嵐の子育て奮闘記シリーズ
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母としての学びと葛藤
娘の通う幼稚園では
子どもだけでなく
母が学べる機会も
本当にたくさんありました
それまで度重なる入院
手術という生活の中で
命を守る事
ケガをさせない事だけで
頭がいっぱいだった私
子育てについて
深く考えるゆとりなど
全く持てていませんでした
そんな私にとって
PTAで聞いた先輩お母さんのお話
先生の言葉
みんなで読み合った
佐々木正美先生の本など
その全てが目から鱗の連続でした
佐々木正美先生の
『子どもへのまなざし』はこちら
毎日早寝早起きをして
生活リズムを整えることが大切
といつも娘を急かしてばかりいた私…
少しぐらい寝坊しても
寄り道して幼稚園に遅れても
その途中で摘んだお花を
キレイだね~と褒めてくれる先生方
身だしなみはキチンと整えることが大切
と洋服や持ち物を汚したり
手をしっかり洗わないことを
注意してばかりいた私…
ある日、お迎えに行ってみると
今日はウタちゃん
こんなに泥んこ遊びを
楽しむことができて
とってもステキでした
お母さん!
お土産がいっぱいです
たくさん褒めてあげてくださいね
と泥んこになった娘の洋服が入った
大きなビニール袋を渡されました
自分が子育てする上で
大切と信じていた事が
ほとんどそうではなかった事に
愕然としました
年少の一年間でたくさんの事を学び
何が子どもにとって大切なのかは
何となく分かり始めた私でしたが…
人間は頭で理解したからと言って
それをすぐに実行できる訳ではありません
「信じて待つ」と分かっていても
すぐにブレてあれこれ叱ってしまう自分
「みんなちがってみんないい」
と思いたいけれど…
どうしても周りの子と比べては
焦ったり不安になったり
落ち込んでしまう自分
感情をコントロールできずに
イライラを子どもにぶつけてしまう自分
幼稚園で過ごした日々は
たくさんの学びや気付きがあり
とても有意義なものでした
でもそれと同時に…
その理想とする母親像と自分が
あまりにかけ離れている事
近づきたいと思っても
どうしてもできない事が
とても苦しかった
そんな三年間でもありました
お読みいただきありがとうございました
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