英検1級1発合格の秘訣【123】「英語力より英検力」で何がわるいのでしょう | ひとときのときのひと

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外資系で英語を再開し、アラカンでも英検1級1発合格。
警備業界にいたから、この国の安全について語りたい。

そんな人間が、ためになる言葉を発信します。
だいたい毎日。



まずは英語から。

 TOEIC900未満でも英検1級1発受かるかな~♪

 

 アラカンでも英検1級1発合格可能かな~♪

 

 実際、やってみたら、合格できました!

 

   しかも、留学なし、駐在経験なしで。

 

 すでに「50代、60代の、いわゆるやりなおし英語派であっても、英検1級はやり方次第で1発合格できる」と繰り返して述べてきました。その大きな柱の一つが意外にも、日本語力であることも述べてきました。↓こちらをご一読ください。

 

 

 

 ここでは、もう少し角度を変えて試験対策についての考えを説明してみたいと思います。

 

 それは、実も蓋もない言い方かも知れませんが、英検1級で求められるのは、英語力のようなものであるけれども、やはり英語力そのものではなく、英検力なのだという割り切りです。

 

 なぜ、こんな言葉を使うのか。

 

 それは、最近TOEIC力という言葉を知ったからです。要は、TOEIC試験対策においては、それを突き詰めると特に文法問題などにつき、選択肢4つを見ただけで正答がわかるということになるらしい。問題文を見なくてもです。

 

 つまり、純粋な英語力などそっちのけ、試験対策の極みということになるのでしょう。

 

 しかし、1発合格して既に5年以上たった今、英検1級についても、種類は違うけれども、英検力と言うのがあるのかもしれないと改めて思います。

 

 要は、試験で試されるのは、英語力そのものであるようでいて、実は、その大半は試験対策力なのです。

 

 本ブログ筆者は、この試験対策力を決して邪道と非難したり、否定もしません。というのは、その純粋な英語力だけとやらだけで、とうてい受かるとは思えないからです。

 

 特に50代、60代の方の中には、試験対策などもってのほか、実力が受かれば、受かるものは受かる、受からないものは受からない、とお考えの方が少なくないように思います。

 

 しかし、よほど突き抜けた英語力の持ち主以外、その姿勢は通じないと思います。

 

 そんな純粋志向派なら、この試験はやめておいた方がいいですよとすら申し上げたいのです。

 

 やや偽悪的にですが。

 

 「お前がアラカンにして英検1級1発で受かったからと言ってそれは英語力で受かったんじゃない、英検力があったからだけだぞ」と言われたとしても、いいではないですか。

 

 言いたい方には言わせておけばいいのです。そんなのは、受かってから考えればいい話。そこから先やらなければならないことは、たくさんあります。

 

 いつかも書きましたが、資格試験を止めるために資格試験をさっさと終えてしまいましょう。(こちら↓もお読みください)

 

 本当の英語の勉強をするために、それを使ってビジネスをしたり、知らない人と気持ちを少しでも通じ合わせるために、その目的の手段として資格試験を受けて合格して、問題集も参考書もポーンと気持ちよく捨ててしまいましょう。

 

 それにつきます。そのくらいでちょうどいいでしょう。

 

 何度も受けてもいいし、何回英検1級に合格するのも、自由です。しかし、自分はそうはしませんし、これからもしません。

 

 取れるものは、さっさと取って止めてしまう。そして、他のもっと重要なこと、必要なことに力を注ぐ。

 

 それが妥当ではないでしょうか。人が元気で生きられる時間は限られていますから。

 

 人生は有限ですから。

 

 以上、英語の参考書や指南書には出ていないかもしれませんが、英検1級に1発で合格するための心構えについて説明してみました。

 

 あなたの合格に少しでも役立てば幸いに思います。