私は毎日が楽しい。

そして明日を待ち遠しく思っている。

 

それは至って簡単な方法で誰でも出来る。

 

その方法は毎日の楽しみを作る事。

 

私の場合、先ず朝の楽しみから作って行く。

 

ラーメン好きの私は、朝食はラーメン。

そのラーメンはカップ麺ではなく生麵。

 

お気に入りなのは日清の「行列のできる店のラーメン」シリーズ。

 

毎日異なるラーメンを作り、色々な味を楽しんでいる。

 

日清以外でも美味しそうなラーメンを見掛けると、とりあえず買って味を確かめる。

 

美味しければローテーション入り。

 

具材とかもいろいろ楽しむ。

 

明日の予定は「岐阜タンメン」.。

これを正規の作り方ではなく、日清のチャンポンと同じ作り方で作る。

 

中華鍋で野菜を炒め、そこに水を入れて一煮立ち。

そこに面を入れて40秒茹でたらスープを入れて出来上がり。

 

この作り方だとスープにとろみが付き、面に絡むので好きだ。

 

明後日は「喜多方ラーメン」、明々後日はラーメンではなく「味噌煮込みうどん」これに海老天と卵をトッピング。

 

その翌日は「来来亭ラーメン」、その翌日は「山頭火ラーメン」。

 

これが今週一週間の予定だ。

 

朝の楽しみは食事だけではない。

毎朝30分だけゲームをする。

 

今は「プリコネ」をやっているのだが、毎朝5時にリセットされるので毎朝5時に起きてゲームをする。

ゲームと言っても育成なので、30分もすれば終わる。

 

ゲームが終われば部屋の植物の状態を見ながら葉水をし、録画していた深夜アニメを見て、6時20分頃から朝食を作り6時50分に家を出る。

 

それが私の毎朝のルーティーン。

 

調査の仕事はコロナで休業中なので、仕事はもっぱら建設業。

 

その中でも楽しみを作っている。

 

自分なりの目標と出来栄えを設定し、それをクリアーする事を目指すのだが、音楽も忘れない。

常に片耳イヤホンで好きな曲を聴きながら作業する。

 

気分が乗ってくれば歌いながら仕事をし、歌手の振り付けしながら作業する事も有る。

 

なので、仕事はいつもノリノリ。

 

10時と3時の休憩は他の業者とのコミュニケーションに花を咲かせ、昼休憩は30分ニュースを読み、30分昼寝。

 

仕事を楽しくするポイントは二つ、嫌な事があっても考えない事、そしてゴールを見ず目の前に事に集中する事。

 

人は嫌な事があるとその事ばかり考える様になる。

そうなれば仕事自体が嫌に思えて来る。

 

そんな時は楽しい事だけ意識的に思い出すようにして、嫌な事が頭を過っても無理にでも別の楽しい事を考える。

それを癖にする。

 

人の意識はルビンの壷。

壷を見ようとすれば顔は見えなくなり、顔を見ようとすれば壷が見えなくなる。

嫌な事を見ようとすれば楽しい事など見えなくなり嫌な事しか見えなくなる。

逆に楽しい事を見ようとすれば嫌な事は見えなくなり、楽しい事だけ見えて来る。

なので、嫌な事に目が行きそうになったら、無理にでも楽しい事に目を向けてやれば良い。

 

 

ゴールを見るのは最初と仕事終わりだけ。

最初にゴールを見て、そこまでの道程を日割りで計算し、一日当たりの仕事量を算出する。

そして、取り合えずやって見る。

 

一度やれば日割りの仕事量をこなせるか否かの見当が付く。

日割りの仕事量がこなせるのであれば、日々淡々とその日の仕事をこなして行くだけ。

こなせない場合、責任者に「無理っぽい」と伝える。

伝えて置けば責任者は人手を増やすなどの対応が取れる。

 

そして日々の仕事量をこなす過程で色々試してみる。

こうした方が早いのでは、こうした方が出来栄えが良いのでは?と色々試しながら仕事をする。

その試行錯誤する時間が私には楽しい。

 

そして試行錯誤を重ねているうちに仕事のペースは上がり、気が付いたらゴールは目の前。

これのポイントは一日の目標ではなく休憩迄の小さな目標を決める事だ。

 

次に休憩迄に、ここまでやろうと決めて仕事に取り掛かる。

その時、自分の力量が分かってなければ無理な目標になるので要注意。

 

私は、自分の力量の7割程度を目標にして、常に3割程度の余力を残している。

目標に達しなければ休憩時間を削ってでも目標を達成し、休憩時間前に達成すれば休憩時間前でも休憩に入る。

この3割の余力と言うのは、最初の段階での数字なので、試行錯誤を繰り返してスピードUPして行けば5割程度の余力になる。

 

その日の疲れはその日の内に取れなければ、疲労は蓄積されてしまう。

 

余力は疲労を回復させる為にも必要で、疲労が蓄積されれば作業効率が悪くなり作業スピードが落ちる。

余力を残した仕事の方は効率が良く作業スピードが速くなる。

 

作業スピードが速ければのんびり仕事をしていても文句や嫌味は言われないので、仕事場で嫌な思いをする事は少ないが、疲れを残して作業スピードが遅くなれば、色々と言われる事になり仕事場で嫌な思いをする事が多くなる。

 

私の場合、残業しない宣言と15分前定時宣言を管理者に言ってある。

それが嫌なら私以外の人を呼べとも言っているが、それでもご指名で仕事の依頼が入るので結構楽だ。

 

その指名の理由が日々の試行錯誤にある。

他所の業者を頼んでも二人でも私の仕事量に及ばないとか。

監督や他所の業者から、その業者に対する愚痴を結構聞かされている。

 

つまり私にとっての試行錯誤は、建築で建物を作りながら自分を磨く事であり、自分を磨けば世界が変わると言う事でもある。

 

そうして自分を磨いて認められる事も楽しみの一つだが、これは長期的な楽しみである。

 

短期的な楽しみとしては、休憩時間までの目標の達成感、そして出来栄えに対する達成感が日々の仕事に対する楽しみとなり、その達成感に浸る時間が現場の定時と私の定時の差の15分である。

 

その15分の間に、あそこをああしたらどうなのだろう?こうしたらどうか?と翌日の試行錯誤のネタを考える。

 

そして、帰途に就いたら仕事の事は一切考えないので、家では仕事の話は一切しない。

 

帰途に考える事と言えば、夕食のメニューである。

今日は何を作ろうか? 素材は何を使おうか?

例えば麻婆豆腐にシーフードを入れたら美味しいだろうか?

そんな事を考えながら車を運転し、材料押し入れて帰り、帰ると同時に料理に入る。

 

これも試行錯誤の連続。

 

冷凍シーフードをそのまま入れたら水っぽくて生臭くてゲロ不味だった。

次には解凍させて水切りをしたら結構美味かった。

しかし、丸美屋の麻婆豆腐の元を使うとどうしても水っぽくなる。

 

一から作ると時間が掛かるので、麻婆豆腐の素は時間短縮には欠かせない。

ならば、別のメーカーと言う手もあるのだが、先ずは丸美屋を制覇したい。

 

そこで次に試したのが、豆腐の水切り。

切った豆腐をボールに入れて、その上に皿を被せて重量を掛ける。

すると豆腐から水が出て来るので、その水を捨てる。

 

そうして豆腐の水切りをして作ると、味がワンランク上がった。

肉は豚や合挽を試したがやはり豚が良い。

合挽だと油が多く、少し甘くなる。

 

その他にも豆板醤を増したり、名古屋の赤みそを入れたり、色々と味を追求している。

世の主婦はレシピサイトを見るらしいが、私は色々と自分で考えて、失敗もするからこそ楽しいと思う。

言い換えれば、失敗があるからこそ、成功が楽しく思える訳だ。

 

料理の後は、入浴と洗濯。

洗濯機に服を放り込み、同時に風呂を沸かす。

 

入浴時間は至福の一時。

この入浴も、色々な入浴剤を試したりするのだが、最近はもっぱら炭酸ガス系の入浴剤を使って疲れを取っている。

 

風呂から出る頃には洗濯が終了しているので、洗濯物を干したら録画して置いたワイドショーを猫と戯れながら2倍速で見る。

 

それが終われば、アニメタイム。

当然猫と戯れながらのアニメタイムである。

 

このアニメタイムが日によって、植物への水やりタイムになったり、ネットになったり、色々な工作の時間になったりする。

そして12時に寝床へ入り、一日が終わる。

 

休日は屋上菜園での作業が待っている。

この屋上菜園も、試行錯誤の連続だ。

 

苺のうどん粉病対策で、色々な薬を試したり、竹酢液を色々な希釈で試したり、紫外線を使ったりと色々試している。

その他にも土の配合、害虫の対処、肥料の工夫、日当たりの工夫など、試行錯誤する事は山ほどある。

 

植物の試行錯誤は直ぐに効果が分からないので、最低1週間単位での観察になり、これが翌週への楽しみとなる。

そして、その延長で収穫の楽しみから、収穫後の次に作物の植え付けの計画やらで、一年の楽しみの予定が詰まっている。

 

こうして試行錯誤に楽しみを見出して生きていると、他人に左右される事無く、毎日をとても楽しく過ごせる。