上得意の岡田さん(仮名)。
2階の廊下にLED照明を取り付けしました。
2階の廊下、和風が基調でした。
なるべく、和風の感じから離れないような照明を選びました。
ただ、和風の照明は、どちらかというと割高であるため、あらゆるメーカーの中から、これ!と満足できる照明をチョイスするのは、それだけで一仕事です。
照明のメーカーは、たくさんあって、カタログも分厚い。
照明の場所やシーンもたくさんあって、プランニングするだけでも一苦労です。
取り付けする時間よりも、選択する手間暇の方が大変かもしれません。
お得意様によっては、「私ら、こんなん(カタログ)見ても全然わからんし、でんき屋さん、選んでくれんかね。」
中には、ご予算だけお聞きして、当日までまったくお任せというケースも(笑)。
岡田さん宅で照明取り付け工事
引っ掛けシーリングボディを取り付けます。
古器具を外して、このパーツを取り付けする工事があるからこその『まちのでんきや』かもしれません。
工事説明書には、ブレーカーを落として工事しましょうと説明があります。
ブレーカーを落とすかどうかは別として、それぐらい厄介な作業だということです。
引っ掛けシーリングボディ
このパーツが初めからついている場合、たとえば吊り下げ式の照明の場合は、お客様が購入してきて、取り付けが比較的容易です。
家電量販店の店頭でも、『カンタン取り付け』などのキャッチで、照明器具が山積みされています。
たとえばC社など、一時期、照明のダンボール箱に、『簡単ポン!(仮キャッチ名)』が照明のネーミングだったことがあります。
ブログ担当、メーカーさんに進言しました。
「そんな簡単ポン!なんてネーミングで売り出した日には、でんき屋の出番がなくなるじゃないか!」と。
この金具が付属品として準備されていると、安心します。
引っ掛けシーリングの穴が二つだけの場合、どちらのネジも下地に効かない場合があり、ほとほと困ることが。
ましてや大きなLED照明ともなると、この二穴ネジだけで照明を支えることになり、作業は重要かつ厄介です。
だからこその『まちのでんきや』の存在意義があるというわけで。
ベースの取り付けが完成
この器具、とっても丁寧な施工手順だなぁ。
最近では珍しいくらい。
適度に重厚で、工事もそれほどラクでなくて、価格もそこそこ。
『まちのでんきや』としては、ウエルカムの商品です。
お得意様の中には、過去、照明関係の仕事でしか、訪問履歴がないという方がたくさんいらっしゃいます。
家電は、どちらから購入されるのでしょうか(笑)。
Vバネ式の照明も、今どき珍しいかも。
ランプ交換時は、まだまだよく見かけますが、新品でこのタイプは少ないかなぁ。
お得意様「照明のランプを交換しようと思うんだけど、カバーが外れなくて…。」
上得意様でも、照明だけのお客様でも、こういうケースは多々。
出番があるからこその『まちのでんきや』。
上得意の森村さん宅で。
森村さん「ランプを交換したいんだけど、どうしてもカバーが外れなくて…。」
訪問すると、確かに厄介でした。
回してもダメ、押しても引いてもダメ。
いやぁ~これは困ったなぁ~。
高所作業であることはもちろん、セードがガラス製であるため、万一手をすべらせたら大変です。
最後の手段として、どうしても難解なときは、お客様に「スミマセン、万一破損させてしまった場合は、新しい器具にしましょう。お安くしますので…」と、断りを入れます。
お得意様も、そんなときは、快諾してくださいます。
お得意様と『まちのでんきや』ならではかも(笑)。
よくよく見ると、器具と天井の隙間から、こんなレバーが出てきました。
なんだこれは?!
このレバーを押したり戻したり、また、押しながらガラスを引っ張ったりと、試行錯誤しました。
困ったなぁ~ホント難しいわ、こりゃ。
ブログ担当、一度だけ、お得意様に照明のセードを外してもらったことがあります。
明らかに回せば外れるとわかっているセードでしたが、あまりにも硬くて外れませんでした。
まちのでんきや「すみません、お願いできますか?」と依頼したのは、なんと、お得意様でした。
お客様「おりゃーーーー!」(回った!!)
でんきや「ありがとうございます!」
後にも先にもその一回だけです(笑)。
そのお得意様、なんと!高校ラグビー部の監督さんでした。
お客様「腕力だけは任せといて。」
森村さん宅、もう最後の手段で、破壊も視野に…と思っていた矢先。
わかったぞ!!
レバーをスライドさせるのでした(笑)。
なるほど、レバーをスライドさせるのか。
確かに、かすかに「はずす、取り付ける」の文字が。
それにしても、カバーを外してから、説明書きがあっても、どうしようもないではないか(笑)。
「取り付ける」の方にレバーをスライドさせると、押さえの金具が出てきます。
うわぁ、こりゃ、闇雲に外しても外れないわけだ(笑)。
ランプを交換し、セードをまた取り付けます。
レバーをスライドすると、なるほど、固定されます。
レバーを戻して、スイッチオン!
あぁ~よかった、一時はどうなるかと(笑)。
レバーといえば、これもレバーといえるのか。
照明のセードを外すとき、左右のレバーを押しながら、器具を外します。
照明の仕事、ランプ交換、文字通り、『でんき』屋です。
時代が変遷し、太陽光発電、蓄電システム、テレビが4K8Kになっても、この仕事ばかりは、永遠に続きます。
ただし、今はランプ交換などで出番がある仕事も、LEDランプや照明の登場で、でんき屋の出番は減るかもしれません。
岡田さんの現場に戻りましょう。
引っ掛けシーリングにソケットをつなぎ、セードを取り付けます。
なんと、セードそれ自体がユニットになっており、発光する器具です。
小さい割には重厚で、取り付けのし甲斐があります。
岡田さん「あぁ、いいの見つけてくれたね。」
まちのでんきや「このメーカー、結構種類が多いんです。A社になくても、このメーカーならあるって場合がよくあるんですよ。」
岡田さん「(ブログ担当の系列メーカーの)C社にはなかったんけ。」
まちのでんきや「あ、C社は種類が少ないんで、最初からカタログも用意してません(笑)。」
スイッチオン!
岡田さん「おぉ~さすがに明るいねぇ~。前と違って、スイッチ入れたら、すぐつくね。」
まちのでんきや「はい、これがLEDです。すぐつきますし、明るいですし、省エネなんです。」
階段も明るく灯りました。
一階からもスイッチを入れると、灯ります。
岡田さん、LED照明、お買い上げありがとうございました。
照明器具と共に、これはでんき屋の出番であろうという品がもう一つ。
それは換気扇です。
お客様宅の訪問履歴で、照明の仕事でしか訪問記録がないというお宅があれば、換気扇の仕事でしか訪問記録がないというお宅も。
あるいは、照明と換気扇のみというケースも。
ダクト付きの換気扇の取り替え
一般家庭はもとより、不動産屋さんや集合住宅の大家さんからも。
『まちのでんきや』ならではお声がかかる仕事は、地味ですが、お客様との貴重な接点です。
テレビやエアコン、冷蔵庫ではお声がかからないけど、照明や換気扇だけは…。
そのうち、テレビやエアコンでもお声がかかりますように(笑)。
今回の現場、岡田さん、森村さん、野原さんは、照明や換気扇だけでなく、テレビ、エアコン、冷蔵庫など、ほとんどの家電をお買い上げていただいています。
毎度ありがとうございます。
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