今回は私の持病である
SLE(全身性エリテマトーデス)のお話です
前回はクセの強~い主治医との
衝撃の出会いについてお伝えしましたが…
今回はその続きです
正直な気持ち
いやほんっとに…
クセ強すぎる主治医なんです
病院から帰宅後
打ちのめされて無気力になっていた私
でも落ち着きを取り戻すとともに…
さすがにあの対応
あり得ないでしょ?!
何だかものすごく
腹が立ってきました
そこで翌日
折れそうな心を奮い立たせ
再度病院へ
相変わらず混雑しているクリニック
またやってきた私をチラ見して
え、今日は??
の冷た~い一言…
今日はまた何をしに来た?
と言いた気なご様子
私は正直な気持ちを
まっすぐぶつけました
先生、いくら混んでるからって
副作用の説明もしないで
迷ってるなら帰れって…
あまりにもひどくないですか?
待合室にいる患者のリストが
どんどん増えていくモニターを
イライラしながら
見つめていた主治医でしたが…
この一言で
少し驚いたように
まっすぐこちらを見ました
突然難病になって
気軽にはできないリスクもある治療を
するかしないかの選択を迫られたんです
説明も聞かずにハイ、そうですかって
簡単に決めることはできないです
迷うのが普通じゃないですか?
私のこれからの人生がかかってるんです
医者と患者である前に
人としてリスペクトできなければ
私の運命を託すことなんてできません
主治医の想い
黙って私の話を聞いていた主治医が
体ごと私の方に向き直り
こんなことを言いました
この治療はほんとに気軽に
始められるものじゃない
覚悟を持たずに始めて
少し痛みが治まると勝手に治療を
止めてしまう患者をたくさん見てきた
そうするとさらに悪化するリスクもあるし
もし始めるなら覚悟を持ってやって欲しい
これまでたくさんの患者を診てきて
jasmineさんからは
できれば薬は飲みたくないなぁ…
っていう思いがものすごく伝わってくる
もし今そういう気持ちでいるなら
治療を開始するタイミングは
今ではないと思う
そう言って昨日はしてくれなかった
副作用の話もしてくれました
主治医の話を聞いて
思わず本音がポロリ…
先生、ちゃんと話
聞いてくれるじゃないですか
すると主治医は
私にモニターの患者リストを見せながら…
俺だってもちろん話はちゃんと聞きたいよ
だけどさぁ…
こんなに患者さん次々来るんだよ?
待ち時間が長くなればそれも
クレームにつながるし
今はコロナだってあるし
ほんっとに大変なんだから
と、愚痴をこぼし始めました
いや、大変なのは分かるけど
キャパ小さすぎでしょ…
と正直思いましたが
まっすぐ気持ちをぶつけたことで
ほんの少しだけ…
主治医との距離が縮まった気がしました
治療開始へ
モヤモヤも少し晴れたところで
その日は帰宅
覚悟を決めるため?!前日の夜から
ステロイドをやめてみていたので
もう少し様子を見ることに…
しようと思ったのですが
病院から帰る頃には
股関節の激痛で歩くこともままならず
手も固まったように動きづらく
ハンドルを握るのも大変な状態
夕方、耐えきれずプレドニンを飲みました
空きっ腹に飲んだせいか
謎の吐き気と悪寒でしばし悶絶
それでも夜には激痛から解放されました
これはもう覚悟を決めるしかないんだな…
その翌日(3日連続ですが)
ダンナも一緒に病院へ
ついに覚悟を決めて
治療を開始することになったこの日…
クセ強主治医から
まさかの泣けるひと言が!
あったのですが…
それは、また後日お伝えします
お読みいただきありがとうございました
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