日本海食文化の旅②村上「千年鮭きっかわ井筒屋」 | 函館・青柳町暮らし

函館・青柳町暮らし

2010年4月、函館暮らしを始めました。
風景、食、イベント、街のあれこれ……、
愛する函館の日常や
季節の移ろいなどをお伝えします。


旅の2日目は仲間と別れてひとり行動になり、
鮭のまち越後村上で鮭食文化を探訪します。
百種類の鮭料理が伝わるという村上でのランチは、
千年鮭きっかわの鮭料理専門店、井筒屋で。
吉永小百合さんのJR旅ポスターでも有名になった
江戸時代に建てられた風格ある町屋です。

塩引き鮭、熟成鮭の鮭びたし、生鮭の焼き漬け、
鮭の生ハム、はらこ味噌漬け、かぶと煮などなど、
鮭料理のフルコース!

オプションの珍味は、どんびこ(ハツ)、胃袋、
白子、肝、背わたの塩辛で、
思わず頼んだ日本酒が竹とっくりで出てきて、
これまたびっくり!!

本場こしひかりご飯に塩引き鮭、最高です。
2杯目はだし茶漬けで。

すぐ近くの加工施設が公開されていて、
鮭が風に当たりながら干されているのが圧巻。
函館にも荒巻鮭や鮭とばはありますが、
まったく違う世界が展開してました。

鮭への敬意をこめて、お腹は1か所つなげて開き、
頭は下にして干します。
塩引き鮭は1カ月、鮭びたし用は1年もかけて。
婚姻色が出かかり、鼻が曲がってきたオスが
ちょうどいい身の状態だそうですが、
見学に来た幼い子どもに恐いと泣かれるとか……。

白子もいい具合に干されてます。
これ見てるだけで飲まさりますね。

おみやげも買い込み、残り時間はイヨボヤ会館へ。
イヨボヤとは「魚の中の魚」で、鮭の方言。
日本初の鮭の博物館ですって。

ふ化した鮭の赤ちゃんもいたり、

鮭が好きすぎて「ヨーボヤ貧乏」になる話で、
鮭皮ブレザーの展示まで。
もう鮭一色の一日で、今夜の夢は鮭かも(笑)。

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