こんにちは。占い師の先生まゆちんです。
さて、前回の続きです。
 
前回の時期はこちら(ここからお読みください)
 
 
 
さて・・・
ピンポンダッシュで
近所の人を楽しませたり
驚かせたりすることを
ちっとも悪いことだと思っていなかった
お気楽で自由な子供だったまゆちん。
 
そのままお気楽な子供時代を過ごしました。
と思いきや・・・。
早くも子供時代に人生のクライシスを迎えます。
 
 
占星術的に言うと3ハウス冥王星。
そして12ハウス太陽と冥王星のスクエア。
そんな星たちの象徴を垣間見るような出来事に遭遇するのです。
(同じ配置の人が同じ体験するわけじゃないよ。)
 
 
 
7歳の秋の夕暮れに訪れたクライシス。

 

秋の夕暮れ時でした。

 
 

小学校2年生の秋のことでした。

 

 

母の手作りのカレーライスを家族揃って、食べていた夕飯時のときのことです。電話がジリリリリとなります。


 

 

 

 

(昭和な壁掛けの黒電話です。)



 

父が電話に出ました。

 

 

 

「うん・・・うん・・・

どういうことや。

えっ・・・そうか、

M子は?・・・即死か・・・

H子は重体か・・・」

 

 

 

という電話に出ている父の言葉。あのときのことを今でも覚えています。部屋中が一瞬にして凍りつくようなエネルギーに包まれ、私も凍りました。

 
 
 

「即死」という言葉が7歳の私の頭をガーーーンと打ちのめします。

 

 

「即死って死んじゃったってこと・・・・なの。」

 

 

 

そう叫びたい気持ちを抑えながら父が電話を切るのを待ちました。

しかし、待つまでもなく、7歳の私にも、電話の向こうで起こった出来事を理解するには十分でした。

 
 
 

父の兄には小学生と中学生二人の娘がいました。私にとっては従姉妹です。

 

 

車で小一時間のところに住む従姉妹たちとは、姉妹のようにいつも遊んでいました。二人は揃って出かけていたピアノ教室で火事にあってしまいます。そして、妹のMちゃは煙に巻かれて即死し、もう一人のお姉ちゃん(Hちゃん)がひどい火傷で生死の間を彷徨っているという電話だったのです。

 
 

そのあとのことは、私もよく覚えていないのです。気がついたらMちゃんのお通夜にいました。そして残念なことにお姉ちゃんのHちゃんも妹のMちゃんのあとを追うように1日置いて天に旅立ちます。享年11歳と13歳。私は7歳でした。

 
 

この日から数日お通夜とお葬式が続きます。まだ夢を見ているようなふわふわした現実の中、普段遊んでいた従姉妹のお家は黒と白の幕で覆われ、多くの人の鳴き声と悲しみに包まれる場所になります。

 
 

何が現実かよくわからない数日でした。

 
 

幼いながらも、起こったことは理解していましたが、自分に起こった感情が受け止めきれませんでした。それどころか周囲の大人達はもっともっと受け止めきれなかったでしょう。私にとっては自分の感情よりも、周囲の大人たちの悲しみぶりが衝撃的でした。

 
 
 

いつも私を含め、三人の少女を可愛がってくれていた厳しいけど優しい祖父はうなだれたまま。声も出さずに涙を流していました。その祖父にお葬式の席で「真由子ここにおいで。」と呼ばれ、祖父の膝に黙って座る私。

その頃、私は黒い服を持っていなくて紺色のセーターに赤のチェックのスカートだったのをなんだか申し訳無かったのをはっきり覚えています。

 
 
 

祖父は私の肩を抱いて(というか掴んで)言いました。

「オマエが三人分生きてくれな。頼むで、頼むで・・・。真由子は生きてくれな。」

 
 

おそらく私は無表情のまま、そこにいたと思います。そして内心こう思っていました。

 
 

(そんなん・・・3人分とか無理やし・・・おじいちゃんごめんな。一番、出来損ないの孫が残ってごめんな。)

 
 

って。

 

 

 

なぜかそこで私は生き残った罪悪感のようなものをもってしまったのでした。二人の姉のような従姉妹はとても優しくて、いつも、いたずら好きな私をかばってくれました。

おじいちゃんの盆栽の赤い木の実をもいでしまった時も、かばってくれたっけ。

 

 

(赤い実=摘むもの と思い込んでいて悪気はゼロでした)

 
 
 

優しくて、お勉強も良くできて、生徒会長もして、絵も上手、ピアノも上手。難しい本も読めちゃう。私にとっては自慢で憧れのお姉ちゃん達でした。

 
 
 

だから、私が彼女達の分を生きるなんて出来ない、って冷静に思ってしまったんですね。

 
 
だって、おじいちゃんの赤い実を摘んでしまったことが悪いことだ、ってのさえ理解できなかった私です。(まあ、小さいので仕方ない)
でも当時の私は、取り残されたような孤独感と、生き残ってしまった罪悪感とショックでいっぱいでした。
 
 
 

色々なショックと思いが入り混じる中、初七日が過ぎ、49日が過ぎ、1周期が過ぎ、でも、やはり、みんなの悲しみは癒えることはありませんでした。

 
 
 

そして、私は、この出来事をきっかけに「なぜ人は死ぬんだろう。」という疑問にこだわり続けることになります。

 
 
 
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