(続)№7 J.コルトレーンDNAが彷彿・再燃《ウディ・ショウ(tp)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜訪問ありがとうございます。
        ジャズトランペット「ウディ・ショウ」のレコード紹介です。
音符

 

J.コルトレーンに捧げた『ムーン・レーン』

コルトレーンDNAが魂&根性で再現

70年代・質なジャズがここに!!
 

⑦『ザ・ムーントレイン』(74) 《The Moontrane/Woody Shaw》
ウディ・ショウ(tp)、エイゾー・ローレンス(ts,ss)、

スティーヴ・タレ(tb)、オナジェ・アレン・ガムス(p)、

バスター・ウイリアムス(b)、ヴィクター・ルイス(ds)、
トニー・ウエイターズ(conga)、ギュハーム・フランコ(perc)。

《Woody Shaw Blog紹介》

③『United』(81)          ④『Master Of The Art』(82)

№3 粋の空間!見せ場の一発        №4 派手見せ・大道芸人的パフォーマンス

⑤『Double Take』(85)      ⑥『Solid』(86)

№5 未来永劫・永久保存・聴き倒しの1枚  №6 『SOLID』??『WOODY』だろウ!!


A#1「Moontrane」、スゴイ・まじいの一言。

J.ルトレーン(ts)に捧げた曲。


ジャケットは月を(ライトだが)背にしたショウが暗闇を仰ぐ。
ショウが18歳で作曲し、30歳でこの⑦で初披露。
永きに渡る思いをばせた曲といえる。

だが、演奏はセンチな「偲ぶ想い」とは真
ホーン3本はエネルギー・性を込め、一揆に吹きまくる。
リズム陣は腕力の限りを尽くし、叩き込む。
一瞬も力を抜かない・身の力でブチ込むサウンドは凄まじい。

ショウのアルバムを①~⑥で紹介した。

その中でもスピリッチャル・ジャズのトップレベル。


エイゾー・ローレンス(ts)はJ.コルトレーン没後(67年)、
コルトレーン魂をDNAにした根性テナーマン。

J.コルトレーンに捧げる『ムーントレーン』にベストマッチ。
 

コルトレーンの熱狂ジャズを思い出す最高のアルバム。
70年代の質なジャズが聴ける1枚といえる。


音譜 70年代の質なジャズ、J.ルトレーン(ts)に捧げた曲をお聴きください。