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A Day In The Boy's Life

とあるエンジニアのとある1日のつぶやき。

遅まきながらTrac 0.11.2.1が出ていることを知り、バージョンアップを行ってみました。

バージョンアップの方法は、以前に書いた「Tracの使い方 - Trac0.10からTrac0.11へのバージョンアップ - 」とほぼ同じで


# /usr/bin/python setup.py install

にて、最新のTracをインストールした後に


# trac-admin /home/trac/project1 upgrade --no-backup
# trac-admin /home/trac/project1 wiki upgrade


で、チケットやWikiのバージョンアップをすることでいけます。


最後に、Apacheを再起動して無事に終了!と思っていたら・・・。


ExtractionError: Can't extract file(s) to egg cache
The following error occurred while trying to extract file(s) to the Python egg
cache:
[Errno 13] Permission denied: '/home/trac/.egg-cache'
The Python egg cache directory is currently set to:
/home/trac/.egg-cache
Perhaps your account does not have write access to this directory? You can
change the cache directory by setting the PYTHON_EGG_CACHE environment
variable to point to an accessible directory.

というエラーメッセージが・・・。

PYTHON_EGG_CACHEの環境変数は、旧バージョンのTracをインストールした際にApacheの設定ファイルに定義済みなのですが、今回のTrac 0.11.2.1のバージョンから環境変数のPYTHON_EGG_CACHEの指定方法が変わっている模様です。


Tracに付属しているマニュアルを見てみると


A Day In The Boy’s Life-Trac-Help1


のように、以前のSetEnvを使う方法からPythonOptionを使って指定するように変更されています。

ちなみに、Trac0.10のマニュアルでは


A Day In The Boy’s Life-Trac-Help2


のように、SetEnvで指定する方法が記載されています。


ググって色々探してみましたが、見つからずマニュアルを見てみたら書いてあった・・・。

ちゃんとマニュアルは読まないとだめですね。




IT の管理:全てに対する考え方を変える @ japan.internet.com Webビジネス


こういうのは年代によって、コンピュータとの付き合い方で染み付いた考え方があるのではないかなぁと感じます。

私の父親はかなりパソコンを使いこなしていて、たまに実家に帰ってみると毎日寝る前にネットにつないで株価をチェックしたり、ニュースサイトからその日のニュースをストリーミングで見ていたりします。

Youtubeも知っていて、話題のTVシーンを見逃したら検索して「お前あれ見たか?」って聞いてきます。

65歳を超えていますが、ITリテラシはその年代の人からみたらかなり高いと思います。


ただ、ブログを書くなんてことはしていませんし、ネットというのはパソコンの進化の過程で付け加えられた機能の一つだと思っているのではないかと感じます。

私もネットでニュースを見たりはしますが、どちらかというと見るという行為より、検索したりブログを書いたりとあちら側で何らかのアクションを起こす行為のほうが多いです。

父親は友人とメールをしたりもしているようですが、私の場合はよりリアルタイムなコミュニケーションを図ろうとしています。

このブログを書いているように。


父親が私の年代のころは、パソコンはワープロや表計算ソフトを使うといったことが中心で、それ以外のコンピュータの用途は、メインフレームのような会社の基幹をなすシステムであったり、大型の機械を制御するためのものという感じだったことはわかります。


そういう若いころのパソコンの用途が頭に染み付いている人にとってみれば、パソコンというのは人間に取って代わって何かを高速に処理してくれるものというような考えであって、今のようなネットでつながることによって、単に検索など情報を簡単に引き出せる機能が追加されたに過ぎない、と思っている人も多いと思います。


ブログをやっているというのも、単にその人の趣味でやってるんだろうぐらいに思っていて、そこで新しいコミュニティが生まれているということも知らないでしょうし、それもパソコンの機能がネットによって拡張されたことによって新しい機能が増えたぐらいに思っているのではと。


ネットで得られるものって体験しないとわからないでしょうし、ただ体験するにしても、年を重ねてくると安定した収入を得られるようになって、家庭を築いてとネットに携わる時間やメリットを考える事がなくなってきて今に至っているという人も多いのではないでしょうかね。


染み付いた考え方を溶かすのは容易なことではないですが、まずは体験をすることによってその第一歩を踏み出すことが大事なのではないかなと。

昔に経験したことが頭に染み付いて、今の自分を悩ませているというのは皮肉にも聞こえるのですが、時代の変化というものを常に意識しないといけないのだなと自戒の意味も込めてそう感じます。


それは別に年代だけが関係あるのではなく、今の若い人にとっても固定化された考えが数年後に悲劇をもたらす結果になることは容易に想像がついたりします。





技術というのは、あるものの上に別のものが覆いかぶさっていて、マトリョーシカのようにあけてもあけても別の人形が出てくるような特性があったりします。

で、その奥へ奥へと突き進むと、最初の問題からだいぶかけ離れたところに着地したりして。


アプリケーションのバグが出た → ミドルウェアの設定のせいだった → OSの設定を変えないといけない・・・

みたいに多岐にわたって領域を横断する羽目になるのですが、それはそれで楽しいものだったりもします。

ただ、そのときはその問題を解決するために(アプリケーションのバグを修正するために)掘り進めていったから軽く流してみたんだけど、よくよく見るといろんな技術的な要素があって「興味をそそられるなぁ~」とか、とりあえず設定してうまくいったけど調べてみると実はあの設定ってセキュリティ的にまずいじゃん、見たいなことになったり。


で、そうなった場合にその領域にもう少し深く踏み込んでみるんですが、こういうことを繰り返していると、あれも調べなきゃとか、これはどうなってるんだろうと疑問に思ったりと時間がいくらあっても足らないよ、という状況に陥ります。


あと、例えば昔にある言語でプログラミングした経験があるけど、1年も触らなかったら忘れてたり。

そして、それを思い出すためにまた調べてみたり。

おまけにバージョンがあがって仕様が変わってたり、いろんな要素が追加されたりとか・・・。


そういう環境で、あれも調べなきゃ、これも使ってみたい、というようなエンジニアも多いのではないでしょうか。

興味の対象がどんどんと拡大していくことは悪いことではないと思います。

ただ、どこかで踏ん切りをつけないとキリがなくって、その裁量に悩まされたりします。

エンジニアとして、こんな中途半端な知識だけではダメだという想いが出てくるわけです。

特にネット上ですごい人を見るとなおさらそれがあせりに変わってきたり。


自分の中では、多方面で高い成果を上げることは難しいと感じているので、ある程度分野を絞ってそれなりの知識を身につけておこうと思っています。

通信簿のオール5というのは、まず無理(特に教科書があるわけでもなく、しかも領域も幅広すぎる)なので、ある分野で「4」ぐらいを目指し、他のところで経験した分野では最低でも「3」ぐらいの知識を持っておこうかなぁとそう感じています。


エンジニアには「はじめからやり直したい症候群 」というものがあるらしいです。

同じように、あれも調べなきゃ(調べたい)症候群というものもあるような気がしました。

なんか、こういうことに情熱を向けられなくなったらエンジニアとして飯も食っていけなくなるのかなぁと。


それは、俺のやる仕事じゃないよ症候群よりは全然ましな症状かと思ったりはしますが。