Almsgiving of Venus 【第38弾】 | じゃすとどぅーいっと!

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ヨノナカニヒトノクルコソウレシケレトハイフモノノオマエデハナシ


sayakaさん!ありがとうございまっす!



遅ればせながら・・・ですが、去年のクリスマスイベントの時にいただいたものをご紹介させていただこうと思いますw


sayakaさんは、もうほんとに・・・ね?←ナニ

イベントの度に色々とプレゼントしてくださって・・・ほんとにありがとうございますです(ノДT)


今回も、素敵な挿絵付き小説をいただいたのですが、何て言うか・・・

ちょっとあまりにもプライベートな映像なので(←え)公開してもいいものかどうか迷いましたwww←(馬)


ま、まぁ兎に角ニヤニヤをお裾分けできればいいかなと思いますw

では、早速!


++++++++


逢いたくて



  今や 宇宙では 沢山の船が行き交っていた


その中の一隻 快援隊




「陸奥  まだ仕事は 終わらんのかいのぅ・・・」


「そうやって 先刻から 無駄口ばかり叩いておるから終わらんのじゃ」


「ワシは早よぉ 地球へ戻りたいきィ」


「だったら 口動かさんで 手動かせ」


「・・・・」



この船の船長 坂本は 地球の方を向くと


「もうすぐ 帰るきィ 待っちょるだがよ」


と叫んだ




「はぁ・・・」


(あいつに逢いたいのは わかるが・・・ 先に仕事片付けてくれ)



坂本の右腕の陸奥は 途方に暮れていた





数週間後


 坂本は やっと仕事が一段落着き 地球へ戻って来られた


いの一番に 恋人の元へ向かおうとしていたのだが・・・



ある人物に捕まってしまった




「おお  いい所に居た! 坂本 お前も一緒に来い」


「? 金時 どうしただがぁ?」


「金時じゃねーよ  いい加減 人の名前覚えろ むかっ



「これから 高杉と会うのだが…」


「桂 浮かぬ顔して どうしただが」


「俺と銀時じゃ・・・ どうしても場が凍りついてしまってな」


「だから坂本 お前も一緒に来い」


「しかし・・・ ワシは 今から乃亜のとこに・・・」


「ぁぁ・・・あとあと!!  まずは こっちに来い」






坂本は 強引に銀時達に連れ去られてしまった



料亭へと着いた 坂本達


ある部屋の一室へ 入って行くと


もう すでに中で 高杉が待っていた



「高杉 もう先に着いていたか」


「・・・・」


「相変わらず 無愛想な顔(ツラ)だな」




高杉は 黙ったまま こちらを睨んでいる



「まぁまぁ  久しぶりにみんな 会っただがよ 楽しくやるぜよ」



「茶番はいい・・・ 早く用件を言え」


「何だ その態度 むかっ


「銀時 ここでもめるな  これでは話が始められんではないか」


「俺のせいかよ むかっ



睨み合う 銀時と桂



「まぁまぁ」


なだめる坂本



「おっ! 晋助  一杯やってただか


  金時 ワシらも 飲もうではないか」


「おう」


(飲まずにいられるか)



4人は 酒を飲みながら話し出す





「だから あのシーンでは もっと俺を映すべきだ」


「何言ってんだ  主人公は俺だ!


俺が映ってりゃ それでいい」



「フン・・・ お前らの出番なんて いらねーんだよ」


「さっさと 俺に殺られろ」



「誰が殺られるか」



みんなは 酒を飲むペースが上がってくる



「ええのぅ ワシにも 出番くれだが」


「新紅桜編に お前の出番はない」


「今から 作るだがよ なぁ・・・製作者さん」



坂本は こちらを覗き込み話している




「いやいや・・・ 銀さんがかっこよければ それでいいのよ」


「みんな 銀さんを見に来てね」



銀時も こちらを見て話していた



「お主ら 誰に向かって話してるんだか・・・」


「バーロー(バカ野郎)  皆さんにお願いしてんだよ」



「そうか・・・」


桂も こちらを覗き込むと


「見どころは 俺のかっこいい短髪姿だぞ」





「そこじゃねーだろォォォ」



銀時と桂が もめている間



高杉が こちらを見て



「お前ら・・・わかってんだろうな」


と睨みを効かす




「晋助  視聴者を脅すではないきィ  アハハハ」





元々 何の集まりだったのか  グダグダなまま集会は過ぎていった






その頃  乃亜は


買い物を済ませて 家へ戻ろうとしていた



しかし 帰り際



道端に倒れこんでいる人を見つける



「あの・・・ 大丈夫ですか?」


倒れている男は 乃亜の顔をチラッと見たが そのまま黙り込んでいる


「どこか 具合でも悪いんじゃ・・・」



男の様子を よく見てみると


腹に手を当て 苦しんでいるようだった



「救急車 呼びましょうか」


「やめろ・・・」


「えっ?」


「昔の古傷が痛んでいるだけじゃ  病院へ行くまでもない」



「・・・本当に大丈夫ですか」


「ああ」



男は 大丈夫と頷きはしたが その場から動こうとはしなかった



「あの・・・ 私の肩につかまって下さい」


「? どこへ連れて行く気じゃ」


「こんな寒い外では かえって体に良くないです


 私の家 すぐそこなので 移動しましょう」


「・・・・」


「遠慮してます? あっ それとも歩けませんか・・・」


「いや・・・  歩けはするが いいんか」


「はい (≡^∇^≡)」



乃亜は 男に肩を貸しながら 自分の部屋まで帰って来た



布団を敷き 男をそこで休ませる



「しばらく 横になっていらして下さい  体を温めれば きっと楽になると思いますよ」


「すまん」


「いいえ」 ^^



男は 乃亜の親切な心に甘え  布団に入り 目を閉じた



男が眠っている間  食事の用意をする乃亜



「おかゆくらいだったら 食べれるかな」







乃亜が 他の男と一緒に居ることも知らず


銀時達と大騒ぎしていた坂本は 


「そろそろ 帰るきィ 乃亜が待っちょるぜよ」



「えェェェ  もう帰るのかよ これだから彼女持ちは!! むかっ



ぶつくさ言っている銀時を 尻目に 坂本は料亭を後にした







目を覚ました男



「どうですか 具合の方は」


「ああ  だいぶ楽になった」



「そうですか 良かった


 食事用意してますが 召し上がられますか?」



「ああ」


乃亜は おかゆを差し出した



男は お腹が空いていたのだろうか


具合が悪かった割には おかわりまでして 綺麗にたいらげた



「とても美味かった 色々世話かけて すまんのう」


「いえ 元気になられて 本当に良かったです」



ニコリと微笑む乃亜



男は そんな乃亜を じっと見つめていた



「あの・・・何か?」


男の視線を感じたので 尋ねてみた



「お前・・・ 俺の事 怖くはないんか」


「えっ? どうしてです?」


「わしゃは 見ての通り 極道もんじゃ  道端で倒れていても


 誰一人声をかけてはくれん


まぁ・・・ 普通 俺達みたいな者には 関わりたくないんじゃろうが・・・」



「それなのに お前は 心配してくれたうえに 世話まで焼いてくれて・・・


  感謝する」



「そんな・・・ ///


放って置けなかっただけですから」



「お前 名前何て言うんじゃ」


「乃亜です」


「そうか 俺は中村京次郎じゃ」



京次郎は 乃亜の方へ手を伸ばし 頬に触れた


「乃亜・・・」



京次郎の温かい体温が 手のひらから伝わってくる



「ありがとうな」




その時  ガラガラと 戸が開く音がしたと思うと


すぐに 人の気配を感じた


「乃亜・・・」



声が聞こえたので 振り返ってみると



そこには・・・ 坂本が立っていた



「辰馬・・・」



いきなり現れたので 気が動転してしまう乃亜



「あ・あの・・・ これは・・・」



「お前 誰だが」


坂本は 京次郎に詰め寄った



「ぁあ 何だ お前」



二人 睨み合いが続く









京次郎は 乃亜の方を向くと



「 世話になったな  また どこかで逢えるといいのう」


そう言って 立ち上がり


部屋から出て行こうとした




「京次郎さん  本当にもう大丈夫ですか」


「ああ」



少し寂しそうに微笑むと 京次郎は姿を消した




乃亜は その場に立ち尽くしていると


いきなり後ろから 抱きしめられた



「辰馬?」


「乃亜・・・ どういうことだきィ  これは・・・」



「ええ・・・と」



今までの出来事を 坂本に順を追って説明した



「そういうことだか・・・ 乃亜は 心優しいからのぅ」


「しかし!」


「えっ?」


「ワシ以外の男を 部屋へ招き入れるのは感心せんきィ」


「あっ・・・  ごめんなさい」




       ドサッ



坂本は 乃亜を布団の上に押し倒した



          !!!!



「乃亜・・・ もし こんな状況に持ち込まれたら どうするぜよ」



「えっ・・・そんな・・・」



「ワシは 心配ぜよ・・・」


「・・・・」


「もう安易にあげないから 許して 辰馬」


「約束だか」


「うん  約束する」


見つめ合う 二人



「しかし・・・  今回の罰は 受けてもらうきィ」



「えっ 罰?」


「ワシは ずっと乃亜に逢いたくて たまらなかったぜよ


 なのに さっきのアレは ショックだったが」


「だから お仕置きじゃ」


「えっ  ちょっ・・・ ちょっと 辰馬」



   「やん ドキドキ




  しばらく 坂本のお仕置きが続いた








「今度 こんなことがあったら・・・


乃亜 お主ごと連れて 宇宙へ戻るぜよ」



「えっ・・・それは・・・・」



「・・・・分かってるきィ  乃亜にも こっちでやることが色々とあるのは・・・


  すまんぜよ・・・ こんなこと言って」


「ううん  本当は 辰馬と一緒に居られるなら それもいいかな なんて・・・」


「乃亜・・・」


「そのうちの話だけど・・・」



「そうか   でも 一緒に連れて行って欲しいからって


  わざと 他の男を連れ込んで見せつけるようなことは せんでくれ」



「ちょっ・・・  誰も そんなことしないわよ むかっ


「そうか  アハハハ」


「もう 辰馬ったら むかっ



「アハハハ  乃亜の笑った顔も 怒った顔も 全部好きぜよ」



「 (///∇//)  もう」



「乃亜」


「うん?」






※大事なイタダキモノですので、画像のお持ち帰りはご遠慮願います。




(//・_・//)


(≡^∇^≡)






これからも ずっと側にいるぜよ   たとえ離れた場所にいたとしても




               END



++++++++

ぶふぉっ!(鼻血)


ちょ、恥ずかしいからあんま見ないで!

いや、見てほしいけど!

でもやっぱ、恥ずかしいから!

「ヒューヒュー(ノ´3`)ノ」とか、そんなことしないで!←してねぇ


あー、ほんと何か顔から火が出そうwww←(馬)


しかもさ、自分がついつい京次郎に浮気心くすぐられてアレになってるもんだから、京次郎まで登場させてもらっちゃいまして。


もう、申し訳なさでいっぱいです・・・w


自分的には、最初にJOY4が集ってる時点でかなりウハウハしてたんですけどもw


JOY4で座談会とか素敵www

しかも内容が映画の話とかwww

是非、リアルに見てみたいwww


辰馬と京次郎の睨み合いも、非常にオイシイですよね(´∀`)←

すごく興奮する!


自分のせいで2人がそんな・・・・・・ダメ!

私のために喧嘩しないでっ!((>д<))←一回氏のうか


隅から隅まで大興奮のシチュ、残さず堪能させていただきましたw

ほんとにほんとにありがとうございました!

いつか必ずお返し(になるかわかんないけど←)させていただきますっ!




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