことで神経的な肥満細胞の遊離を阻止する事が出来、それがアトピー体質の改善につながるのでは、と考えます。

 

 

 

注2)-Ig-E抗体とBリンパ球(プラズマ細胞)
花粉に反応するIg-E抗体はBリンパ球と呼ばれる白血球の仲間が生成-分泌しますが、これは全身のリンパ節内で生成されます。ところでそのリンパ節が一番大量に在る人体の部位が「小腸」です。それは腸内細菌の体内への侵入を防ぐ「税関」としての役目柄、当然のことだと思います。従って、その小腸でBリンパ球が大量に生成される状態=例えば残留便過剰状態(☚腸内細菌過剰状態)=になれば必然的にBリンパ球も反応性に自然に増加し、Ig-E抗体が大量に生成される可能性が高まります。その増加したBリンパ球が、本来抗原でないはずのスギなどの花粉を抗原として誤って認識し(交差免役応答的)、Ig-Eの過剰分泌(アレルギー体質)につながるのでは、と考えられます。ですから、上記に掲げる「残留便の排泄を促進させ、バイエル板・小腸リンパ節の機能異常を回復させる(☚主に消化管平滑筋テクニック等)」でBリンパ球を減少させ、以ってIg-Eを減らす事で、アトピー体質の改善につながるのでは、と考えます。

 

 

 

 

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上記解説文で不明な点やご質問は当院お問い合わせHPか、お電話 (06-6180-6880) にてご相談ください。
それではお大事にしてください。

 

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