随分と温かい年の瀬ですが、みなさまお変わりないでしょうか(笑)。30日より年末年始の休みとなり、5連休の私は世間一般的には恵まれているのかいないのか…。
2023年の大晦日になりましたから、例年通り「キネマ旬報」の読者のベストテンに投票するための「マイ・ベストテン」をいつも通りアップします。その前に12月のまとめですが、12月の後半に見た映画は以下の9本で、12月は月間で17本の劇場鑑賞に終わりました。2023年の1年間でスクリーン鑑賞した映画はトータル250本です。
@伏見ミリオン座
『ポトフ 美食家と料理人』(2023年、監督/トラン・アン・ユン)
『市子』(2023年、監督/戸田彬弘)
『PERFECT DAYS』(2023年、監督/ヴィム・ヴェンダース)
@シネマスコーレ
『NO選挙,NO LIFE』(2023年、監督/前田亜紀)
『ほかげ』(2023年、監督/塚本晋也)
@ミッドランドスクエアシネマ2
『隣人X 疑惑の彼女』(2023年、監督/熊沢尚人)
@センチュリーシネマ
『きっと、それは愛じゃない』(2022年、監督/シェカール・カプール)
@ミッドランドスクエアシネマ
『TALK TO ME トーク・トゥ・ミー』(2022年、監督/ダニー・フィリッポウ、マイケル・フィリッポウ)
『カサンドラ・クロス』(1976年、監督/ジョルジ・P・コスマトス)
2023年のスクリーン鑑賞作品は250本に終わりましたが(2022年は252本)、そのうちベストテンに該当する劇場公開作品は、外国映画116本(前年110本)、日本映画63本(前年74本)です。外国映画と日本映画の鑑賞比率はさほど変わりません。
日本映画マイ・ベストテン
①『658km、陽子の旅』(2023年、監督/熊切和嘉)
②『PERFECT DAYS』(2023年、監督/ヴィム・ヴェンダース)
③『BLUE GIANT』(2023年、監督/立川譲)
④『ほかげ』(2023年、監督/塚本晋也)
⑤『怪物』(2023年、監督/是枝裕和)
⑥『月』(2023年、監督/石井裕也)
⑦『春に散る』(2023年、監督/瀬々敬久)
⑧『福田村事件』(2023年、監督/森達也)
⑨『正欲』(2023年、監督/岸善幸)
⑩『君たちはどう生きるか』(2023年、監督/宮崎駿)
外国映画マイ・ベストテン
①『理想郷』(2022年、監督/ロドリゴ・ソロゴイェン)
②『エンパイア・オブ・ライト』(2022年、監督/サム・メンデス)
③『TAR ター』(2022年、監督/トッド・フィールド)
④『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』(2023年、監督/マーティン・スコセッシ)
⑤『聖地には蜘蛛が巣を張る』(2022年、監督/アリ・アッバシ)
⑥『モリコーネ 映画が恋した音楽家』(2021年、監督/ジュゼッペ・トルナトーレ)
⑦『イノセンツ』(2021年、監督/エスキル・フォクト)
⑧『別れる決心』(2022年、監督/パク・チャヌク)
⑨『トリとロキタ』(2022年、監督/ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ)
⓾『フェイブルマンズ』(2022年、監督/スティーヴン・スピルバーグ)
上記の「マイ・ベストテン」はキネマ旬報の「読者のベストテン」に、そのままの内容で投票しました。昨年までは、会員になっていた名古屋シネマテークの企画の「ワーストワン」で結構悩みましたが、今年はその悩みからは解放されています。