ジャスミン茶タイム -58ページ目

羊男のクリスマス&ふしぎな図書館

羊男のクリスマス 不思議な図書館

 「羊男のクリスマス」                  「ふしぎな図書館」

                                                                     

不思議な不思議な 村上春樹ワールド。

お決まりです。。。「羊男」  「双子」  

私の友人に 羊が大好きと言う人がいますが 村上春樹も単なる羊好きなのですか?

それとも 羊の、触るとホントにセーターだと思える羊毛や 刈られるときの寂しげな瞳に 彷徨えるもうひとつの世界を感じているのですか? はたまた 自分自身の何かが疼くのですか?

こういうの読んでしまうと、「海辺のカフカ」の再読の時期は、離れてしまいそうです。

(今、原田宗典の登場人物になりきって読んでるし・・・。つまり 村上作品の登場人物にはなれない。)

ただ、こんな図書館 あるよね。

未知の通路が続き その先に見知らぬ部屋、見知らぬ老人。。。決して戻れぬ道。。。

古い図書館や ちょっと湿気を帯びた書物の匂い(自分ちの本じゃいやだけど)が心地いいのは

その通路をかつて歩き、記憶を消され、現実の世界に戻されたからだと思っていよう。

そんな雰囲気の人、最近 感じます。

とらっく とらっく とらっく

とらっくとらっくとらっく 「とらっく とらっく とらっく」 渡辺茂男 さく ・ 山本忠敬 え

                                                                      

とらっくが港から荷物を運び出し 高速道・一般道を走り 終点を目指すお話。

いわゆる 「はたらく自動車」 がたくさん出てきて、その描写もしっかりしているので 車好きの子供は楽しいと思います。 葉っぱ君は 車より道路標識に興味がありました!!

                                                                     

もっと有名な 同作者による一冊といえば・・・・・

しょうぼうじどうしゃじぷた  「しょうぼうじどうしゃ じぷた」

                                                                   

消防署でなかなか活躍できず はしご車やポンプ車に相手にされない 消防自動車じぷた。

いつも仲間のことを 「かっこいいなぁ!」 とうらやんでいます。

が、あるとき・・・ と とてもストーリー性のあるお話。

自信のなかった「じぷた」が 自信を取り戻し人気者になってしまうドリームストーリー(?)です♪

前作と同様 しっかりした自動車の描写がいいですよね。

命のメッセージ

命のメッセージ  「命のメッセージ」 小菅 正夫 著

                                                                     

小菅さんは 旭山動物園園長。 獣医師として同園に就職し、1995年 園長に就任されました。

図書館の新刊本コーナーにあり 「あぁ、あの動物園ね」 くらいの気持ちでちょっと読んでみました。

私は動物園が好きです。 デートするなら動物園いいです。 雨の動物園なんてのも 結構好きです。

                                                                   

私のうちから近い動物園は 「東武動物公園」。 auのCMで妻夫木君がデートしてた動物園。

きっとどこの動物園にも素敵な園長がいらして 志をもって園を創っていらっしゃるのでしょう。

でも 行ってみたくなりました。「旭山動物園」

行列ができる動物園として有名になってからでは 遅い気もするのですが・・・。

                                                                   

環境が人を創るって言うのは ほんとだなぁと思います。 

住む場所もそうですが、周りの大人は重要ですね。 子供は本来 虫を汚いなんて思わない。

それなのに最近は汚いから触らないと言う子供が増えている。大人が汚いと教えてしまうから。

手が汚れる、服が汚れる、病気になる、、、

また、命の終わりを知らない子供が多すぎる。だから 命のリセットなんてばかげたことを言う子がいる。

子供がかわいそうだから かわいがっていたペットの死に目は見せないようにしよう・・・だからわからない。

                                                                   

5月に 飼っていたハムスターが死にました。 一緒にいたのは1年半ほど。

私はもともと動物が苦手で、絶対世話をすると約束した子供たちも苦手。

掃除をするのもおっかなびっくり!でもいつも声を掛け 餌を与えていました。

が、ある日 餌の位置が変わっていないことに気づいた私は もしや・・・と予想はしたものの 中を見るのが怖くなりました。 それで 元夫を呼びつけ 子供と死を確認しました。

子供は泣きじゃくっていましたが 「ディーディーを抱っこしてもいい?」と抱いたのです。

既に冷たく硬くなっていた体を 自分の手のひらで感じたことと思います。

近くの荒れた畑の隅に埋めました。 ひとすくい土を掛けたとたん 葉っぱ君が「ディーディーがかわいそう!」と叫び 野の花を摘んできて体の上においていました。直接土を掛けるのが つらかったのですね。

「どうして死ぬの?」 「なんで埋めちゃうの?」 「ディーディーは淋しくないの?」

実際の小さな死を目前にしてこそ生まれる、純粋な疑問がたくさんありました。

そんなことを家族で話しながら 豊かな時間が持てたとおもいます。

彼も 呼んでくれてありがとう。ほんとなら子供のこういう姿には会えなかったはずだから・・と喜んでくれました。(一人であけるのが怖かったからなんですが・・・)

実はその畑、翌日は田植えがされていて 母は非常に驚き、掘り返そうかな?とも考えました。

でも ディーディーがお米のできる稲のサワサワ揺れる音を聞けて楽しいね 

水の中のかえるをみつけると、「ディーディーのお友達だね」と。

今ではたまに話題に上るくらいですが、貴重な経験でした。

                                                                   

生まれることも、生きていることも、死んでしまうことも大切にしている、伝えている動物園。

いつか行きたいなぁ! 旭山動物園!!


かばくん&あな

かばくん  「かばくん」 岸田衿子 さく ・ 中谷千代子 え


お花ちゃんが産まれた時に頂いた本の一冊。 今日は「かば」つながりで選んできました。

母は この本が 大好きです。 キャンバスの地が感じられる絵も素敵だし、テンポの良い言葉が流れるように

聞こえてくる でも 日本の「わび・さび」(言い過ぎ??)も感じられるような いい絵本です。

                                                                   

     おきてくれ かばくん                 たべてくれ かばくん

     どうぶつえんは もう11じ              あおいきゃべつに とうもろこし

     ねむいなら ねむいと いってくれ         きらいなら きらいと いってくれ

     つまらないから おきてくれ             すきなら はやく たべてくれ

                                                                   

このテンポが いいんだなぁ~!

                                                                   

あな  「あな」 谷川俊太郎 さく ・ 和田誠 画

                                                                   

またまた 母の大好きな本を選んでくれました。

母の好みを押し付けるのは良くないと思うので よくない、嫌い、などの本の評価は 

子供に言わないようにしていますが、好きな本は 素直に好きだと言います。

                                                                   

一人の少年が 庭に穴を掘ります。 ただただ 穴を掘ります。 

そして この穴はぼくの穴だと確信してから その穴を 埋めます。 それだけの話です。

表紙の絵↑は 完成した穴に座った少年が見た空です。 穴の形に 切り取られた 空です。 

ぼくの穴の形に切り取られた 空です。

単純な絵と 少ない言葉のやり取りの中に 大切にし続けたい子供のココロが見え隠れします。

母、妹、友達、父 が順番に様子を見に来るのですが・・・。

・・・・・父との問答を 抜粋してみます。

                                                                   

     おとうさんが きた。 「あせるなよ、あせっちゃだめだ」

     ひろしは こたえた。 「まあね」 そして あなを ほりつづけた。

                                                                   

     あなのなかは しずかだった。 つちは いいにおいがした。

     ひろしは あなのかべの しゃべるのあとに さわってみた。

     「これは ぼくの あなだ」 ひろしは おもった。

                                                                   

     おとうさんが きた。 「なかなか いい あなが できたな」

     ひろしは こたえた。 「まあね」 そうして あなに すわりつづけた。 

                                                                  

母は 「なにしてるの?」 と聞いちゃうんです。

女は だめです。 女は いけません。 ロマンがありません。 ぜんぜん ありません。

この父みたいな 母になりたい 今日この頃。。。。。                                                                   

雨の降る日はかばさんが喜ぶから・・・♪

連休の雨も たまにはいいものです。

                                                                      

葉っぱカバ①  「葉っぱ君と共作 ・ かばさん/1000万号」

                                                                 

ケーキを食べた後の紙ケース。 「おねえちゃん、これちょうだい」 なにやら葉っぱ君が始めました。

おぉー、なるほど。 二つあわせると こうやって口が開くのね!

そんなの見てると 母の工作魂に火がついちゃいます。

背景をつくり、 お口の掃除やサン(2センチ角の折り紙で鶴を折りました)も作りました。

旗 ついてます。1000MLの<1000>を切り取り 「いっせんまん号」・・・らしい・・・

あまり映りが良くありませんが、ウソップを乗せて行進でぇ~す!!

                                                                  

     ケーキを食べた後の紙ケース (かばさんの顔)

     1000MLのペットボトル ・ サザエさんがCMしてたペット (からだ)

     プラスプーン ・ ヨーグルトとかの (手足)

     旗を作る爪楊枝 (旗) ←必需品

     折り紙 (口のお掃除鳥 と 耳 と 鼻)

                                                                   

葉っぱ君の並べた宝物のビー玉が、なかなかいい感じ~♪

                                                                    

葉っぱカバ②    アイロンビーズ  「アイロンビーズ」

真ん中の「女の子」は お花ちゃん作。     下の青いのは 葉っぱ君作 「くじら」。

なかなかの力作です。

                                                                   

雨の降る日は パワーを持て余し気味の葉っぱ君。 その相手にも悲鳴を上げそうなお花ちゃん。

たまの 雨降りもいいんじゃない?? かばさんが喜ぶから。。。♪     

蛇を踏む

蛇を踏む  「蛇を踏む」 川上弘美     センセイの鞄  「センセイの鞄」 川上弘美

                                                                      

少々活字から離れてしまったと感じるとき、 

決めている訳ではないのに手にしてしまうのが 川上弘美さん。

(最近始めた このブログに時間を費やすあまり 自分の読書時間を減らしてしまっていました。反省)

今回は「蛇を踏む」を読みましたが 出会いは 「センセイの鞄」。

読後に知りましたが、芥川賞など大きな賞を受賞されているのですね。

「センセイの鞄」は 大好きです。

居酒屋で恩師とであったツキ子さん。30歳以上歳の離れた二人に淡い想いが生まれます。

敬語で続く会話や、触れたいようないけないような気持ちが交錯する状況が、なんとも美しく清らかで微笑ましくココロに染み入ります。悲しい別れが待っていますが、「いい子ですね」と頭を撫でられた、子供になったツキ子さんの気持ちが、爽やかな印象で残ります。

「蛇を踏む」は 私にとって 新しい川上弘美。

カナカナ堂に勤めるサナダヒワ子。ある朝 蛇を踏んだことから 蛇に住みつかれてしまいます。

コスガさん夫妻との生活。蛇との生活。

嫌だけれど嫌じゃない、追い出したいがいてほしい、行きたくないが行ってみたい・・・人間が生きてくうえで表面には表さない、みんなが閉ざしている本性、まったりねっとりした何かがズルリと出てきたのが蛇なのか・・・過去の念が何かの形で自分の弱いところから染み出てくるのか・・・もう少し考えてみないと良くわかんないなぁという読後感でした。

ニシ子さんが言いました。

「コスガのことだってずいぶん好きだったわ。でもコスガはあんまりあたしのことが好きじゃないのよね。好きが裏返って嫌いになってまた好きになってあと3回くらい裏返ってそれで少し嫌いなのよね。でもそういう嫌いの中には好きがまだらにまぶされているから、コスガはすごく気分が悪いんだわ。だから寝てばっかりいるのよ。」

ちっとも中心じゃない心情が、なんだかとても理解できて、女っぽくって、ため息がでました。

はれ ときどき ぶた

音読には 少々勢いが必要でしたが、図書館で借りてきました

はれときどきぶた  「はれ ときどき ぶた」 矢玉四郎 ・ 作/絵


ぼくは毎日日記をつけているのだが、お母さんがこっそり見ていることに気付く。 

だから 今度から「あしたの日記」を書くことにした。う~んとメチャクチャなこと書いて、お母さんをビックリさせようと思った。 そしたら・・・・・日記に書いたことが ほんとに起こっちゃった!!!!

お母さんが 鉛筆の天ぷらを作っちゃったり、 金魚が飛んだり、挙句の果てに空から・・・・・????

という 楽しい楽しいお話。

小学校の低・中学年向きかと思うが こういう創作童話は 子供を本好きにさせてくれる。

次は何?その次は?とワクワクしてくるから。

土曜は午前中学校があったり、TVのチャンネルをがちゃがちゃ回したりするので 「これはお母さん時代ね」 と思ったりもするけれど、早速他の本のリクエストも。

「あした ぶたの日 ぶたじかん」とか「ぼく ときどき ぶたとか。 これらには英語版もでていて

「Tomorrow is Pig Day! And Pig Time!」 「Sometimes I'm a Pig」 ってのがある。 すごい!

うれしいことに この作者 母と同県人でした(笑)

作者の言葉より

「ばかなことばっかり考えて」と思った人もいるかもしれない。でも、ばかなことを考えるのは、案外難しいことなんだ。 それに、ばかなことを100くらい考えていると、そのうちにひとつくらいは、素晴らしいことを考え出せるだろう。/電球を発明した人だって、初めて飛行機を飛ばした人だって、ヨットで太平洋を渡った人だって、みんな始めは「ばかなこと言って」と笑われたんだ。/多数決というのは便利な方法だけど、よくないこともある。多くの人が間違っていて、一人だけ正しかったということもよくあることだ。/だから、自分の感じたこと、考えたことはちゃんと言えるようにならなくちゃいけない。・・・・・

<作者のホームページ「矢玉四郎はれぶたのぶたごや」>

http://homepage3.nifty.com/harebuta/

                                                                   


注文の多い料理店

注文の多い料理店  「注文の多い料理店」 宮沢賢治

                                                                   

宮沢賢治を読むのが好きです。

私の書棚のなかでは 多いほうかもしれません。

父の書棚から こっそり持ってきた 古いふるい 「銀河鉄道の夜」もあります。表装が素敵です。

でも でも でも でも でも 今日は実は  ではありません。  こちらです。

                                                                     

紙芝居(注文の多い料理店)  紙芝居 「注文の多い料理店」 宮沢賢治 原作

                                                                    

ストーリーはあまりにも有名。

猟に来たふたりの猟師が道に迷いお腹をすかしていると 現れたるやレストラン「山猫軒」

大喜びで中に入ったが どうも 注文が多い・・・多すぎる。 料理を食べるつもりが・・・まさか・・・??

ってお話。

何がすごいって 大正10年の作品なのに まったく古臭くないところ

葉っぱ君の保育園に 同じ紙芝居があるそうです (母、少し残念。。。)

紙芝居では やはり子供用に脚色してありますが 発想が愉快で ただただ面白いだけではなく 当時の貧しい人々から見た都会の裕福な人たちの愚かしさ また それを皮肉る奥深さが 宮沢賢治のすごさと言うか 現代でも通用する物語の作者たる所以なのかな・・・などと 思いながら・・・。

どんなにきみがすきだかあててごらん

書店にお勤めの spraymum さんに教えて頂いた絵本を借りてきました

この本で 正解でしたか??

                                                                   

どんなにきみがすきだかあててごらん  「どんなにきみがすきだかあててごらん」

                  サム・マクブラットニィ ぶん   アニタ・ジェラーム え

                                                                  

ちいさなちゃいろいノウサギ と おおきなちゃいろいノウサギ のかわいらしいお話です。

「きみのこと こんなに好きだよ!」 「ぼくなんか もっとこんなに好きだよ!!」 というスキスキ比べが続きます。両手いっぱいから 川に届くまで さらには お月様に届くくらい。。。。

手を広げても どんなにジャンプをしても 小さいノウサギはかなわない

でもね わかるんです

こんな スキスキ比べは 大きさがかなわないのが悔しいんじゃなくて、「きみをすき」だと一所懸命伝える姿が嬉しいのです。 そして きみもぼくを好きだと感じることが 最高にハッピーなのです。

                                                                  

寝る前に 葉っぱ君が 「宇宙1周して帰ってくるくらい好きだよ」 と言ってくれました

明日は お花ちゃんにも聞いてみよっと!!

                                                                  

☆ ☆ ☆

                                                                 

次に 葉っぱ君が持ってきた 我が家の 今夜の絵本

                                                                   

「ひまわり」 和歌山静子 さく

                                                                 

ページを横に開くのではなくて 縦に開いて ひまわりの成長を感じる絵本です。

「どんどこ どんどこ」 「どんどこ どんどこ」 「どんどこ どんどこ」 

お日様が照って 風が吹いて 雨が降って 夜になって・・・ いろんな環境の中で どんどこ成長するひまわり。絵に迫力があって はみ出してる!

                                                                    

「はりがねハンガー」 のさかゆうさく さく

                                                                     

針金ハンガーから生き物が生まれ出る楽しい本。 写真で構成されています。

なにより楽しいのは この言葉 

「はりがねハンガー ンガンガ ハンガー」 ♪ 「はりがねハンガー ンガンガ ハンガー」 ♪♪

明日は はりがねハンガー工作かもしれません(笑)


知らなかった

「トラウマ」 って言葉、最近使う人が多い

                                                                       

日本語だと思ってたら

                                                                    

ドイツ語なのね。

                                                                  

どう発音するのかしら?

                                                                    

私も使ったことある・・・「トラウマ」・・・使い方がいまいち難しいとは思いましたが

                                                                  

日本語では・・・「心の傷」

                                                                       

これがトラウマにならないよう 言葉は選んで使っていこう

(これで よいの?)