今日は、ハーブがどんな不調に用いられるか、という例をあげてきます(・∀・)
ここテスト出ます(・∀・)ノシノシ
最初は最もポピュラーで手に入りやすいカモミールから!
【カモミール】
特徴は色々ありますが、主に鎮静作用、消炎作用などが代表的ですね。
●胃痛など胃の不調に
ジャーマンカモミールは消化管の炎症や潰瘍に対して最も適用されるハーブ。
胃の粘膜を保護し、炎症を抑え、胃酸の過剰な分泌や痛みを鎮めます。
吐き気や不快感があるときはペパーミントを併用すると良い。
●便秘で膨満感があるとき
駆風作用がある。
同じ作用を持つフェンネルや、ペパーミントをブレンドすると香り豊かで美味しくなる。
●風邪、インフルエンザに
フラボノイドが発汗を促進、神経を鎮めてくれるので十分な睡眠が取れる。
●不眠に
これが代表的な使い方じゃないかな?
心身をリラックスさせる鎮静効果に優れているので、寝る前に飲むと良いでしょう。
ミルクと混ぜてミルクティーにするのが特にオススメ。
●月経前症候群(PMS)
フラボノイドの「アピゲニン」が鎮静、鎮痙作用を持つため、不安や痛みに用いります。
身体を温める働きもある。
強い痛みやイライラ、気分の落ち込み、興奮にはパッションフラワーとブレンドすると良い。
●更年期障害
心身の緊張がある場合に。
こちらもパッションフラワー とのブレンドが有効。
●アトピー性皮膚炎
カモミールにはストレス解消効果とともに消炎効果がある。
ハーブティーを湿布や入浴剤として利用すると良い。
●肌の老化対策に
肌荒れや肌トラブルに。
消炎、鎮静作用があります。
ハーブティーで内服しても外用で、カモミールのローションを作ってスキンケアをしても良い。
●出産後に
産後の一過性の不安や憂鬱状態に。
特に不安が強い場合はパッションフラワーとブレンドして。
●小児領域の植物療法に
あせも、湿疹、おむつかぶれに消炎作用のあるカモミールを湿布や入浴剤で。
●高齢者の消化機能の低下に
胃の痛み、膨満感がある場合に消炎作用や駆風作用のあるカモミールを。
学名の『Matoricaria chamomilla』の「Matoricaria」の語源は『matrix(子宮)』。
なので月経前症候群や更年期など、婦人科系の不調にも古くから使われていたそうです。
ちなみにですが、医療行為ではないのが前提で、医薬品のような大きな効き目はないのですが、毎日の健康維持や体質改善のために取り入れ、続けるというのが大事です。
それではまた次回(・∀・)