嵐の子育て奮闘記シリーズ
こちらの記事の続きです
根拠無き自信
医師から厳しい宣告を受け
病院から帰宅すると…
放心状態の私の横でパソコンを開き
娘の病気について調べ始めたダンナ
そして
ちょっと来てと
興奮気味に私を呼びます
覗いてみると…
娘の病気は
やはり重い障害を引き起こしたり
最悪の場合
死に至るようなケースもある一方
何の自覚症状も無く
気付かずに生活している人も
多くいることが分かりました
超ネガティブモード全開だった私は
重い障害…死…
とそこにばかり目がいってしまいました
ところがダンナは一言…
この子は大丈夫だ
と迷いなく言い切りました
そ、その根拠は…??
と突っ込みたくなりましたが
ダンナのその根拠無き自信に
救われたのも事実です
人生で最も辛く苦しかった日々
その後私はまだ出血している体で
毎日欠かさずタクシーで病院に通いました
娘に会いたいという思い…
会う事への恐怖…
私が行かなくて誰が行くの?という義務感…
自分でも良く分からない思いで
頭の中はごちゃごちゃだったと思います
病院では
おっぱいをあげて
オムツを替えて
お風呂に入れてあげて
そんな数時間を過ごし
また一人で家に帰る毎日
今まで私が生きてきた人生の中で
最も辛く苦しい日々でした
それでも
家に帰るといつも
温かいご飯が用意されていました
この頃
私の父と母が仕事をしながら
片道3時間かけて
交代で泊まってくれていました
情緒不安定な私が一人ぼっちになる事は
1秒たりともありませんでした
親の愛情って本当にすごい
その愛の深さを
しみじみ感じる日々でした
お読みいただきありがとうございました
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