どーも。占い師のまゆちんです。
今日の記事は昨日の続きです。
そして昨日はここで終わってましたね。
ちなみに分化された女性性って？どんなものがあるの？
参考文献はこちら。⬇
上記の書籍を大いに参考にしつつ、
私の理解や解釈を交えながら書いてみます。
占星術で分化された女性性と
いうのは下記の小惑星が象徴している
と言われます。
- ジュノー
- パラス（アテナ）
- ケレス（セレス）
- ベスタ
これらの小惑星に紐付いた神話を
紐解くと見えてくること。
それは「女性が問題を乗り越えてきた物語」
だったりします。
つまり、女性の能力であると同時に
葛藤の要因になるものでもあり、
求められてきた女性性でもあり、
本能でもあり・・・という一枚岩では
語れない物語があります。
そして「女性が乗り越えてきた問題」の多くは、
自分（女性）
ｖｓ 父や夫（男性）
という構図が多いです。
今日は簡単にその小惑星の中の
ジュノーとパラスのご紹介を
してみます。
ジュノーの占星術記号はこちら
小惑星のジュノーは女神の名前で
いうと、ユノ，ヘラです。
ヘラは夫（ゼウス）の妻になったものの、
その結婚生活は彼女の理想ではなく
「本当はもっと女神として
自由な男女関係を臨んだ」女神でした。
それを証拠に、ゼウスの傲慢さや
横暴な振る舞い（女性関係もにぎやか）に
うんざりし彼女は、陰謀を企み、
神々たちを集める、なんていう
エピソードもあるぐらいです。
いやいや、それぐらいパワフルな女神なのだから我慢して婚姻関係を続けなくても良かったのに！
と我々は思ってしまいますが、
上記書籍の著者は
仮にユピテル（ゼウス）がユノ（ヘラ）と結婚していなかった ら、彼は本来の自分になれなかっただろう。なぜなら、ユノ（ヘラ）はユピテル（ゼウス）の女性性を体現 し、ユピテル（ゼウス）はユノ（ヘラ）の男性性を体現しているからだ。
と言及していますね。うーん奥深い。
つまり、ジュノーの神話は
「妻としての役割の葛藤や課題」を表します。
そして次にご紹介するのは、
私が個人的に好きなのはアテナ。
小惑星でいうとパラスですね。
こんな記号です。
そして、パラス（アテナ）の父親は
先程のワンマンなジュノー（ヘラ）の
夫ゼウス。
しかも、彼女はなんと
お父さん＝ゼウスの頭から生まれた女神。
頭は知性を表します。
その頭から生まれたので彼女は
とても聡明でした。
彼女は女性戦士で戦略家であり強かった。
てなわけで、
周囲からは
「女の子のくせになのに
賢くて強いなんてすごいね！」
と称賛された女性です。
（昔は女性には知性がないとされていた）
という訳でゼウス＝お父さん
からめちゃめちゃ愛されたのです。
めちゃめちゃお気に入りの娘だったわけです。
ですがこうもいえます。
「お父さんの影からは離れられない」と。
つまり男性社会の中で
がんばりすぎる女性像でもあります。
男性に依存せずに
女性が自立して生きる要素を象徴したりもする。
今でいうとバリキャリ的な。
でもそれが良いとか悪いではなく、
現代の女性の成長段階でも通る道では
なかろうか？という問題提起を
してくれる存在でもあるわけですね。
占星術の解釈に活かすなら
出生のパラスと木星のアスペクトなんかは
父親の影がどう影響しているか？
とかわかるかもですね。
はい。きょうはここまでかな。
後の2つ
- ケレス（セレス）
- ベスタ
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