嵐の子育て奮闘記シリーズ
本日より始動します!
ちょっと重めな内容も多いので
他のテーマと織り交ぜつつ
不定期で…
まずは一気に17年ほどさかのぼり
娘の出産当日から翌日のお話です
初めての出産
2007年、待望の第一子誕生
どちらかというと
女の子が欲しかった私達夫婦
お腹の中にいる我が子が
女の子と分かってから
対面の時を心待ちにしていました
そして出産当日…
私がお世話になっていた産婦人科では
和痛分娩を選択する事ができました
未知なる出産の痛みに
やはり恐怖心があったので
迷わず和痛分娩を選んだ私
あらかじめ出産日を決め
朝から陣痛促進剤を使い出産に臨みました
後々、これがいけなかったのかなぁ?
なんて…
考えても仕方が無い事を
何度も考える事になったのですが
陣痛は順調に進み
子宮口が全開になったところで麻酔が切られ
そこからは普通と同じように
痛みと戦いながらの出産になりましたが…
それまでの陣痛で
ほとんど体力を消耗していなかったので
分娩台に上がってわずか20分で
スポンと生まれてきてくれました
とっても親孝行な娘
私の初産は
かなりの安産だったと言えると思います
待ちに待った瞬間のはずが
待ちに待った感動の瞬間のはずが
まず産声をあげない
そして顔を見て
上手く言えないのですが…
何とも言えない違和感がありました
テレビなどでは
まさに幸せの絶頂として
取り上げられているこの瞬間
ところが…
母親なら誰もが自然と湧きあがってくると
信じて疑っていなかった
我が子への可愛い、愛おしいという感情が
湧いてこない自分にとても戸惑いました
不安な思いのまま
娘は新生児室へ連れて行かれましたが
ダンナも母も何も不安に思う事なく
喜んでくれていました
そして何よりクタクタに疲れていたので
その日はぐっすり眠りました
出産翌日 衝撃の宣告
翌朝のこと
お子さんに会いに行きませんか?
と看護師さんから声をかけられ
貧血でフラフラしながらも
新生児室に向かいました
新生児室の中でも
更にクリーンに保たれている小部屋で
娘は寝かされていました
そしてそこには院長先生が待っており
なぜかすぐに椅子を勧めて下さいました
恐らくこれから伝える事のショックで
倒れてしまうかもしれないと
配慮して下さったのでしょう
お子さんね…
ちょっと頭が柔らかい状態で
生まれて来ちゃったの
この一言を聞いた時の衝撃は
何年経っても決して忘れる事はできません
頭が、、、柔らかい?
何を言われているのか
良く分かりませんでしたが…
それでも
何かとても大変な事が起きたんだ
という事だけは分かりました
足元から全てが崩れ落ちていくような
これまで経験したことのない感覚…
その後の事は
ほとんど覚えていませんが
泣きながら母に電話した事だけは
覚えています
まだ何も分からないし
決まった訳じゃないんだから!
と励ましてくれて
すぐに3時間もかかる実家から
かけつけてくれました
これが出産当日と翌日の出来事です
お読みいただきありがとうございました
▼関連記事