「英語を」から「英語で」までが、なぜこんなにも遠いのか | ひとときのときのひと

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広告業界で鍛えたから、読み応えのある文が書ける。
外資系で英語を再開し、アラカンでも英検1級1発合格。
警備業界にいたから、この国の安全について語りたい。

そんな人間が、ためになる言葉を発信します。
だいたい毎日。



まずは英語から。

 

 

 アラカンだろうが、アラフィフだろうが、アラフォーだろうが、英検1級1発合格はできると経験上、伝えています。

 

 ここでは、それとは少し角度を変えた形で「ためになる英語」あるいは「だめになる英語」について自分の考えを共有したいと思います。
 

 それは、TOEICや英検の受験勉強のような英語を」どうこうするのは、ほどほどにして、「英語で」自分のやりたいことを実現した方がいいという考えです。

 

 もちろん、TOEICや英検の受験対策に関して教育者として職業として携わっていらっしゃる方は、別として。しかし、そんな教育のプロでもない限りは、試験勉強に当てるエネルギーをさっさと切り替えたほうがいいでしょう。

 

 もちろん、点数や級によって社内の待遇(手当)が変わるといった状況にあっては、それをクリアするまでは受験を続けてもいいでしょう。

 

 しかし、この国には、あまりにも「英語」勉強するパワーばかりが満ち満ち過ぎてはいないでしょうか。

 

 そういった日本人資格取得自体を目的にし過ぎていることへの疑問も一度は書いてはみました。未読の方は↓こちらをお読み願います。

 にもかかわらず、ここでまた似たような趣旨の文章を書こうとしています。

 

 なぜなのか。

 

 それは、いわゆる先ほど述べた英語の達人たち、プロたちが、動画上であれ、ブログ上であれ、どこであれ、たとえば音楽・スポーツ・趣味等、自身の実生活で「このように英語を使って新しい景色を自分は見てみた」といった話を紹介しているのをほとんど見聞きしないからです。。

 

 ほとんど点数や級、得点力アップの手法紹介ばかり。

 

 いや、ないことはない、英語を使って観光地やグルメの紹介している達人やプロもいるではないか。そんな声が聞こえてきそうです。

 

 それは、確かにそうかもしれません。しかし、どうだろう、そういった類は、TOEICや英検を勉強しなくても、楽しめるでしょう。

 

 現に大リーグで活躍中の大谷選手を見てみていただきたいのです。現地ニュースキャスターの早い英語を彼自身相当聞き取れているように見えますが、彼はTOEICの勉強をしているわけではないのは明らかです。

 

 突き詰めるとこういうことではないのでしょうか。

 

 日本人の英語学習は、いつも得点とか合格不合格の方にばかりに目が言ってしまって、なかなか自身の生活とか生き方に密着しないものなのです。

 

 さずがに文明開化のハイカラ信仰から進歩していないとか、戦後の「アメリカ文化へ右へならえ」から抜け出していないとまでは言いたくありません。

 

 が、非常に表面的な英語とのかかわりであることは否めない。英語と言う伝達手法の習熟ばかりに時間と労力をかけ過ぎています。

 

 いつまでたっても、いくつになっても「お勉強」とか「お受験」の沼に、はまり込んだまま。

 

 それは、とにかく貯金することが大好きで、自他のために使うことや未来に向けて投資することを積極的にしようとしない、国民性をも連想させます。

 

 ちなみに、自分は、興味ある安全保障に関する未訳本(約400頁)の要約と感想をこのブログに上げることは既にしてみました。興味のある方は、↓ご一読ください。

 他にもネット上にもどこにも、「新しい景色は見て」いる。興味のある方は、↓もどうぞ。。

 

 以上、英語や英会話の参考書には記載されていないだろうが、本当に「ためになる英語」を身に付けるためのヒントとして読んでいただければ、幸いである。