Almsgiving of Venus 【第27弾】 | じゃすとどぅーいっと!

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ヨノナカニヒトノクルコソウレシケレトハイフモノノオマエデハナシ


ジュンさん!ありがとうございまっす!



コチラも誕生日のイタダキモノですー!


あわばばばば。

ジュンさんはですね、自分のツボと非常に近い物がある気がしてなりません。


・・・え?気のせい?

う・・・うん。いいんだ。勝手にそう思っておくから(寂)


・・・そんな戯言は置いといて。←

辰馬との甘~い小説をご堪能くださいましw


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 もうすぐ誕生日も終わる。今日貰ったプレゼントを一通り並べて、ノアは一人、ため息を漏らした。幸せな一日だったはずなのに、何故だか気分が晴れない。沢山の祝福の言葉も嬉しいはずなのに、肝心のあいつからはまだもらえていないのかと思うと、何だか虚しい。
 あいつが忙しいことも、重々承知している。それでもこの日だけは、一緒に過ごしたかった。わがままを言って困らせるようなことはしたくないけれど。
 こんなことばかり考えていても仕方がない。再び深いため息を吐き、ノアは気分でも変えて何か飲もうとキッチンに足を運ぶ。冷蔵庫を開け、麦茶を出しかけた瞬間、来客を知らせるチャイムと共に、高らかに「旦那さんぜよーっ!」
 笑いながらため息を漏らす。今度のため息は、決して悪いものではない。麦茶を戻し、ノアは深呼吸をしてからわざと仏頂面で玄関の扉を開けた。
「どちら様?」
「だから旦那さんぜよ!」
「ここは高杉家じゃありませんけど?」
 見上げれば、天然パーマにサングラスという相変わらずのスタイルで、辰馬がひらひらと手を振っていた。
「それはないき、ノア! 折角ノアに会いにきちゅう、もうちっと喜んで……」
「辰馬、遅いんだもん。忘れられたかと思ってた」
 そうわざとらしくそっぽを向けば、辰馬の大きな手のひらがノアの頭をがしがしと撫でた。あまりにもその手が温かかったのと、辰馬が来てくれた喜びとで、思わず泣きそうになる。
「ノアの誕生日を忘れるほど、わしもボケとらんきに。何があったって絶対ノアに会いにくるって、決めちょったんじゃ!」
「うん……」
 ノアが俯いたのを見て、辰馬は不思議そうに首を傾げる。一体どうしたんだろうと顔をのぞきこんで、優しく微笑んでみせた。
 一体どうして、好きな人が会いに来てくれたというだけで、こんなにも、いつもよりも、幸せになれるのだろうか。
「ノア、すまんかったの、遅くなって」
「いいよ。来てくれただけで……」
 最後の方は、うまく言葉にならなかった。代わりに浮かんだ涙を、辰馬は微かに笑って見つめている。そっと、辰馬の唇がノアの涙を拭った。
 辰馬の大きな手が、ノアを体を包み込む。強く、愛しげに抱きしめる。
「すまんの、ノア……」
「ううん、いいよ。いいから」
「ノア……愛しちゅう」
 そっと、辰馬の腕の力が弱まる。見上げると、辰馬の大きな瞳が目の前にあった。瞼を閉じると同時に、ゆっくりと唇が落とされる。優しく、甘く、強く。
「生まれてきてくれてありがとうの、ノア」
 きっと辰馬の腕の中は、どこよりも安心できる。そしてきっと辰馬のキスは、何よりも甘い。



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背景が黒なので、文字の色だけ変えさせていただきましたw


イベントとかでジュンさんの作品を拝見させていただくと、シリアスな感じが多いので、甘々って何か新鮮でしたwww


でも甘ったるいんじゃなくて、ちょっとした・・・・・・何て言うの?←聞くな


後味の悪くない甘さ?後をひかない甘さ?

表現力が乏しくて上手く表せないんだけど、そんな感じがしましたw←意味不


辰馬の「旦那さんぜよー!」発言には盛大に噴きましたけどもwww

何だか嬉しくてニヤニヤしましたw←


ジュンさんの中で、自分はこんなにも可愛らしい人間にイメージされてるんだと思うと、迂闊なことを言えないな・・・とw

だって、イメージぶち壊すものwww

マダオだものwww


「別にキッチンじゃなくてお風呂場でもよかったんですよ?(真顔)」なんて言ってドン引きさせたくないものwww←言っちゃってるよ、オイ


兎にも角にも、ほんとにありがとうございましたっ!

いつでも読み直せるように、ガッツリ保存させていただきましたー!www




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鬼の首をとれ!

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