№3 粋の空間!見せ場の一発《ウディー・ショウ(tp)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。
        ジャズトランペット「ウディ・ショウ」のレコード紹介です。音符

 

無理・の無いサウンド

正統派4ビートの「」の音場に
スリル&インパクト、せ場の一発

 

③『ユナイテッド』(81)   《United/Woody Shaw》
ウディー・ショウ(tp)、スティ-ブ・タレ(tb)、

マリュグリュー・ミラー(p)、スタッフォード・ジェイムス(b)、

トニー・リーダス(ds)、ゲイリー・バーツ(as)。

《Woody Shaw Blog紹介》

 ①『The Iron Men』(77)  ②『Stepping Stones』(78)

№1 前衛派の臭いを残す         №2 ジャズの王道と伝統の息吹


このアルバムは最高。

ショウの巧さにいしれる抜群のサウンド。


正統派・オーソドックスな4ビート、最高のバランスを堪能。
ピアノがブチ込んでくるブロックコードのタイミングが絶妙。
ピアノのタイミング1つでスマートに乗れ、「」が分る。

ドラムがイイ。

余計なオカズをバタバタと入れない。


ショウの歌心を聴かす抜群のフレーズ。
こんな時のドラムはココ一発でカズを叩き込むのがベスト。
その方がスリルが倍増する。

②『Stepping Stones』から3年後の録音。
ショウの表現は何かが変わった分けではない。
このアルバムはとにかく、ランス・安定した演奏が売り。


グループに余分な音、無駄な音が無い。
ここだというツボに、グループ全体が一発カマス。

見せ場を知っている。


巧い連中の演奏には無理・無駄が無い。

手本となる1枚だ。
 

音譜 正統派・オーソドックスな4ビート、最高のランスを堪能して下さい。