家電ニュース7月25日号に、こんな記事が。
ネット会員を催事に取り込む(2016.7.25家電ニュース1面より)
家電A社(仮社名)専門店新規客増への取り組み。
なんだこれは?!
《 記事より 》
現在、多くの地域電器店では、顧客の先細りという現象が発生しつつある。
多くの地域電器店の場合、顧客の多くは高齢者ということもあり、複数の要因から、この顧客数は減少傾向にある。
これらは、多くの地域電器店で認識されており、一部の有力店では「毎年、一定数の顧客が減少する。そのため、それ以上に新規客を取り組む必要があり、そのための営業も実施している」といった考えで活動しているが、そのためには人員、コスト等が必要となることから、難しい課題となっている。
《 記事より つづき 》
そうした中、家電A社では、トライアルという形ではあるが、クラブA社会員を、同社の専門店の顧客にするべく、活動を実施している。
う~ん…さすがはA社、ついにこんなトライを…。
さらに記事では、クラブA社とは、として、
《 記事より つづき 》
クラブA社とは?
クラブA社は、家電A社の運営する会員サイト。
サービスが開始された当初、顧客との継続的な関係づくり、愛用登録者へのアンケート活用による商品力強化を目的に、家電の愛用者登録や各種キャンペーンの応募などのサービスを行っていたが、現在では商品動画の視聴やクイズ、キャンペーン、ゲームなど、楽しみながら商品機能を伝えるサービスやコンテンツも充実。
さらに近年では商品の無料レンタルサービスや、店頭や街灯で実施している商品体験イベントに、同クラブの会員を招待するといった取り組みなども実施している。
《 記事より つづき 》
2015年12月時点での会員数は800万人以上を突破しており、KAKM、家電A社カスタマーマーケティング(仮団体名)では、同クラブの会員を専門店の催事に呼び込むべく、トライアルを実施している。
これまでに、合展へ同クラブの会員を招待する活動などが実施されていたが、現在のトライアルでは、専門店で実施する個展に招待するという形を見せている。
これは岐阜県と山口県において、2016年2月25日、26日にこの取組はおこなわれた。
流れとしては、トライアル実施店周辺のクラブA社会員に、メールとダイレクトメールで個展を実施することを告知。
その結果、岐阜県の専門店の場合、62世帯が来場し、成約は見込みも含め○世帯。
山口県の専門店では、○○世帯が来場し、○世帯が見込みも含めて成約となった。
《 記事より つづき 》
なにより、来場世帯からは、次回の催事でも案内を希望するという率が7割近くとなり、今後は専門店が直接アプローチを行うとしている。
KAKM(家電A社カスタマーマーケティング)では、このトライアルを順次、多くの地区で実施し、今年の秋以降は展開内容を拡大。
拡大の内容としては、合展への案内や、専門店デリバティブ商品の紹介キャンペーンなどの案が、でているという。
率直な感想を申し上げていいでしょうか。
「羨ま○い~。」
同じ、『まちのでんきや』、家電系列メーカーの看板を掲げる一電器店としては、惚れ惚れするような試み、トライアルです。
クラブ家電A社のサイト。
現在は月に2.2億回以上の閲覧がされているという。
に、に、2億回?!!一カ月に?!
『まちのでんきや』ブログが2億回のアクセスをカウントさせよう思ったら、いったい何カ月を要することでしょうか。
2カ月ぐらい?!
そんなわけないか(笑)。
で、それならばと、のぞいてみました。
家電A社のサイト。
クラブ家電A社のサイト、トップ画面。
こ、これは?!
これって、新しいポータルサイト?!
…と、錯覚するくらい、垢抜けしていて、真ん中にウェブ検索とあるので、ホントにポータルサイトかと思いました。
というより、家電メーカーA社に特化したポータルサイトといっても、いいのでしょうが。
これは、見ただけでワクワクします。
玄人目だからということもありますが、正直申し上げて…
さすがはA社だなぁ~。
もう、惚れ惚れするばかりです。
あちこち散策してみたいのですが、とりあえず、業界人としては、こんな入口が気になります。
便利な修理サービス。
なるほど、家電で困っている人がいたら、こんな入口を頼って、手がかりを得るというわけですね。
その他、新商品に興味がある人、ダイエットに興味がある人、美容に興味がある人という具合に、さまざまな切り口からサイトをのぞけるようになっています。
そうか、スーパーA社ショップって店が存在するのか。
『まちのでんきや』さんという手があるのか、じゃあ、ウチの地域には家電A社さんの電器店はあるのかなと思ったら、
近くのお店を探す…うまいことなってるなぁ~。
金沢市は…という具合に。
検索するまでもなく、石川青年部会、若村さんの店は真っ先にヒットすることでしょう。
ちなみに東北のA社ショップは…。
へぇ~『 東北の町の元気屋になる。 』
ははん、でんき屋と元気屋がかかっているのか。
いちいちにくいなぁ、やることが(笑)。
ほのぼのと、温かみが伝わってきます。
この右下のスタッフがたくさんいるお店が気になるなぁ。
へぇ~スタッフ9名!そりゃ凄いなぁ。
なんでも手掛けており、工事部隊も充実しているなど、お店の特色がよく伝わります。
こんなお店なら、のぞいてみようかなぁ~って、なりますよね。
このしくみの特筆すべきは…。
元々会員になっている人はもちろん素晴らしいサイトであることは間違いありません。
それだけではなく、なにか家電について、お困りごとがある人がいたとしましょう。
今の時期だったら、たとえば、エアコンのお手入れ方法とか、トラブル対処だとか。
今どきの世の中ですから、スマホやパソコンを頼って、情報を得ようとします。
そしたら、恐らくこれほどのサイトなら、たどり着きやすくなっているのではないでしょうか。
ちなみに当ブログは、『まちのでんきや』ブログだと豪語している割には、『まちのでんきや』で検索しても、トップにはなりません。
ちなみにちなみに、今回取り上げたA社がトップになります。
不動のトップのようです。
A社って、家電量販店とも取引があって、『まちのでんきや』でもなんでもないのに、なんで『まちのでんきや』でトップになるのか。
でも、このA社の会員になって、ポータルサイトに入れば、結局恩恵は『まちのでんきや』につながるようになる。
A社の系列ショップであれば。
とりわけ、A社スーパーショップであれば、なおさら。
よく練られている。
そして、
壮大な送客システムだ。
翻って、C社は…。
まぁ、あるにはあるけど…。
この域にはおよそ…。
お客様 × 街のでんきやさん
これって、メーカーさんが中心になって製作しているサイトでしょうに、まちのでんきやさんのことをこんなに大事にしてくれているということ?と素朴に疑問が湧きます。
いえ、気のせいか、数多くあった家電メーカー。
今も活気があり、生き残っている家電メーカーは、系列店も多く存在しているのではないでしょうか。
ところで、石川青年部メンバーに軽く取材をしてみました。
ブログ担当「クラブA社って、商売でプラスになっていますか?面白いしくみですね。」
若村さん「去年から合展でクラブA社会員向けにメールでの招待状を送っているんです。」
ブログ担当「へぇ~。」
若村さん「さらに50歳以上の方には、ダイレクトメールの招待状も送っています。」
ブログ担当「あ、『まちのでんきや』サイドが考えそうなことですね。」
若村さん「もし、会場で家電を購入されたいってケースでは、お店をその場で紹介できるようなしくみになってます。今の所、石川県は試験的に〇〇市が。」
ブログ担当「まだ試験段階なんですね。」
若村さん「今年から、クラブA社会員様向けの専属スタッフも採用してます。」
ブログ担当「えぇ?専属で?!」
若村さん「〇〇色のエプロンをしてるんです。でも、当店にはまだ一件もお客様の招待がないんです(笑)。」
ブログ担当「これからですからね。」
若村さん「クラブA社会員様は、〇〇を持って会場を歩いてますから、販売店スタッフは、見たらすぐにわかるようになってます。会員様専用テーブルも用意してますし。」
ブログ担当「へぇ~、あ、でも、C社もそこまで徹底してないですけど、最近は試行錯誤してますよ。ただ、一部のお店さんが、なんでそんなすぐにモノにならない試みにコストと手間暇をかけるんだ!って、心ない声も。」
若村さん「そうなんですか。で、確か、来場は去年が○百世帯、今年はそれより少し増えたんでしたかね。」
ブログ担当「えぇ?!〇百世帯?!!凄いですね!」
若村さん「会員は、北陸だけで〇万人ているらしいですよ。まぁ、取り組みは壮大なんですけど、皆が心を一つにして、継続しないとダメでしょうね。」
ブログ担当「そうですね、お客様の取り合いとか、そんなことを言っていてもダメでしょうしね。」
若村さん「確か、これの紹介客で、太陽光発電を受注したってケースもあったみたいですよ。」
ブログ担当「あ、そうなると、ケンカもあるかな(笑)。でも、いい意味での切磋琢磨ですよね。お客さんが、A社ブランドの『まちのでんきや』がいいって、思ってくれたら、後はその中でどのでんき屋をチョイスするかは、お客さん次第ですし、お店の実力ということですからね。」
若村さん「ところで、これって、あれに似てませんか。」
ブログ担当「まちのでんきやブランド化プロジェクトですよね。この前、勤プラで会議した…。」
若村さん「でしょ?」
先を越された感じ…っていうか、もうすでに周回遅れ。
いやいや、逆立ちしても、こんなマネはできない。
が、方向性はこんな感じ。
恐れ入りました、A社さん。
スミマセン、A社A社と連呼しながら、わかる人は誰でもわかっていながら、肝心なことは隠して。
『まちのでんきや』ブログのルールなので(笑)。
というわけで、A社が、クラブA社なら、まちのでんきやは、チームまちのでんきや石川、いえ、チームまちのでんきや日本をプロジェクトしたいんです!
今日の段階では、まだサイトを初めてのぞいてみたレベル段階にて。
今後、また機会があれば、応用編を。
『まちのでんきや』はトータル家電ライフをサポートします。
まちのでんきやブログはポータル家電メーカーを…洒落か!(笑)。
あ、C社さん、いつもお世話になってます(笑)。
お調子者(笑)。
『まちのでんきや』アゲイン!!
『まちのでんきやエレジー』!
(『まちのでんきや』テーマ曲・YouTubeにて)
ランキングに参加しています。