毎年、昨年の〇倍の花粉が飛散!などというボジョレーの売り言葉かよというニュースが流れています。
花粉症歴は5年ぐらいとまだそんなに長くはないのですが、去年は本当に症状がひどく
・ 寝ていると鼻水が出てきて起きる
・ そしてそこからくしゃみ連発で眠れなくなる
・ 朝起きたら目やにで目が開かない
・ 薬で頭がぼーっとして仕事にならない
・ そんな毎日が1か月ぐらい続きめっちゃ憂鬱
という日々を過ごしていて、本当に根治治療でも開始しようかと悩んでいたりもしたんですが(結局しなかったですけど)、さすがに今年はシーズンが始まる前に病院に行ってみました。
正直、それまでの自分はまず花粉症であるということを認めたくない派であり、症状も1か月ぐらいの間だから何とか我慢して乗り切れればいいと思ってましたし、病院に行ってもそもそも薬による根治は難しいことから貰えるものは市販のものとあんまり変わらないのではと思っていました。
ただ、去年の症状がトラウマ級に脳裏にあり1か月の間何も考えられず過ごすのは時間の無駄でしかないなと思い立って病院に行くことにしたわけです。
行った病院はたまたま近くにあったアレルギー科の病院で、まぁ去年のつらい思い出を話してみたら「病院に来ない人の中には花粉症って認めない人も多いですからねー」とかさらっと言われてなんかすいません、って気分になったんですけどやっぱりそういう人多いんだなーと。
なんで認めたくなかったのか今となってはよくわからず意固地になってただけなような気もしますが、今まで周りが花粉症で苦しんでいるのを見てどこか他人事で見てたのが実際に自分に降り注いできてまさか自分がとそれを受け入れられなかったのかなと思ったりしています。
あ、病院に行き始めたのは1か月ぐらい前の2月上旬ぐらいです。
自分も先に書いたように病院に行ってもあんまり変わらないと思ってたのであんまり詳しく調べたことがなかったんですが、花粉症の薬は
・ アレルギー反応を出にくくする抗アレルギー薬
・ アレルギー症状そのものを抑える抗ヒスタミン薬
の2種類があるようで、大体市販で有名どころのものは後者のもので自分も去年まで適当に選んで買っていたものです。
が、抗ヒスタミン薬は自分にはあんまり効きが良くない上に副作用で眠くなるのでぼーっとするので正直あんまり飲みたくないと思っていました(くしゃみがつらいか、頭ぼーっとするのがつらいかの違いでどっちもつらいという)。
ただ、抗アレルギー薬は効き目が出始めるのが時間がかかり症状が出始めてからだと効果があまりないみたいで、症状が出る前から飲むのが大事ということで、2月上旬に思い切って病院を訪ねたわけです。
で、もらった薬が抗アレルギー薬2種類と漢方薬、点眼薬です。
抗アレルギー薬は寝る前に飲めばよく特に翌日眠くなるといった副作用もありませんでした。
漢方薬は小青龍湯(しょうせいりゅうとう)というものを出されましたが、こちらも得に副作用とかはありませんでした。
ただ、3食前に飲めと言われたので飲む回数が多いなーといったぐらいです。
最近もう一度行って目が少しかゆいと言ったら越腗加朮湯(えっぴかじゅつとう)という漢方薬も出してもらいましたので、大量の薬が部屋の机に転がっています。
薬の効果というと、花粉に対して完全無敵になった!ということはないのですが症状は去年に比べて全然ましです。
夜起きるということもなくなりましたし、鼻水は出てきますが去年のようにくしゃみを一度すると止まらなくなるといった症状は全くなくなりました。
外はマスクをしなくても出歩けるようになりましたし、深呼吸して快適に空気を吸うこともできます。何気に一番つらいのは目のかゆみでしょうか。点眼薬をさせばだいぶましになるんですが。
多分、3月に入ってピークを迎えた段階で初めて医者に行くのとでは処方される薬は違うんじゃないかなと思うんですが、自分の場合は飛散が強まる3月でもまだ抗アレルギー薬を処方されて飲んでいます。
飲むのやめると症状出てくるから飲み続けてね、って念を押されているので一生懸命に飲んでいますが、あの苦しみから逃れられるのであれば別に薬飲むぐらいは苦ではありませんけどね。
ということで、やっぱりちゃんとお医者さんに相談した方がいいですね。
病識という言葉があるらしいですが、病気をきちんと治していくはじめの一歩はちゃんと病気であることを認知するということでしょうか。
とりあえず2月に一度病院に行くということは年次行事として自分のライフスタイルにスケジューリングされそうです。
いつか完治するのを願いつつ。