新人研修には検索能力を鍛えるプログラムを組み込んではどうでしょう | A Day In The Boy's Life

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とあるエンジニアのとある1日のつぶやき。

経験の浅い子と仕事をしていると何かと質問されることがあります。

もちろん仕事をしている上でわからないことがあったら、人に聞いて正しい答えやヒントをもらうと言うのはいいのですが、質問される内容にはそれって調べたらすぐ答え出るんじゃない?ってことが多くあったりします。


※ 逆に本当に新入社員の子は、遠慮してこっちが聞かないとなかなか状況を話したりしません。

  こういうのが多いのは環境に慣れてきた2年目以降の子ですかね。


特に技術的なことは多くはネット上にあったりしますし、自分自身も経験のないことは調べならがら試行錯誤するというタイプです。

というより、自分の頭にない、社内にドキュメントもない、周りに知識を持っている人もいない、と言う状況ではもう外に頼るしかないわけです。

別にネットだけでなくても参考書を読むとかでもいいでしょう。


私自身は、先輩のいない環境で仕事をしてきましたので、外から知識を持ってくるしかない状況でした。

同僚はいましたが、持ってる知識なんてどんぐりの背比べほどのものです。

新しい仕事をするときは、参考書を買ってくるかネットで調べるかしかありませんでした。

特別に何か検索テクニックを教わったわけではないですが、周りと試行錯誤しながら情報を集め、ただひたすらに試してみると言うことを繰り返すことをやっていました。

非効率ではありますが、自分でやりぬくための術は身についたかなと思っています。

逆にどんなに経験のないことでも調べれば出てくるだろ、と楽観的に見てたりもします。


何でも質問をする人は、すぐに答えを知りたい病になっている人が多いような気がします。

確かにネットで調べれば何らかの答えはすぐに返ってきますが、それ以上に効率を求めるなら知っている人に聞くのが最も手っ取り早い選択です。

適当なキーワードを選んで出てきた検索結果のページからそれが辺りかどうかを判別していく作業がありますので、的確なキーワードで検索してもその判別作業に時間が取られます。

また、それを自分の環境に置き換えるなんかの応用にも時間が取られます。


が、その辺のことを聞かれて答えを教えるぐらいなら自分がやってしまった方が早いわけです。

仕事を分担することは時間を分担することでもあります。

あるタスクをこなすのに割く時間を分割したのに質問して答えを教える時間を取られることで、質問した人の時間は削減できるけど、質問されるた人の時間は増えてしまいます。


もちろん何にも質問するなと言うことではありません。

答えが外にない場合もありますし、仕事を割り振った人の意図が不明な場合もあるでしょう。

ただ、その切り分けをして、さらに自分の持ってる能力で情報を探しきれなくなったと言う結果、どうにもできない状況が作られて質問をするべきじゃないかなと。

先ほど言ったようにこれは、当人にとってはものすごく非効率なことですが、そうでもしないと仕事を割り振っている意味が出てきません。


そういうことで、その自己解決能力を磨く意味でも新人研修で検索能力を鍛えるプログラムでも取り入れたらどうでしょうかね、と思ったりしました。

特定の検索エンジンに絞った研修でもいいかもしれません。

Googleなんかは検索オプションがいっぱいありますから、その知識を持っていることでより精度の高い検索ができるようになると思いますし。


エンジニアにはエンジニアの検索方法を、営業には営業の検索方法ってもんがあると思います。

それは、実際に何も知らない状況だと何をどう検索していいかもわからなかったりします。

検索ワードって意外とイマジネーションが必要になったりするものです。

それを研修とかで教えておくことで、仕事の効率も上がると思うんですが如何でしょうか。