コタさん!ありがとうございまっす!
コチラも誕生日のイタダキモノでございますw
サプライズでビックリ&ウレシスな内容の小説なんですよ~( ´艸`)ウヒョ
初っ端からニヤニヤとしつつ読んでいたら、最後に更にニヤニヤして頬が痛くなること必須ですwww
十分に頬のマッサージをしてからお読みくださいませwww←
では、どぞ!
僕の太陽
部屋の前に、呆れるくらいに大きな段ボールが置かれている。差出人は快援隊。大きな文字で直接側面に書かれているところから、郵便とかそういうもので送られた訳ではないことが、分かった。時々ガタガタ揺れるところに、すごく、嫌な予感がする。
ガムテープを端っこから、剥がす。ゆっくり開いていくとかすかに、イビキが聴こえてきた。
「・・・・・・・ね、寝てる?」
嫌な予感のした通り、中にはもじゃっとした頭が、窮屈そうに体を縮込めて入っている。眉間に皺を寄せながら、坂本さんが眠っていた。
「さ、さかもとさーん。起きてくださーい・・・・・・っていうか、本当に寝てるだけ、ですよね?」
体を揺すってみる。小さな唸りながら、坂本さんはずれたサングラスの向こうの目を、うっすらと開いた。眩しそうに何度も瞬きして、大きな体をよじっている。
「・・・・・お、おぉ、ちゃんと開けてくれたがか」
「あの、大丈夫、ですか」
「ちぃとばかし、手ぇ貸してくれ」
驚くとか嬉しいとかそういうのより、呆れて妙に落ち着いてしまう。私は痛そうに体を起こす坂本さんに手を伸ばした。強く握られたせいで倒れ込みそうになるのを、体中をポキポキ言わせながら坂本さん自身も頑張ってくれたおかげで、どうにか耐える。ようやく上体を起こし、坂本さんはそこであぐらを掻いた。
「元気にしとったか」
「してました。坂本さんこそ、お元気でした?」
「見ての通り、わしはいつでも元気にしとるぜよ」
私の手を掴んでいた手が離れて、そのまま頭を強く撫でられる。久しぶりの感触に、思わず頬が緩んだ。
「あぁ、そうじゃ。忘れるとこじゃった」
「なんですか?」
「陸奥達から預かりもんじゃ」
そう言いながら、坂本さんは懐から少し大きめの長方形の封筒を、出してくる。ほれ、と差し出すので受け取って、封を開ける。ちらりと見てみると、にやりと口角を挙げた。
「代わりに渡しといてくれ、て頼まれてな」
中にはひとつ、カードが入っていた。いろんな人の文字で、いろんな誕生祝いの言葉が書かれている。
「遅くなってしもうたが、誕生日、おめでとう」
「・・・・・・ありがとう、ございます」
また、頭を撫でられた。顔をあげるとまたにやりとして、けれどそれからすぐに、いつものように明るい大きな声で笑った。照れ隠しなんだろうな、と分かって、つられて笑ってしまう。
「あ、ヒマワリも、ありがとうございました。大きくてびっくりしたけど」
「あれはな、わしの中の、お前じゃ」
「え?」
「あの花を見る度に、お前のことを思い出す。いっつも笑って見とってくれる、お前はわしの太陽やき」
私を撫でていた手の平が肩まで降りてきた。もう片方の手も伸びて来て、ぐいと強く長い両腕に引き寄せられる。油断していたせいでそのまま、段ボールの中に倒れ込んでしまった。体勢を直す前にぎゅっと抱き締められる。
「宇宙であの太陽と向き合う度に、お前のこと想って、元気になれるんじゃ」
私は懐かしい坂本さんの服を掴んだ。本当は感謝の気持ちを伝えたいのだけれど、何と言えばいいのか分からないし、何を言ってもなんだか違う気がしたのだ。
「・・・・あ、忘れとった」
腕が解かれる。私は顔を挙げた。目が合うと坂本さんはただにやりとして、また懐を探り出す。あったあった、と取り出したのは赤いリボンで、両手で長さを確かめた後、頭へ持っていった。少しして名前を呼ぶので、坂本さんのあぐらの上で座り直して、ちゃんと視線を合わせる。
「もうひとつ、プレゼントじゃ」
もじゃっとした前髪に、リボンが結ばれていた。少し浮いているせいで、動く度に変に揺れる。
「・・・・・・・・・・マジですか」
「冗談でこんなこと言うように見えるか」
「冗談でこんなこと言われても困ります」
思わず、我慢できなくて笑ってしまった。驚くとか嬉しいとかそういうのより、呆れてしまったのでもなくて、なんだかおかしくなってきたのだ。
「嫌なら大人しく返品されるぜよ」
言いながら、また両腕に引き寄せられる。前髪で揺れるリボンが視界の端に映った。私はそれに手を伸ばして外す。それから、拗ねたような表情を浮かべる坂本さんの唇に、軽く口づけた。
「するわけないじゃないですか、そんなこと」
そう言ってもう一度、口づける。呆れるくらい大きな段ボールの中、坂本さんは呆れるくらい嬉しそうな顔をして、笑った。
ぼくのうちゅうの たいよう
がふっ・・・!
辰馬が届いたよぉぉぉぉぉ!ヽ(゜▽、゜)ノ←壊
あのデカイ身体でぎゅうぎゅうにダンボールに詰め込まれていたのかと思うと、笑えるよりも萌えますねwww
よくそんな体勢で寝てられたものだwww
側面に“快援隊”と書いてくれたのは陸奥だろうか・・・w←誰でもいいじゃん
辰馬に頭を撫でられるのって、シチュを想像するだけでめがっさ興奮しますw
髪の毛ぐしゃぐしゃにされてもいいくらいwww
んで、辰馬が来てくれた事で十分素敵な誕生日なのだけれども・・・
快援隊の面々からメッセージをもらえるってすごい嬉しいですw
何かもう、快援隊公認の仲・・・って感じで(/ω\)←勘違い
中でも、陸奥からのメッセージは額に入れて飾りますwww←
実は、辰馬が届く前にヒマワリが届いてたんですよね~w
もちろん、辰馬からw←
自分の中では辰馬が“太陽”ってイメージだったので、まさかそれを返されるとは思わずw
これからはヒマワリを見る度に辰馬を思い出しそうですwww
そして・・・最後。
頭にリボンktkr!wwwwww
いやぁ・・・可愛いよ、辰馬www
もちろん、返品なんてしませんともwww
むしろ、返せって言っても返しませんwww←
あーもう、またニヤニヤして顔が痛いwww
コタさん、ほんとに素敵なニヤニヤ小説をありがとうございました!
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