嵐の子育て奮闘記シリーズ
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小さい子に執着した二学期
二学期に入ると
クラスのお友達との関係は
少しずつ落ち着いてきた娘
ホッとしたのも束の間…
今度はなぜかお友達の妹や弟、
自分より小さな子に異常なまでの
執着を見せるようになりました
小さい子を見つけると
突然近づいて押したり
髪の毛を引っ張ったり…
相手が小さいという事もあり
怪我をさせてはいけないと
私の胃は更にキリキリと
痛むようになりました
ゆっくり諭すように
言い聞かせてもダメ…
叱ってもダメ…
追いつめられた私は
叩かれたら痛いんだよと
娘が小さい子にしたのと
同じ事をしたりもしました
毎日毎日叱っては泣き
もう精神的にボロボロになっていました
一緒に死ねたらどんなに楽だろう?
そんなことを思ったのも
一度や二度ではありません
当時はいっぱいいっぱいで
そこまで思い至りませんでしたが…
そんなボロボロになる母親の姿を見て
娘もどんなに辛かっただろう?
そう考えると
本当に申し訳ない気持ちで
いっぱいになり胸が痛くなります
親子関係がこんな状態なので
娘の状況は良くなるはずもなく…
PTA活動や親の参加が
とても多い幼稚園でしたが
そういう集まりの場に行くのも
お迎えで他のママ達と顔を会わせるのも
とにかく辛く憂鬱な毎日でした
そうして苦しかった年少の一年間が
終わった春休み
私は体調を崩して寝込んでしまいました…
担任の言葉に救われる
担任の先生にも
うちの娘は大丈夫なんでしょうか?
と何度聞いたか分かりません
その度に先生は
笑顔でこんなステキな言葉を
かけて下さいました
大丈夫です
ウタちゃんは好きな事がたくさんあって
お歌も絵本もみんなと一緒に
本当に楽しめるんですよ
うわばきのまま外に出てしまう?
それは今、ウタちゃんはそこに
重きを置いていないだけです
ルールや順番は
いつか必ず身に付きます
それよりも3歳の目標は
楽しい事を自分で見つける
という事です
ウタちゃんは
花マルですよ
子どもは必ず良くなる力を持っています
そのペースはみんな違うけど
ゆっくり信じて待ってあげましょう
娘の幼稚園は3年間クラス替えも無く
担任も持ち上がりでした
私はこの先生の温かい言葉と
太陽のような笑顔に
どれだけ救われたか分かりません
娘もこの大らかで温かな愛情に包まれて
いろいろやらかしつつも…
とても幸せな3年間を過ごす事ができました
お読みいただきありがとうございました
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