嵐の子育て奮闘記シリーズ![]()
今日は娘が幼稚園の頃のお話です
生まれてからの数年は
度重なる入院と手術で
お友達と遊ぶことも
ほとんどありませんでした
2歳半になった時
勇気を振り絞って
プレ幼稚園に参加してみたところ
初めてのお友達ができました![]()
ある日の幼稚園からの帰り道
いつもとっても元気な
お友達のNちゃんが
突然走り出し転んでしまいました![]()
大丈夫かな
と慌てる私の横で
じっとNちゃんを見つめるNちゃんママ
行ってあげなくて大丈夫なの?
と私が聞くと…
すぐに助けちゃうと
自分で起き上がれない子になっちゃうから
という答えが返ってきました
これはNちゃんのお婆ちゃんが
常々言っていた言葉だそうです
そしてNちゃんママは
自分で立ち上がったNちゃんを
優しく抱きしめました![]()
私は…衝撃を受けていました![]()
何せ私の母ときたら…
恥ずかしながら『超』がつく
過保護、いや過干渉?![]()
転んでも見守るどころか
あらかじめ転ばないように
先の先まで見渡して
あらゆる障害物を
全力で取っ払うような人![]()
まぁそれはそれで
ひとつの愛情のカタチかな?
とも思いますが![]()
そんな母に育てられた私も
当然そんな風に
何でもやってあげるお母さん
になっていました![]()
幼稚園に入ると
信じて待つという言葉を
何度も耳にするようになりました
そして・・・
やってあげることよりも
見守ることの方がはるかに難しい![]()
とようやく気付く新米母![]()
このまま何でもやってあげていたら
娘は一人で何もできない子になってしまう![]()
という危機感も募ってきました![]()
そこからの私は
手を出したくなるのをグッと堪えて…
娘が自分のペースでできるよう
見守ることを心がけました
『待つ』=ひたすら『忍耐』ですね![]()
せっかちな私にとって
軌道修正は簡単ではありませんでした
待てなくてイライラして
結局手を出してしまったことは数知れず![]()
それでも
日々の小さな積み重ねの力は偉大です![]()
高校生になった娘は
朝の身支度、お弁当作り、家事全般…
一通りのことは何とか
自分でできるようになりました
あとできないのは整理整頓かなー![]()
あの時…
大切なことを教えてくれたNちゃんママ
そしてたくさんの学ぶ機会を
与えてくれた幼稚園に
心からありがとう
と伝えたいです![]()
子どもに関わるすべての人に
読んで欲しい
子育てのバイブル![]()
『待つ』ことが子育てにおいて
いかに重要かを教えてくれます![]()
お読みいただきありがとうございました![]()
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