嵐の子育て奮闘記シリーズ
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『抱っこ法』との出会い
辛く苦しかった年少時代
ようやく一年が終わった春休み
体調を崩して寝込んでしまった私
ストレスほど免疫力を
破壊するものはないというのを
身をもって実感しました
春休み、新学期まであと数日
というある日のこと
体調を崩した事で
心も弱くなっていたのか…
娘を膝に乗せて泣きながら
私が思わず漏らした本音
ママは本当に悲しくてつらいの
お願いだから…
もう小さい子に痛い事を
しないで欲しい
それまでは常に
親として!という思いで
やめなさい
こうしなさい
と上から命令ばかりしていた私
でもこの時はもう万策尽きて
ただただお願いするしか
なくなっていました
私が泣きながら伝える言葉を
いつになく真剣な表情で聞いていた娘
そのうち娘も泣き出して
二人でハグしながら
ワンワン泣きました
今思えば…
私はこの時知らず知らずのうちに
『抱っこ法』
を実践していたのです
『抱っこ法』については
私の人生を変えたと言っても過言ではない
こちらの本で紹介されています
子どもが泣いたりぐずったりした時
なるべく早く泣きやませなければ!
と思っていませんか?
私はそう思っていましたし
いつもそんな声かけをしていました
この本の著者、萩原光さんは
こう言っています
泣くことで
ストレスが消えていく
泣きたい気持ちをママやパパに
受け止めてもらうことによって
その子本来の成長力がわき出てくる
ムダに真面目な新米ママだった私は
迷惑をかけないように…と
毎日そればかり考えていたので
萩原さんの言葉は目から鱗でした
そしてストレスが消えていくのは
何も子どもだけではありません
大人だって…
親だって泣いていいんです
この本を読んでから
少しずつですが肩の力を抜いて
子どもと向き合うことが
できるようになった気がします
『抱っこ法』の不思議なパワー?!
親子共にボロボロになりながら
そんな体験をした春休みが終わり…
迎えた幼稚園2年目
小さな年少さんがたくさん入ってくると思うと
どうなるのか本当に恐ろしかったのですが…
あれ、何だか平和?
まだ始まったばかりで緊張しているのかな?
としばらく見守ってみましたが
やっぱり穏やかな日々…
そうなると園庭でイキイキと遊ぶ姿も
楽しそうにお友達と歌を歌う姿も
年少さんのお世話を一生懸命しようとする姿も
全てが眩しく愛おしく
気がつくと涙腺が緩んでしまいました
子どもはみんな
良くなる力を持っているから
信じて待ちましょう
そんな担任の先生の言葉を
思い出していました…
お読みいただきありがとうございました
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