TOEIC900未満でも英検1級1発受かるかな~♪
アラカンでも英検1級1発合格可能かな~♪
実際、やってみたら、合格できました!
しかも、留学なし、駐在経験なしで。
すでに英検1級2次試験、面接をいかに一発で合格するかについては、その秘訣を紹介してきました。
また、英語学習上、仮に英検を受けなくとも、実力向上のためには、まとまった文章を暗唱することが重要なことも、説明してきました。(未読の方は、こちらをお読みください)
さて、ここでは、この点につきもう少し角度を変えてこの英文暗記のやり方について説明してみたいと思います。
それは、音楽の暗譜のやり方をまねするものです。
大体の方は、あの暗譜は、筋肉に覚えさせているとお思いかもかもしれません。つまり、繰り返し繰り返し弾いて、まさに目をつぶってでも弾けるようにするというわけです。
しかし、これだけでは退屈です。英語でもただ同じことを続けていれば飽きがきてしまいます。ましてや、覚える内容があまり自分に興味のないものであれば、なおさらでしょう。
そこで暗譜のやり方にならって、あと2つ別の方法を紹介したいと思います。
まず、
1.耳によって覚える方法です。
音感と言い換えてもいいかもしれませんが。聞いて覚えるとは、少し違います。もちろん、それでもいいのですが、本ブログ筆者のやり方は頭の中に英文を響かせることです。
ほら、あるでしょう。好きな音楽をヘッドフォンで聞いた後、ヘッドフォンを外しても、頭の中でその音楽が鳴っていることが。あれを英語でやるのです。
自分の音声でもいいし、ネーティブの音声でもかまいません。自分の覚えたい音声を、いったん意味は、忘れましょう。いや、意味も浮かぶならいうことはありません。
とにかく空気の振動としてどんな流れかどんな高低かどんなリズムかを耳に響かせるのです。もちろん、耳の中に浮かぶ音声をシャドウイングしてもかまいませんし、しなくてもかまいません。
もう一つは、
2.頭で覚える方法です。
曲には必ず構成があります。ポップスならイントロがあって一番があって、サビがあって、2番があります。
クラシックなら、序奏部なり第一主題があって、第二主題があってと続きます。つまり、構成というものがあります。
英検1級面接のために覚えなければならないスピーチ英文にも、問題提示部があって、主張があってその具体例や証拠があって、といった具合に組み立てがあります。
ここでは、ひとつ前のやり方の音声や音律は忘れて(忘れなくてもいいのですが)それぞれの段落のキーワード、キーフレーズ、そして次の段落のフレーズを頭の中で思い出せるだけ書き出してみます。いや、紙の上ではなく頭の中に。
全文を細かく思い出せなくてもかまいません。フレーズに多少の文法的間違いがあっても、本番までに直せばいいのです。まずは、構成を頭に置いたうえで思い浮かべられるかを試していきます。
いかがでしょうか。そして、この三つの方法を入れ替えながら繰り返していくのです。たとえば、すきま時間にです。ちょっとした時間にです。
つまり、
1.繰り返して口の筋肉に覚え込ませる。
2.音楽として耳の奥に覚え込ませる。
3.全体の構成に注目してキーワード、キーフレーズは思い出せるようにする。
の三つの方法をぐるぐる回していけば、面接におけるスピーチで肝心な部分を忘れてしまうとか、「まっしろになる」といったことはまず起こりえません。
楽器の暗譜の経験がなくても、カラオケであなたも何曲かは持ち歌があるでしょう。それをどうやって覚えたかを思い出してみましょう。
以上、英検1級1発合格の秘訣としてご紹介した暗誦法。あなたの合格に少しでも役立てば幸いに思います。