原題:Aladdin(2019年)
評価:★★★★★
【STORY】
貧しいながらもダイヤモンドの心を持ち、本当の自分にふさわしい居場所を模索する青年のアラジン(メナ・マスード)は、自由になりたいと願う王女のジャスミン(ナオミ・スコット)と、三つの願いをかなえてくれるランプの魔人ジーニー(ウィル・スミス)に出会う。アラジンとジャスミンは、身分の差がありながらも少しずつ惹(ひ)かれ合う。二人を見守るジーニーは、ランプから解放されたいと思っていた。(シネマトゥデイ)
【CAST】
メナ・マスード
ナオミ・スコット
ウィル・スミス
マーワン・ケンザリ
ナヴィド・ネガーバン
ナシム・ペドラド
etc,,,
『千夜一夜物語』の『アラジンと魔法のランプ』に基づき1992年に制作されたディズニーの長編アニメーション映画作品『アラジン』を実写リメイク化したファンタジー。
青年アラジンと王女ジャスミンの身分違いの恋と、魔法のランプに関わる冒険が描かれる。
監督は『シャーロック・ホームズ』シリーズなどのガイ・リッチー。メナ・マスードがアラジン、『パワーレンジャー』などのナオミ・スコットがジャスミン、『メン・イン・ブラック』シリーズや『幸せのちから』などのウィル・スミスがランプの魔人を演じる。
日本語吹き替え版では、アラジンの声を俳優の中村倫也、ジャスミンの声をミュージカル女優の木下晴香、ジーニーの声をアニメ版でも同じみ山寺宏一が務める。
早く観たいって思っていてやっと観に行けたのですが、知らぬ間に映画の料金が値上がりしていたことに驚き!上がるなんて知らなかった(汗)
ジニー演じるウィル・スミスが真っ青な姿になっているイメージが公開された当初のざわつきが記憶に鮮明なんですが、なんかだんだん違和感なくなってくる不思議。“Friend Like Me”のところはめまぐるしすぎてウィル・スミスジーニーのパンチすごかったけど。笑
同じ楽曲でもちょっと変えるだけで雰囲気もずいぶん変わるものだけど、ヒップホップ調の“Friend Like Me”は今どきでなんかこれはこれで良いなって思った。
アラジンを務めたエジプト生まれのカナダ人メナ・マスード、めっちゃイケメンでした!!歌もうまければダンスもキレキレで、“一足お先に”を歌ってる場面の華麗な動きも素敵でした!
それとお馴染みの楽曲に加えて今回新たにジャスミン演じるナオミ・スコットによって歌われる“Speechless(心の声)”という曲がとっても良かった!この歌が力強く歌われる終盤シーンで一気に涙腺崩壊。ただ耐え忍ぶのではなく、声をあげて立ち向かう強さが素敵だった。
アバブア王国を地図で教えるところでディズニーランド的なのが出てきて遊び心ある~。
てかイアーゴがジャファーの魔術ででっかい化けもんみたいな鳥になって追いかけてくるところ怖すぎね。絨毯で必死に逃げるところはアトラクション体験しているみたいでした。
内容はアニメーションとだいたい同じだけどところどころ変わっていて、現代に合わせたんだなって。女性が国を治めるなんてっていう場面があるけどそういうのもう古いよねって言ってるようでした。ラストもハッピーエンドで感動!
これまでに『マレフィセント』『シンデレラ』『美女と野獣』と実写を製作してきたディズニーですが、これもさすがな出来で楽しかったです。これからの実写にも期待!