生理痛、子宮後屈=性感染症後遺症(クラミジア)の整体治療例 | 【大阪】 ジャパン・ヘルスサイエンス専門学院         JHSC整体治療室 = 整体コラム / 心のコラム

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生理痛、子宮後屈=性感染症後遺症(クラミジア)の整体治療例 

《主訴=左下腹部~鼠径部にかけての痛み、腰痛、生理痛及び子宮内膜症の合併?》
※患者Fさん-女性-34才-会社員

 

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① 病歴

・左下腹部から鼠径部の痛みを主訴として来院されたFさんは「クラミジア」に感染し、某婦人科にて抗菌剤を処方され、それは完治していた。

しかしダグラス窩(直腸子宮窩)の癒着とS字結腸と左骨盤の癒着が残存し、その影響で子宮がほぼ直立に立っている状態である(本来子宮は前傾前屈しているのが正常位)。さらに左卵巣も硬くなっている、と婦人科医よりの説明を受けている。

・生理痛も左下腹部と会陰部の疼痛が強く、腰痛も起こる事が多い。中間痛(排卵痛)は半年前から、左下腹部を中心に痛くなるようになってきた。

・現在、同病院にて漢方薬の治療を受けているが、芳しくないので、当整体治療室のHPを見て来院された。

 

 

 

② 診察

・問診では、月経周期は28~30日で月経期間は平均5日、不正出血はなく、最終月経は11日前とのこと。帯下(オリモノ)はクラミジア感染時にはあったが、現在は無い。

血圧は90-60でやや貧血気味との事。月経血は多い方だと感じているが、正確な検査はしたことが無い。

普段は2-3日程度の便秘気味だが、月経になると排尿痛と排便痛があり、やや軟便の下痢傾向になる。

・結膜はやや白く、貧血傾向を裏付けていると思われる。視診ではその他の所見は認められなかった。

・聴診では血管雑音は認めらなかった。グル音は全般的に弱くて低調であったが、下行結腸からS字結腸にかけてのグル音は高調で強くかつ頻繁に聴取された。

・打診では上腹部全般が鼓音でそれより下位では濁音と鼓音が適度に混じっている感じであった。

・触診では左下腹部に著明な緊張と圧痛が認められ、左ASIS部-鼠径部とS字結腸の間は緊張して指が入らない状態(☚癒着?)。筋性防御は認められなかった。

子宮底はかすかに触診できたが、やはりやや左に寄っていて、可動性が全く認められなかった。

・その他、めだった腫瘤や抵抗感-圧痛は認められなかった。

 

 

 

③ 整体テクニックと結果

   ★ダグラス窩の癒着の剥離テクニック(JHSCオリジナルテクニック)

   ★S字結腸の癒着の剥離テクニック(オステオバシー)

   ★下行結腸-S字結腸の平滑筋テクニック(JHSCオリジナルテクニック)

   ★卵巣と卵管を接近させるテクニック(JHSCオリジナルテクニック)

   ★門脈の血液循環促進テクニック(JHSCオリジナルテクニック)

   ★肝臓の内臓整体(オステオバシー)

   ★胃-腸の蠕動運動亢進テクニック(JHSCオリジナルテクニック)

 

・治療直後、左下腹部から鼠径部にかけての緊張と痛みは大幅に改善した。子宮底もほぼ中央に復していた。しかし正確には婦人科医の診察が必要である事をFさんに説明しておいた。

 

・一週間後に同様の治療をして、次回月経時の状況を報告してもらう事にした。

 

・月経が終了した2週間後に来院してもらい生理痛の状況を報告してもらうと、ピーク時の30%程度まで軽減していたそうで、特に会陰部の疼痛は軽くなっていた、との事であった。

Fさん的にはほぼ満足のいく結果との事で、後2-3回の経過観察的な整体をする事で、とりあえず今回の整体治療は終了する事にした。

 

 

 

④ 概説

・とりあえず上記の整体テクニックは、主訴の原因となっていると考えられるダクラス窩の癒着、左骨盤と子宮の癒着を剥がす目的、及び左方に直立位に位置している子宮を正常位に復する目的であったが、結果的に生理痛が30%程度にまで軽減していたので、それなりの効果はあったと考える。

完全な癒着でないのであれば、物理的な内臓整体はこの様なケースで効果的な治療法だと考える。

 

 

 

・ただ、左下腹部痛についてはクラミジア感染だけでなく、中間痛及び月経開始時の排便痛-排尿痛-下痢がある事から「子宮内膜症」も影響している可能性もある。さらに下行結腸のスパズムもしかりである。これには「下行結腸-S字結腸の平滑筋テクニック」で対応しておいた。

 

・子宮の直立位の回復については、触診ではほぼ中央に触感があったが、先述のように専門医の診察が必要である。

 

・卵巣の触感は軟らかくなった感触があったが、硬結が回復したか否かは不明。これも専門医の診察が必要。

 

 

 

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