(続)№17 エルヴィンのリズムに翻弄?!《バーニー・ケッセル(g)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

ギター ご訪問ありがとうございます。

        ジャズギター「バーニー・ケッセル」のレコード紹介です。ギター

 

パワフル・ドラム、ルヴィンの登場

ドラムのアクセントに弄するケッセル
両者、スリッパ&下駄を履く
グハグ演奏

一句
   “ ちぐはぐと リズムに
弄 ケッセルや ”
⑰『フィーリング・フリー』(69)
《Feeling Free/Barney Kessel》
バーニー・ケッセル(g)、ボビー・ハッチャーソン(vib)、チャック・ドマニコ(b)、

エルヴィン・ジョーンズ(ds)。
《YouTubeリンク:Feeling Free/Barney Kessel》

《Barney Kessel Blog紹介》

⑬『Workin' Out !』(61)   ⑭『Contemporary Latin Rhythms!』(63)
№13「
ヨレヨレ!一発本番勝負か?」      №14「アドリヴやってりゃ「ジャズ」?

⑮『On Fire』(65)       ⑯『Swinging Easy!』(68)
№15「
ライヴで、On Fire!!」               №16「跳ねる鰤・鮪!に弦も跳び


従来のケッセルと叉、変った。
タイトルは「~フリー」だがフリージャズ・前衛でもない。

ードに近くなったからか、ノレるメロディーではない。
エルヴィンの加入が原因か、ケッセルの
貌に大注目。

いつもどおり、
ワフルなエルヴィン。

「タコ足8本乱れ打ち」を止め、シンバルレガートが基本。

スネアドラムのクセントが素直で無いから刺激がある。
ケッセルがこのアクセントを活かせない・相性が合わない。

A#2 昔懐かしい「サウンド・オブ・サイレンス」。
ボサノヴァリズムだが、単純なノリではない。
ケッセルとエルヴィンのリズムが
リッパと下駄を履いたような・・・。
この「引っ掛かった」リズムが
グハグ雰囲気を出す。
ドラムのリズムに追いまくられ必死で弾きまくるケッセル。
  一句
     “ ちぐはぐと リズムに
弄 ケッセルや ”

 

このパワードラムは、ギターとの力関係がンバランス。

とても整った感はないが、次への開に期待はできる。
(次の展開もなく・エルヴィンとの共演もないが・・・・)