№2 ジャズの王道と伝統の息吹《ウディ・ショウ(tp)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。
        ジャズトランペット「ウディ・ショウ」のレコード紹介です。音符

 

砕覚悟・一丸となりえたぎる

刺激的モーダルフレーズ、リル&説得力

ジャズの道と伝統が根付く、凄まじさ
 

②『ステッピン・ストーンズ』(78)  《Stepping Stones/Woody Shaw》
ウディー・ショウ(cor,flh)、カーター・ジェファーソン(ts,ss)、

オナジェ・ガンブス(p)、クリント・ハウストン(b)、ヴィクター・ルイス(ds).
《Woody Shaw Blog紹介》

 ①『The Iron Men』(77)

№1 前衛派の臭いを残す


白熱のジャズシーンとは、このアルバムを言うんだろう。
グループ全体が砕覚悟で、一丸となり燃えたぎる。


こんなライブを聴いた観客は思い残すは無いだろう。
1曲目のテナーとのバトルは凄まじく吹きまくる。
ハイトーンは宙に突き抜け、

中太音が得力あるフレーズで押しまくる。
 

B#1、ミディアムテンポの曲。

ショウの歌心と刺激的フレーズの聴かせどころ。
フリューゲルホーンの深い音がブ厚く訴え掛ける。

 

①『The Iron Men』の前衛派の残骸となったサウンドと異なる。

ジャズの道と伝統の力量を、これでもかと聴かせる。

しかし、このライブ演奏は音がヒドイ。
78年のヴィレッジバンガードにおけるライブ録音。
この頃のコロンビアレコードのエンジニアはひどい。

 

音譜 王道・伝統ジャズをもとに熱のライヴを演ずるショウをお楽しみ下さい。