こんにちは! さくますです。
現在
さくますのブロック解消カウセリング3回コースを
受けてくださっているYさんは
子どもの頃
お母さんがとても厳しかったそうです。
お仕置きでトイレに閉じ込められたり
3才上のお兄さんはよく叩かれていたとのこと。
そしてYさんは橋の下で拾ってきたと言われ
橋の下ではなくとも
自分はもしかしたら
本当にこの家の子どもではないのかもしれないと
かなり大きくなるまで思っていたそうです。
Yさんには
『愛されない』
というブロックがありました。
なので
現在息子さんとともに
ご両親と同居しているのですが
ご両親に気を使い
息子さんが不登校になったことでも
迷惑をかけていると
肩身の狭い思いをしておられました。
自分が
親に受け入れられていないと感じることは
子どもにとってとても不安なことです。
人としての根っこがグラグラしている状態。
お母さんがそんな状態だと
もちろん子どもも安心することができません。
息子さんの充電も進まなかったと思います。
なのでYさんには
まず宿題で
お母さんに対しての
怒りを思いきり吐き出して
ぶつけてもらいました。
(書き出しやイメージで)
するとYさん
怒りを吐き出しきった後に
ある記憶が蘇ってきたのです。
それは
Yさんのお母さんが
ご自分の子ども時代について話したことでした。
Yさんのお母さんのお母さん
つまりYさんのおばあさんは
ご商売をしていて忙しかったため
お母さんはばあやに育てられたそうです。
そして
遠足のお弁当はいつもお店で買ったいなり寿司。
周りのお子さんの
お母さん手作りのお弁当が羨ましかったとのこと。
また
お父さんはお姉さんばかりを可愛がり
「自分は愛されていなかった」
と話されていたそうです。
Yさんは言いました。
「今考えると
母は親に愛された実感がなく
子どもの愛し方も
叱り方も
わからなかったんだと思います。」
Yさんは
お母さんのことが
客観的に見えるようになりました。
そうすると
あんなに厳しくて
自分は愛されていないと思っていたけれど
その中にも
お母さんなりの愛が
見えてきたのです。
Yさんは
『ある』
に気づきました。
『ない』
と思っていたものが
『ある』
に変わったのです。
お母さんの愛はあった。
自分は愛されていた。
Yさんの
『愛されない』
というブロックが緩みました。
今ではご両親は
不登校で家にいるYさんの息子さんを咎めることもなく
「今は好きにさせておこう」と言って
お母さんは
昼夜逆転している息子さんに夜食を作ってくれたり
お父さんは
息子さんを卓球に連れて行ってくれたりするそうです。
完璧な親はいません。
母親だって、ただの人です。
子育てが下手くそな人も、もちろんいます。
でも
だからって
そんなお母さんを
無理やり許そうとしないでください。
育ててもらっただけで感謝しなきゃとか
そんなのいらないです。
まずは
お母さんに対しての
怒り、不満、言いたいこと
それらをすべてぶつけて
吐き出す。
(紙に書き出したり、イメージで)
そうすることで
未消化の感情や
思い残しが昇華され
出来事を客観的に見られるようになり
お母さんなりの愛が見えてきます。
これはやった人じゃないとわかりません。
お母さんなりの愛が腑に落ちて
自分が受け入れられていたことが感じられると
心の根っこが安定します。
そうすると
不登校のお子さんのことも
受け入れられるようになり
お子さんは安心して
充電することができます。
不登校 お母さんへの執着を断ち切れ!①(子どもと境界線を引くために)
不登校 お母さんへの執着を断ち切れ!②(子どもと境界線を引くために)
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