(続)№6 パルス音!気絶寸前の圧倒感《マイケル・ブレッカー(ts)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

ルンルンご訪問ありがとうございます。

ジャズサックス「マイケル・ブレッカー」のレコード紹介です。ルンルン

①『Reach Out 』から2年、ドリヴに変化
手癖 6連符駆上がり
レーズがない
メロディーが無い、
ルス音が宙を駆け巡り
一句
   “ パルス音 マイケル宙に 
い上がる ”

⑥『スピーク・ウィズ・ア・シングル・ヴォイス』(78)
《Speak With A Single Voice/Hal Galper/Michael Brecker》
マイク・ブレッカー(ts)、ハル・ギャルパー(p)、

ランディー・ブレッカー(tp,flh)、

ボブ・モーゼス(ds)、ウェイン・ドゥーケリー(b)。

《YouTubeリンク:Speak With A Single Voice/Hal Galper》

《Michael Brecker Blog紹介》

④『Step By Step』(80) №4「綺麗過ぎて反吐(ヘド)が出る

⑤『Smokin' In PIT』№5「六本木ピットイン・悪乗馬鹿騒ぎ


レコード①のジャケットとックリさん。
録音は①から2年後、メンバはドラムの交代だけで他は同じ。

の合った演奏とはいえ、そっくりジャケットは芸がない。

リーダはH.ギャルパー(p)だが、狙いはマイケル・ブレッカー。


超目玉はA#1のタイトル曲、アドリヴが①とは分変った。
手癖のような6連符で駆け上がるフレーズは無い。
アドリヴがメロディーでは無い。
ルス的音が宙を駆け巡る。


ドラムの1拍毎のハイハットが背中をグイグイ押しまくる。
そのリズムにのせ、ブレッカーのパルス音が
発的に発射。

と思えば、意味不明な音階がを舞う。
 一句
    “ パルス音 マイケル宙に 
い上がる ”
 

グループの音が一丸となり吠えまくる。
力で押しまくるのはエンディングテーマ。
ギャルパーの連打を縫って、グループ全員でテーマをブツける。
これでもか、これでもかと続くテーマの連続音。

絶寸前の圧倒感が! この迫力には参った。

 

音譜 A#1タイトル曲、アドリヴのルス的音が宙を駆け巡る。お楽しみ下さい