年末大掃除のシーズン。
大掃除で厄介なのが、家電の周辺。
これを機会に家電のメンテナンス、安全な使用法の再点検をしたいものです。
先日、テレビでこんな特集を。
住宅火災月別発生件数(2015.12.21 北陸朝日放送 ワイドスクランブルより)
ここ1週間で起きた住宅火災より
年末年始に潜む危険な火災
12月17日 神奈川県の火災では、二人が犠牲に
原因は、ストーブの給油中に灯油が漏れたことによる引火。
映像提供はお馴染み NITEより
カートリッジタンクに給油中。
ありがちな光景ですが、もしかして、ストーブはそのまま?
ストーブを消火せずに給油するのはNG!です。
点火する前に必ず残油量を点検しましょう。
うわ!まさか…
うわーーーー!!!
NITEの動画でイメージしていますが、実際、このパターンで犠牲者が。
タンクのキャップが恐らく斜めになっていて、しっかり閉まっていなかったのでしょう。
灯油がポタポタ落ちて、石油ストーブにまともに引火!
冬の火災原因 トップスリー
1 石油ストーブ
2 電気ストーブ
3 こたつ
全部家電品ではありませんか!!
電気ストーブを付けたまま就寝…
危険です!!
電気ストーブ自体は、転倒時、オートオフ機構がついている品もありますが…
寝返りを打ったら…
こんなケースには対応しきれません。
電気ストーブは、そもそもお部屋の暖を取れる暖房器具ではありません。
着替えの時、化粧の時、自分のそばにあることで、スポット的な暖房として。
なので、ついつい自分の近くに置いてしまうもの。
まだしも、注意が行き届いていればいいですが…。
わずか10数分でこんなことに…。
そして、こんなことに!!
自宅が燃えるだけで済めばまだしも、近所に迷惑をかけますし、集合住宅なら、1棟まるごと大騒ぎです。
ストーブ火災が原因で亡くなった人のうち、87.5%が高齢者
在宅率が高い、また、初期消火もできず、逃げ遅れも…。
ワイドスクランブルでは、こんな警告も。
座椅子とこたつの組み合わせ
一瞬なんで?!と思いますが、でんき屋はすぐにピンときました。
こたつがついたまま座椅子を押し込むと…
こたつふとんがヒーターに触れてしまい…
外から見ている分にはなんでもなさそうなのですが…
こういうことに…。
なんと!というか、当然というか、こたつメーカーによっては、座椅子との併用を禁止している所も。
こたつと座椅子とみかんは3点セットで、冬の極上アイテムなんだけどなぁ~。
これからお正月休みを迎えますが、気を付けたいものです。
そして、遠方にいる学生のご子息ご令嬢、年老いたご両親に注意を促しましょう。
注意しよう こたつふとんと 座椅子セット(川柳)(字余り)
こたつついでにこんなこともついやりがち…。
こたつの中に洗濯物を。
ヒーターに触れ、やっぱりこんなことに…。
番組の特集では、後半、ダイジェストでありがちな危険について紹介していました。
収斂火災(しゅうれんかさい)。
窓際に置かれたペットボトルが、光を集め、可燃物に熱が集中し、突然火の手が…。
水槽や金魚鉢でもあり得るそうです。
くすぶった火の粉は、ジワジワ2日も3日もくすぶっています。
思いがけない所に危険があるものだ…。
そして、当ブログでも再三取り上げている、トラッキング現象。
中途半端にささった電源プラグとコンセントの間にほこりがたまることが原因です。
トラッキング現象とは…
コンセントとプラグの間にたまったホコリに湿気がくわわり、放電を起こし、発火する現象。
特集は、最後にこんなメッセージで締めくくっていました。
大掃除は火災を未然に防ぐチャンス!!
その通り!!
そして、大掃除に関係して、よく電話があります。
「でんき屋さん、掃除しとったら、掃除機をケーブル(テレビの接続など)を引っ掛けて、線が外れたんか、テレビが映らんがんなってしまって…。」
訪問すると、アンテナプラグが外れていただけということがあります。
そんなとき、速やかにかけつけるのが『まちのでんきや』です!
そして、最後にまちのでんきやブログからメッセージを…。
キープしよう! 一家にひとり でんきやさん!
自分で言うか!
『まちのでんきや』は家電とインフラと安全安心をセットで届けます。
時にお節介ですが、時に煙たがられようと、お得意様宅で危険な箇所を見つけたら、注意を促します。
『まちのでんきや』はトータル家電ライフをサポートします。
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