眠らない町六本木、、ではなく伊勢おかげ横丁。
 
 
真夜中3時30分にこの光景だからびっくり!
 
ということで、今日は朔日餅についてご紹介!
 
こちらのお店にお伺いしました!
 
 
 

赤福本店


住所:伊勢市宇治中之切町26
電話番号:0596-22-7000
営業時間 5:00~17:00(繁忙期変更有り) 
※毎月1日(1月を除く)は4:45~
休業日:無休
 

 
 

朔日餅とは?

伊勢には、毎月1日に伊勢神宮へお参りする朔日参り(ついたちまいり)という風習があります。

これは、月の初めに早起きをして、ひと月無事に過ごせたことを感謝し、新しい月の無事をお祈りするもの。
 
内宮前ではこの朔日参りの参拝客をもてなそうと、様々なお店が早朝から営業しています。

そんな中でもひときわ有名なのが、赤福の「朔日餅(ついたちもち)」。
 
発売開始されたのは昭和53年。
 
元日を除く2月~12月まで毎月朔日(ついたち)に限り販売されています。
 
事前に予約をして受取る方法もあります(https://ameblo.jp/issyoubin/entry-12408836596.html)が、本来は感謝の意も込めて直接並ぶものなんです。
 
では、その購入方法を見ていきます。
 
 
 

前日の17時より「受付番号表」が販売

まずは前日の17時から〜1日の早朝3時30分までに、赤福本店前で配布される「受付番号票」を手に入れます。



 

朔日餅をなるべく行列の待ち時間なく手に入れるためには、前日の16時台に本店に行って、受付番号表をもらう列に並ぶことです。

 

熱心なファンの方になると、2日前から並ばれているようです。

 

ちなみにお昼の11時から並んで33番、夕方の18時だと200~300番くらい、事前整理券配布締め切り直前の3時30分だと通常500番を超えるそうです。

 
 
 

真夜中の3時に到着

1日の午後3時。
 
真っ暗な中、赤福本店前へ通じている「おはらい町通り」

 
ひっそりと静まり返った夜道をトコトコ歩きます。
 
 
さらに歩みを進めますと、何台か車が停まっている光景が。。
 
薄暗い夜道も徐々に明るくなってきます。
 
 
お!なんだか人だかりが。。
 
 
さあ、ということで到着しました!
 
赤福本店に!真夜中3時10分到着です!
 
 
赤福本店の前のおかげ横丁ではこの時間、「朝市」が開催されております。
 
 
夜中3時にこの人、人、人。。

 
うどん、雑炊、そばなど朔日だけの限定メニューがあり、通常営業時とは異なるおかげ横丁が楽しめます。
 

てぬぐいが売ってたり。
 
 
地元でとれたメロンが販売されていたり。
 
 
トウモロコシ、なすなどの野菜も。
 
 
朔日にちなんで、朔日あんぱん。
 
 
ということで、おかげ横丁をブラブラと10分ほど探索した後でまた本店に戻ってみると、人だかりがさらに多くなってました。
 
現在3時20分。

 
お話をうかがったところ、朔日餅を楽しみに県外から毎月来ている方もいらっしゃって、その人気ぶりがうかがえました。
 
意外なのは結構20代の若手も割といることです。
 
 
 
 

3時30分に列整理券と引き換え

時間になると赤福本店前に番号の書かれたプラカードを持った係員さんが現れ、順番に番号を呼ばれます。
 
「33番の方」と呼ばれたので、昨日受け取った「受付番号表」とこちらの「列整理券」を引き換えます。
 
 
列に不在の場合は無効になりますのでご注意を。
 
現在3時40分。

 
番号が呼ばれ続けます。
 
チケットを引き換えたので、次は4時30分にまたこの本店前に集まり、呼ばれた順番で並ぶというわけです。
 
 
ということで、50分ほど時間ができたので、おかげ横丁でブラブラお散歩に行ってきます。
 
 

おかげ横丁で食事

朔日そばを食べてみました。

八月は、松阪牛の豆腐そばでした。
 
 
毎月メニューも変わります。
 
 
朝は日がまだ上っていないので若干、涼しいです。
 
 
ん~アツアツあんかけで、体中がポカポカしてきます。
 
そしてこれはぜひ食べてほしい!
 
はんぺい。

 
作っている工程を見ることができます。
 
 
手際よく作られていきます。
 
 
型どったものを茹でます。
 
 
出来上がり~
 
 
出来立てのアツアツはんぺい。
 
 
湯気が舞っておいしそう!
 
 
ん~、おいしい!
 
 
ぜひ朝市に来たらはんぺいおすすめします。
 
朔日うどんはさらにお客さんが増えてすごいことになってます。
 
 
そしてこちらは、4時頃のすし久さん。

 
赤福に負けじとこちらも大行列。
 
みなさんのお目当ては浅草がゆ。
 
 
そして赤福本店の向かい側にも行列ができていて、至る所で長蛇の列ができ始めます!
 
 
こちらは朔日餅のパック売りの販売に並んでいる行列です。
 
さあ、時刻は4時25分。
 
 
ざわざわし始めました。
 
 
 

4時30分 順番に並ぶ

白い法被を羽織った係員さんの案内で行列が作られます。

 
33番の方!と呼ばれたところに並びました。
 
 
まずは列整理券の順番に行列を作り、その後ろに列整理券を持たない人が並ぶことになります。
 
 
橋の半ばで100番、渡り切ったくらいで200番。
 
 
行列は橋を越え、左へ曲がり五十鈴川沿いにずっと続いています。
 
ここからもまだまだすんごい大行列、!先までぜんぜん見えない。。
 
 
行列は2,000人になることもあるそうです。
 
東海テレビの取材も来てました。
 
 
ジャストミートの福澤朗さんがいました!
 
 
 
 

4時45分 販売開始

 
ようやく朔日餅とのご対面となります。

持ち帰りの場合、長蛇の列が出来ますが、店内で食べる場合ほぼ並ばずに入れます。
 
 
小箱、大箱、化粧箱、パックと種類を選びます。
 

 
スタッフのみなさん、混雑していても親切に対応してくださいます。

 
1人につき何個まで、といった購入制限はないので、両手一杯に袋を下げる人や、段ボール箱ごと箱買いする人もいらっしゃいます。
 
ものすごい熱気!
 
私は33番目だったので、10分ほど待って購入できましたが、まだまだ行列は続きます。

 
夜が明けて明るくなってきました。
 
 
パックの販売所も次から次へと行列に並ばれます。
 

さて、おうちに帰って、購入した朔日餅と無事ご対面。
 
 
並んで購入した朔日餅はまた格別です!
 
この8月の八朔栗餅は、朔日餅発祥のお餅でもあります。
 
なお、人気のお餅は7月の竹流し、8月の八朔栗餅、10月の栗餅です。
 
 
 

2019年10月より受け取り方法が変更

2019年10月より受け取り方法が変わります。
 
●今までの流れ
前日17時より「受付番号表」を配布➡当日3時30分より「受付番号表」を「列整理券」に引き換え
 
●10月からの流れ
前日17時より「列整理券」を配布
 
というようになるそうです。
 
これまでは複雑なシステムでしたが、これからはひと手間かからず、翌日朔日の朝も気持ちゆっくり受け取りに行けますね。
 
 
 
 

すし久で朝粥湯

【すし久】
住所:伊勢市宇治中之切町20
電話番号:0596-27-0229
営業時間 10:30~19:30(19:00LO) ※毎月1日は4:45~
休業日:無休(但し毎月1日、末日、火曜日の夜間営業はなし)
 

 

 

朔日餅を購入したら、こちらで朝粥をいただくのが鉄板です。

 

 

毎月朔日がゆの内容は変わりますが、この日はアナゴ粥でした。

 

 
朝粥は、お米がキラキラ輝いているかのよう。
 
 
ん~やさしくて、おいしい!
 
朝粥だけ食べに1日に来られる方もいらっしゃるようです。

売り切れ次第終了なので、なるべくお早めに行かれる事をおすすめします。
 
 
 

伊勢神宮参拝

お餅を購入し、朝粥を堪能した後は、伊勢神宮内宮へ参拝しましょう。

毎月1日は早起きをして、伊勢へと足を運んでみませんか?
 
きっと素晴らしい月の始まりが待ってます。
 
 
 
ということで本日もご覧いただきましてありがとうございました!
 

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