中二男子。
自分のおこづかいで
はじめて買いにいった楽譜を
今日見せてくれました。
ボカロ…。ボカロ言ってたもんね。
おおおおお。
上級ですかぁ(笑)
本人いわく自分が弾きたい曲が入ってるのがこの楽譜だったらしいです。
ボカロっていうのは
YouTubeが浸透したからこそ
ここまで、流行った文化なのではと思います。
でも。でも
おばちゃんは、よーわからんとよね。
必死に(笑)YouTube聞いとくよ(笑)
何より自分がこの曲を弾きたい!と
楽譜を買ってくれたことが
一番嬉しい♪
「自分がピアノを辞めるときには、この楽譜くらいを自分の力で弾けるようになっておきたい」と
彼は言いました。
そう。そうなんだよね。
弾きたい楽譜を自分の力で弾けるようになること。
ここが大事なんだよね。
ほとんどの人がピアノを習う理由は
弾きたい曲を大人になったときに弾けるようになりたいから。
ソナチネまでいった。
ソナタまでいった。
という、実績だけ作るために
ピアノを習うのは
なんか、違う気がします。
どんなに、レベルが高い曲を弾いてても
「先生が出した曲しか弾かない。自分で弾きたい曲すら、ない」という受け身では、
結局は、辞めてしまったら
ピアノをさわることすら、なくなります。
先生に言われる通りの
受け身じゃなく、
あなたは、何を弾けるようになりたいの?
そのまず第一歩。
自分のおこづかいで
自分の弾きたい楽譜を
楽譜やさんに
買いにいってごらん!
お年玉で、買った子もいます。
ぷりんと楽譜で買ってくる子もいます。
もちろん、お母さんに
買ってもらうでもOKだけど、
とにかく、自分で楽譜やさんに行って
自分で手にとって選んでほしい。
本当にピアノが好きな子は
ピアノの上に、教材曲以外の楽譜が必ずあります。
調律師さんも、よく見ておられるそうです。
「ピアノの上に教材曲の楽譜しか乗ってない子が、
最近は多いんですよねー。
なんのために、習ってるんだろう?
教材曲を弾くため?
どんどん、好きな曲を弾いていってほしい!好きな曲を弾けるようになるために、教材曲で練習するんだけどね。今の子達は逆なんだもんね」と
今までも自分で買ってきた子達たくさんいます。
アナ雪の楽譜、アイカツの楽譜、
流行り曲の楽譜、ジブリの楽譜、
ディズニーの楽譜。
先生が選ぶ楽譜じゃなくて
自分で選んだ楽譜は
なんとかして、自分ででも弾こうとします。
または、どうしても、ここが弾けない!
教えてー!というきもちになります。
だから、弾けるようになっていくんですよね。
もちろん、レベルが高すぎる楽譜を買ってしまってはもったいないので
そこは、お母様たちも何となく見てほしいですが(笑)
ぜひ、そういうピアノとのつきあい方をしてもらうと
自分で好きな楽譜を買って弾く大人に
なれると思いますよ♪