こんにちはー。かげした真由子です。久々に自分のこと書いてみようと思います。この数年、特にこの書籍を出す前後から「占い」と「心理療法」の境界線について色々考えてきました。
特に2017年の3月のこのセミナーに登壇させていただいて依頼、占星術の学びを深めつつ、発信しつつ、改めてこれまでの占い師人生を振り返りながら、わたしなりの落とし所を求めてきたような気がします。
で、今。
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占い師 と 心理セラピスト という肩書きは融合しそうでしない。
これが今のところの私の結論です。
占い師といえば占術を元に結果を導き出していくのが役割です。そこから読み取れることを正確にお伝えしていくことが大事。ですので、実は厳密にいうと人生相談がお仕事ではありません。アドバイスというよりは、解釈をお伝えするのが鑑定師というお仕事の基本。ある意味、ここから逃げてはいけないと思っています。
占術の「上澄み」だけすくって言葉をこねくり回して、適当なこと言う占い師にはなりたくないと思います。それだったら小説家か詩人になればいいさー。(なれないけど)
↑
双子座なのでこれ得意で陥りがち。
そもそも、私自身、うっかり!というか・・・たまたまというか・・・占術という学びを経て鑑定師になったのではなく、いきなり入店体験から鑑定師になってしまいました。(本当はやってはいけないことですね。)
しかし、だからこそ現場を見続けることができ「占いという現場」にこだわるに至ったわけです。現場には色々な悩みが持ち込まれるから、占い師であるという立場を活用して、もっともっとできることが沢山あるのではないか、うっかり癒される人が増えればいいのではないか?と、いう課題に取り組むきっかけにもなりました。
つまり「悩み相談に乗ることならできそうだから」という理由で占いという現場を選んでしまった人です。筋から外れております。
しかし、占い師は占術で得た答えをお知らせするお役目。それだけでは悩みの解決に至る人もいれば、至らない人もいます。そこで私は心理カウンセラー、セラピストとしての学びに走るわけです。
その結果、私がお伝えするタロットなどは心理カウンセリング色の濃いものになっていて、あたかも心理療法と占術を融合したい人のように思われています。が、厳密には少し違います。
「占いは生き辛さを和らげるものであってほしい。」これが本音の本音ですが、そのために占星術といった歴史のあるセオリーを歪めたくない、余計なものでデコレーションしたくない、というのも本音の本音です。
どっとが土台で、どっちがデコレーションかなんて考えたこともありませんけどね。
だったら、無理やり「心理」の世界に占術を持ち込まなくてもいいのではないか、という意見もあると思います。しかし先ほど書いた通り、「占いは生きづらさを和らげるものであってほしい。」これが本音の本音です。
そして、いやいやでもでも・・・そのために占星術といった歴史のあるセオリーを歪めたくない。という無限ループにはまります。
最初はこの堂々巡りをどうにかしなくてはいけないものだと思ってましたが、今となっては、この堂々巡りを正しいとは言い難いのですが、健全だと思っているんですね。
この堂々巡りから出来上がったのが、今お伝えしているメソッドだったりもしますのでね。
そういうスタンスなので、占い師・心理セラピスト と名乗るしかないのです。融合してなくていいのです。
葛藤が「心理タロット」というのに出てるのがまだ苦しいけどねー。
その辺はまあ課題です。
ですので今は、
星読みカウンセラーとか、
タロットカウンセラー
とかは、ちょっとちがうかなーとおもってます。
やっていることはそうかもしれないけどね。
(もちろんそういう人を否定するものではなく、あくまでも私のスタンスです。)
「人の悩みが解決したらなんでもいいじゃないですかーーー」という考えもまあ、間違いじゃないけど、少し違和感。そこばかり重視すると「上澄みだけをすくい上げる占い師」になる。
占星術やタロットの呼ばれるものは、色々形を変え、衰退したり、盛り上がったりしながら長い歴史の中で語り継がれてきました。この事実から、どの時代の人間も求める普遍的なストーリーがあるのは実感してるんです。
「癒し」以上の魂の営みみたいなものを感じますよね。だからといってそれを「心理療法的だ」というのも少し違うと思っています。
というわけで、それもつかめていない今、まだ終わりのない旅のようなもので、まだまだ未熟なので行ったり来たりしてるんです。
占い師と心理セラピストを行ったり来たりしながら、真ん中に「生きづらさからの解放」を見据えて、これからも占星術といった占術と心理療法の間を行ったり来たりすると思います。それを見ていただく方は勝手に学んでくださる。笑。
これが私のスタイルなのだと思います。そして、私がそんな自分を肯定できたきっかけが、双子座の神話でした。(私は太陽双子座なので。)
双子座の神話をご存知ですか?
カストルとポルックスという双子のお話で、
カストルは人間、
ポルックスは神の子でした。
ある時、カストルは重傷を負い、
死にかけちゃいます。
それをみたポルックスはカストルと一緒に
死なせてくれと父ゼウスにお願いします。
仲良しな二人。
しかし、ポルックスは神の子で不死身だから死ねないんです。
そこで可哀想に思った父ゼウスの計らいが面白いんです。
なんと双子の兄弟は、天界と冥界で1日おきに
暮らせるようにするんですね。
そして星座になった。
星座になった後も、仲良し。
行ったり来たり移動が忙しそう・・・笑。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190115/16/itsumi6/34/2d/p/o1030070214339412596.png?caw=800)
そういう結論も「あり」なんですよね。笑。
まるで、私の占い師と心理療法家の
「行ったり来たり。」と同じだなと思いました。
太陽は双子座な私。
まあ、これが太陽っぽく生きるという感じもしますね。
「太陽で生きる。」って
こういうことなのかもしれません。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190115/16/itsumi6/52/83/p/o0591082714339412333.png?caw=800)
お読みくださってありがとうございます。
まゆちん
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