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ジャズトランペット「ウディ・ショウ」のレコード紹介です。
アルバムタイトル、『SOLID』??
アコースティック・生々しい音、生命力が!
まさしく、タイトルは『WOODY』!!
⑥『ソリッド』(86) 《Solid/Woody Shaw》
ウディー・ショウ(tp)、ケニーギャレット(as)、ピーター・レイティ(g)、
ケニー・バロン(p)、ニール・スワインソン(b)、ヴィクター・ジョーンズ(ds)。
《Woody Shaw Blog紹介》
③『United』(81) ④『Master Of The Art』(82)
№3 粋の空間!見せ場の一発 №4 派手見せ・大道芸人的パフォーマンス
レコードの音の良さに感激。
録音エンジニアははR.ヴァンゲルダー。
やっぱりこの人の録音はダンチに違う。
シンバルレガートの「ガツ・ガツ」クッキリと浮かぶ。
各楽器の1音1音が独立し、活き々々と鳴り響く。
アコースティックな息吹の響きに眼が覚める。
CD・ディジタル音に無い生命力の強さがある。
目の前で演奏が展開され、スピーカがあるのを忘れてしまう。
ショウの音は、中身の詰まった比重のある音。
脳味噌にズ太いモノが突き刺さってくる。
ギャレットのアルトはショウと抜群の相性。
両者共にムチャ吹き、フリーキーな音も出さない。
歌心のフレーズは、堅実・正統派ジャズの王道真っしぐら。
ドラムは手数の多さでゴマカさない。
ツボにはまった時に一発カマス。
ストレートアヘッド・ジャズの金字塔、最上のサウンド。
B#2「It Might As Well Be Spring」、このバラードがイイ。
ショウの豊かな音色が音場を包み込む。
ウオームな音・メロディーに心と身体を委ねたい。
生々しい音の良さは、優れた演奏にランクアップさせる。
こんな至高のジャズレコードは中々手に入らない。
タイトルは『ソリッド』だが、内容はまさしく『ウディ』。
ウオームな音・メロディーに心と身体を委ねて頂きたい。
《Woody Shaw Blog紹介》