上得意の柳田さん(仮名)。
43インチの液晶テレビをお買い上げいただきました。
ありがとうございます!
この納品プロセスで、思いがけないことに気が付き、まちのでんきやが威力を発揮したのでした。
それは…。
3月のある日、夕方、柳田さんから携帯電話にコールが。
柳田さん「でんきやさん、ウチのテレビ、つかなくなったんだけど…。」
その日のコールにその日のうちに!ではなく、夕方聞いて、夕方かけつける!
たまたまですが、それもあり得るのがまちのでんきやです。
訪問し、テレビを拝見。
まちのでんきや「あぁ、これは故障ですね。」
故障を想定し、貸し出しテレビを用意していました。
柳田さんのテレビは、一時期流行った、モニターとチューナーがセパレートのタイプで、それを事前に情報として知っていたまちのでんきやが、あらかじめモニター、チューナーの両方を持参しました。
現場で、モニターが故障と判断し、モニターの入れ替えを。
柳田さん「さすがは、でんきやさんですね。」
まちのでんきや「いえいえ、柳田さん、交換したのは、モニターの方ですから、これまで録画した番組は、今まで通りお使いいただけます。」
柳田さん「あら、ホント、それはありがたい。」
その上で、テレビの商談、お買い上げいただくことになりました。
テレビが故障し、納品に至る。
でんきやの日常としては月並みでしたが、ここからがひと味違うエピソードです。
柳田さん「でんきやさん、ウチ、MONDO TV(CSのチャンネル)を観てるんだけど、新しいテレビでも観られる?」
まちのでんきや「あ…(汗)、大丈夫ですよ。」
一瞬つまりましたが、お安い御用です。
元のテレビのBCASカード(デジタル機器一つ一つについているお客様カードのこと)と入れ替えれば…。
ところが…
あっ!ダメだ!
新しいテレビのBCASカードは、ミニカードだからダメだった。
元のテレビは従来のカードサイズですが、最近の新しいデジタル機器はミニカード規格になっているものがあります。
ならば…スカパーカスタマーセンターに電話して、契約の変更をしなければ…。
まちのでんきや「スミマセン、こちら、石川県の電器店の者なんですけど、契約中のコースについて、カード情報の変更を頼みたいのですが…。」
コールセンターの女性「はい、それでは、契約者ご本人様と電話を代わっていただけますでしょうか?」
ここから格闘が始まりました。
柳田さん「はい、柳田でございます。住所は…。」
住所、生年月日を伝え、本人確認をしたところで、また電話を代わっていただきました。
柳田さん、要領を得ないので、でんきやさん、聞いてもらえますか?とのことで。
お安い御用です、まちのでんきやですから(笑)。
柳田さん「あ、そうだ、でんきやさん、ウチ、スカパーから番組案内が三つも来てるんですけど、どういうことなんでしょう。」
まちのでんきや「えぇ?三つですか?」
考えられるのは、柳田さんは、ケーブルテレビに加入しており、さらに自前のBSアンテナ、自前のCSアンテナもついていました。
(BSアンテナは自店で取り付けしましたが、CSはお客様で)。
(コールセンターとやり取りで)
元のテレビのカード番号を伝え、それを破棄に、新しいテレビのカード番号を伝え、変更をしてもらう必要がありました。
ところが、
コールセンター「こちらでうかがっているカード番号とは違うのですが…。」
まちのでんきや「えぇ?!どういうこと?!」
スカパーに登録している番号をおしえてもらい、
まちのでんきや「柳田さん、スミマセン、他にもテレビはないですか?」
柳田さん「テレビは、あと、主人の書斎に…。でも、散らかってますので…。」
まちのでんきや「大丈夫です、緊急なので、どうか…。」
やはり、旦那様のお部屋で観ているテレビの番号と、契約中のカード番号とが一致していました。
では、これはいったいどういうこと?
こういうカラクリでした。
柳田さんは、以前、転勤族で、旦那様が単身赴任の期間が長かった。
NHK、スカパー共、それぞれ、旦那様、奥様それぞれ口座と契約を持っていた。
定年後、NHKは契約を統合したが、スカパーは統合するのを忘れていた。
つまり、旦那様はスカパー基本パックに3600円、奥様がスカパー新基本パックに3600円、それぞれ数年もの間、支払っていたことになります。
カードのサイズが違っていたため、コールセンターに電話したことで気が付いたというわけです。
まちのでんきや「一世帯で、テレビ2台目の契約は、半額になるはずでしたよね。」
ならば、テレビ2台共スカパー新基本パックを契約するなら、旦那様の旧の基本パックを解約し、新基本パックを契約し直し、2台目を追加契約し、奥様の新基本パックを解約する必要がありました。
旧の契約はこの電話をもって手続きができるが、新契約は、月が変わった時点であらためて申し込みする必要がありました。
文にすると、あっさりしたものですが、でんきやでも現場は大変でした。
ましてや、これをお客様にクリアさせるのはなおのこと。
まちのでんきやが主導権を握り電話対応したのですが、その間、何度も本人様に代わるようもとめられました。
柳田さん「電話の人ですか?いつもきてもらってるでんきやさんですから、信用してますよ(笑)。」
まちのでんきや「えぇ?この人怪しい人じゃないか?って聞かれたんですか?」
結果的に、毎月1800円✕数年の間、余分に受信料を支払っていたことになります。
さらに気づいたことは、柳田さんが直接スカパーに電話して、取り付けされたCSアンテナとの契約も重複しており、そちらの受信料800円+基本料400円と消費税も不要ということがわかりました。
月3000円と消費税、年間38800円!
これはデカい!!
柳田さんはご高齢ではありますが、ご自身でインターネットやスマホをあやつり、なんでも積極果敢な方ですが、それでもこういうことがあるのです。
ただ、テレビを配達してサヨナラなら、ここまでは気が付きませんし、その後も不要な受信料を支払っていたことでしょう。
仮にテレビを10年ご使用されるとしたら、そのテレビをまちのでんきや以外から購入していたとしたら…。
38800円✕10年=388000円!!
いくらまちのでんきや以外の電器店がディスカウントだとしても、価格差388000円ということはないでしょう(笑)。
家電流通の盲点、それがまちのでんきやというわけです。
(商組加盟のでんきやさんへ・まちのでんきやユニフォーム・ご用命は各都道府県商組経由にて石川商組へ)。
まちのでんきやはトータル家電ライフサポーターにして、地域の高齢者サポーターです。
まちのでんきやアゲイン!