日本海食文化の旅③鶴岡「アル・ケッチァーノ」 | 函館・青柳町暮らし

函館・青柳町暮らし

2010年4月、函館暮らしを始めました。
風景、食、イベント、街のあれこれ……、
愛する函館の日常や
季節の移ろいなどをお伝えします。

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昨日の宿は、山形県あつみ温泉のかしわや旅館。
築70年の風情ある木造建築で、熱~いお湯も堪能。

朝は温泉街を散歩して、山形の郷土菓子、
もっちもちの「とち餅」を見つけました。

そして、旅の3日目は山形県の鶴岡市へ。
豊かな食材と多彩な郷土料理で、
ユネスコの食文化創造都市に認定されている
注目エリアです。

お目当てのランチは、アル・ケッチァーノで。
函館の料理学会や木古内の駅前レストランでも
ご縁の深い奥田シェフの、庄内の素材料理の店。
店内から遠くの月山の山並みと田園風景が望める
気持ちのいい場所にあります。

どれも素材の持ち味をシンプルに生かした
爽快なお皿ばかりでしたが、
特に印象に残ったお料理をいくつか。
庄内浜のイシナギに、野菜、からすみ、
春巻の皮を揚げたもの、トンブリなどを散らした
「食感カルパッチョ」。
料理に音や色合いの楽しみが加わった魅惑の一皿。

タラの白子にうるい、雪菜を合わせたパスタ。
生クリームなしの白子のクリームには驚き。
個性的な野菜の持ち味も引き立ちます。
ちなみに、お供は白ワインに見えますが日本酒。

そして、香ばしい舌平目と春菊のピューレと生を
重ねたサラダには、大興奮。
こんなハーモニーは初めてです。

メインは「羽黒の丸山さんの羊」のロースト。
米やワラ、だだちゃ豆のさやを餌に育つ
奥田シェフいち推し食材のひとつとあって、
脂身はさらりととろけ、赤身はうま味満点。
一品一品「素材料理」の意味が伝わってきた
幸せな時間でした。

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