№6 『SOLID』??『WOODY』だろウ!!《ウディ・ショウ(tp)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。
        ジャズトランペット「ウディ・ショウ」のレコード紹介です。音符

 

アルバムタイトル、『SOLID』??

アコースティック・々しい音、生命力が

まさしく、タイトルは『WOODY』!!

 

⑥『ソリッド』(86)   《Solid/Woody Shaw》
ウディー・ショウ(tp)、ケニーギャレット(as)、ピーター・レイティ(g)、
ケニー・バロン(p)、ニール・スワインソン(b)、ヴィクター・ジョーンズ(ds)
《Woody Shaw Blog紹介》

③『United』(81)       ④『Master Of The Art』(82)

№3 粋の空間!見せ場の一発     №4 派手見せ・大道芸人的パフォーマンス

⑤『Double Take』(85)

№5 未来永劫・永久保存・聴き倒しの1枚

 

レコードの音の良さに感激。
録音エンジニアははR.ヴァンゲルダー。

やっぱりこの人の録音はダンチに違う。


シンバルレガートの「ツ・ガツ」クッキリと浮かぶ。
各楽器の1音1音が独立し、活き々々と鳴り響く。

 

アコースティックな息吹の響きに眼が覚める。

CD・ディジタル音に無い命力の強さがある。
目の前で演奏が展開され、スピーカがあるのを忘れてしまう。

ショウの音は、中身の詰まった比重のある音。
脳味噌に太いモノが突き刺さってくる。

ギャレットのアルトはショウと抜群の相性。


両者共にムチャ吹き、フリーキーな音も出さない。
歌心のフレーズは、実・正統派ジャズの王道真っしぐら。

 

ドラムは手数の多さでゴマカさない。

ツボにはまった時に一発カマス。
ストレートアヘッド・ジャズの字塔、最上のサウンド。


B#2「It Might As Well Be Spring」、このバラードがイイ。

ショウの豊かな音色が音場を包み込む。
ウオームな音・メロディーに心と身体を委ねたい。

生々しい音の良さは、優れた演奏にランクアップさせる。
こんな至高のジャズレコードは中々手に入らない。
タイトルは『ソリッド』だが、内容はまさしく『ディ』。

 

音譜 ウオームな音・メロディーに心と身体をねて頂きたい。

 

《Woody Shaw Blog紹介》

 ①『The Iron Men』(77)  ②『Stepping Stones』(78)

№1 前衛派の臭いを残す         №2 ジャズの王道と伝統の息吹