(続)№4 綺麗過ぎて反吐(ヘド)が出る《マイケル・ブレッカー(ts)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

ルンルンご訪問ありがとうございます。
ジャズサックス「マイケル・ブレッカー」のレコード紹介です。ルンルン

 

ドズド・バタバタ」低音ドラムが這う! 
都会的センス・麗過ぎる音&フレーズ
BGM風・聴かせ所も無い反吐(ド)が出る

一句

 “ 反吐がでる ズドタ・ドラムに 綺麗な音 ”

④『ステップ・バイ・ステップ』(80)
《Step By Step/Steps/Michael Brecker》
マイク・ブレッカー(ts)、スティーヴ・ガッド(ds)、

エディー・ゴメス(b)、ドン・グロニック(p)、
マイク・マイニエリ(vib)。

《Michael Brecker Blog紹介》
②『Three Quartets』№2「「氷結・砕氷」サウンド織り成す
③『Michael Brecker』(87) №3「苦労の証か?!初リーダ作

M.ブレッカー東京公演の特化型グループ・
テップス。
立役者はブレッカー&S.
ッド。当時、飛ぶ鳥を落とす勢いのガッド。
たった1枚聴いても、とにかく目立つ。

 

だが、ドラムのチューニングが低過ぎ、「ドズド・バタバタ」。

どうしても好きになれない。「ストス・パンパン」であって欲しい。
バスタムとバスドラムの音の違いが無い程、チューニングが低い。

こんな音はクロスオーバー時代の流行りだった。

そんな時代のガッドだから、重心のい迫力の音で押してくる。
ドラムに「切れ」が無いから
ハッ」とする一瞬の驚きが無い。

モダンジャズ慣れした小生の耳には物足らない。

ココでのブレッカーは、
ラジオ音を駆使したテクは目立たない。
都会的センスで光らせるスマート・
麗な音とフレーズで輝きはしている。

  一句

      “ 反吐がでる ズドタ・ドラムに 綺麗な音 ”

 

しかし、A#2「KYOTO」のメローな色調で流す曲は「物」扱いしてしまう。

淡々とした8ビート、BGM風に聴かせ所も無い曲には反吐(ド)が出る。
何を知って見て「KYOTO」? こんな曲のイメージに捉えるのか

聴けば・聴くほど「安物」KYOTO! 「安物」NIPPON! ってな感じか

 

音譜 マイク・マイニエリの描いた「Kyoto」をどう聴かれますか?