山形米沢市 旧米沢高等工業学校本館がすばらしい | Italiaspeedのロックな毎日

山形米沢市 旧米沢高等工業学校本館がすばらしい

ということでGW山形の旅、米沢の銘酒東光のすばらしい酒蔵と製造元の小嶋総本店を見学後は、旧米沢高等工業学校本館へ行ってきました。

 

場所はこちら。

https://maps.app.goo.gl/jNjLgDXWzUKgPnhV6

 

旧米沢高等工業学校は、1910年3月、東京・大阪・京都・名古屋・熊本・仙台に続いて、全国7番目の高等工業学校として開設されました。1944年4月米沢工業専門学校と改称され、更に1949年5月の学制改革によって山形大学工学部に改組され現在に至っており、山形大学工学部内にあります。

 

これはすばらしいですね。ルネッサンス様式の洋館建築です。中央玄関両側にある小塔形の角屋が突き出し、中央玄関には車寄せがついています。外壁は下見板張りで、薄い水色か黄緑に塗装されていたようです。旧米沢高等工業学校本館は国の重要文化財に指定されています。

 

幅94mにも及ぶ大きな建物で、これだけ大きな木造校舎で遺っているものはないんじゃないでしょうか。米沢市は大正6年と8年に大火に見舞われており、紹介した旧上杉伯爵邸も大火に見舞われ焼失後に再建されています。市街地を焼き尽くすほど大規模な大火でしたが、偶然にも旧米沢高等工業学校までは火災が及ばず逃れることができ、今でもこうやって遺っています。

 

何ともラッキーといいますか、昔の建物は木造なので火災には勝てませんが、こうやって難を逃れて残っていることは奇跡的かもしれません。米沢は歴史ある街のわりに歴史的建造物が少ないのは大火によるところが大きいのでしょう。

 

中を見学することはできますが、事前予約が必要なようなので中は観ることができませんでしした。山形県のサイトを見ると、中も非常に立派な部屋などが遺されています。

 

旧米沢高等工業学校本館は、米沢市が染織学科を主科目とする官立の高等工業高校の創設を誘致したもので、設立当初の学科は、染織科と応用化学科の2科が置かれたそうです。これも上杉鷹山が推進した染物や織物産業が米沢に繁栄をもたらした結果でしょう。

 

ということで、外から眺めるだけでも、当時の繁栄に圧倒されるようなすばらしい旧米沢高等工業学校本館。米沢方面へ行かれることがあれば、是非観に行かれてみてはいかがでしょうかぁ。

 

続く・・・。

 

その1:山形飯豊町 白川湖の水没林がすばらしい

その2:山形小国町 樽口峠からの飯豊連峰絶景がすばらしい

その3:山形高畠町 旧高畠鉄道高畠駅舎がすばらしい

その4:山形川西町 登録有形文化財の樽平酒造がすばらしい

その5:山形小野川温泉 尼湯・滝の湯へ行ってきた

その6:山形小野川温泉 旅館旭屋へ行ってきた

その7:山形米沢市 上杉神社がすばらしい

その8:山形米沢市 登録有形文化財の旧上杉伯爵邸がすばらしい

その9:山形米沢市 東光の酒蔵と小嶋総本店がすばらしい

 

 

 

 

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