ブログを訪れてくださり
ありがとうございます飛び出すハート

発達凸凹思春期娘ウタを育てる
アラフィフ主婦jasmineですニコニコ

初めての方はこちら♪

 

 

うずまき嵐の子育て奮闘記シリーズうずまき

 

こちらの記事の続きです下矢印

 

 

 

  大学病院NICUへの救急搬送

 

衝撃的な宣告を受けた出産翌日

 

 

産婦人科の個室で夜を迎え

暗い天井を見つめていると…

 

 

10年20年先のことまで考えてしまい

不安と恐怖で一睡もできませんでした

 

 

『主人を泊らせて下さい』

と院長先生にお願いしましたが

 

『規則なのでできません』の一点張り

 

 

出産前の母親学級の時には

 

出産の事だけでなくご夫婦間の悩みでも

どんな事でも気軽に相談に来て下さいね

 

お母さんが元気でいる事が一番なんですからウインク

 

なんて満面の笑みの院長先生でしたが…

 

そんな温かみは全く感じられない

事務的な対応でした

 

 

もうこのままでは

おかしくなってしまいそうガーン

 

 

と訴えた入院5日目

 

 

母親はパニック障害あり

 

 

と書かれたカルテとともに

厄介払いをするかのように

 

母娘共々近くの大学病院に

救急車で搬送されました

 

 

生まれて初めて乗った救急車

 

まさか自分が

こんな状況で乗る事になるとは…

 

 

この時はまだ

これが自分の身に起きている現実とは

受け入れられずにいました

 

 

子どもを産むという事は

必ず五体満足で生まれる訳じゃない

 

 

病気や障害を持って生まれる事も

覚悟の上で母親になるべきだったのに…

 

 

その覚悟が全くできていなかった私

 

目の前で娘は必死に生きようとしているのに

どうしても受け入れる事ができませんでした

 

 

ここからの数年は

娘の病気の事だけでなく

 

 

自分は人として 母親として

大切な何かが欠けているのではないか…

 

 

という苦悩とも戦う事になりましたショボーン

 

 

  厳しい宣告とダンナの覚悟

 

救急車で大学病院に搬送された娘は

NICUに入院する事になりました

 

 

大学病院で担当になった医師は

一言で言うと…

 

 

とてつもなく冷たい人でした

 


入院後すぐにCTやMRIの検査をして

結果説明の時のこの言葉

 

 

検査の結果、頭蓋骨に異常が見つかりました

お子さんような奇形児の場合

発達に影響が出る可能性が非常に高いです

 

 

頭蓋骨に異常… 

奇形児…奇形児…奇形児… 

発達に影響…

 

 

医師の言葉を

私は頭の中で何度も何度も繰り返しました

 

 

不思議と涙は出ませんでした

 


恐らくあまりのショックに

思考が停止してしまったのだと思います

 

 

思考は停止しましたが

この言葉は16年以上経った今でも

はっきりと覚えています


 

恐らく一生忘れる事は無いと思います

 

 

その後の記憶はあまりありませんが

帰宅後二人で静かに泣いた事は覚えています

 

 

どうしてこんな事に?

なんでうちなの?

なんでうちの子なの?

 

 

私はやり場のない気持ちを

ダンナにぶつけてしまいました

 

 

その時ダンナは

 

普通の子育てとは違っちゃったけど…

その分いっぱい愛情かけて育ててあげようキラキラ

 

という言葉をかけてくれました

 

 

絶望の中

 

ギリギリのところで私の心を

支えてくれたこの言葉

 

今も私の胸に大切にしまってあります

 

 

ダンナは後日

このやりとりを上司に話したところ

 

奥さんが一番辛い時に

オマエが泣いてどうする!

 

と喝を入れられたようで…

 

 

私の知る限り

 

ダンナが娘の病気の事で涙を流したのは

後にも先にもこの時だけだったと思います

 

 

お読みいただきありがとうございましたキラキラ

 

 

▼関連記事

>>【子育て奮闘記】出産翌日~衝撃の宣告

>>【子育て奮闘記】人生で最も辛く苦しかった日々

>>【子育て奮闘記】涙の一か月検診

>>【子育て奮闘記】絶望と不安の中での退院

>>【子育て奮闘記】どん底から見えた希望のひかり