業界紙、家電ニュースにこんな記事が。
受けるのか!?受けないのか!?(2015.12.5 家電ニュース8面より)
全国の同業者のみなさんの意見を聞いてみたい…との始まりで。
自店販売品以外への対応について。
つまり、自店から購入した商品ではないのに、修理依頼を受けたら、対応していますか?という問いです。
お店によっては、相談依頼にはなんでも対応するというお店もある一方で、基本は引き受けないが、店側が提示した(高額な)料金をのむなら引き受けるというお店もと。
投稿者のS店さんは、いずれいいことがあるからと(対応することで)期待する反面、ドライなお客さんがいることに愕然としたり、葛藤があることを訴えています。
その気持ち、よ~くわかります。
この日の家電ニュースには、全国商組の青年部研修が開催されたことから、あちこちに関連記事が。
共通理念打ち出しへ(2面より)
「まちのでんきやをブランド化していく」という共通理念を掲げ…。
3面にもまちのでんきやのブランド化に触れています。
また、フェイスブックや『家電ニュース』の活用も、との文も。
会合後、本部から各商組に(青年部)部員増強の要請があったと締めくくっています。
1カ月に2回、業界紙家電ニュースが発刊
業界のこと、組合のこと、現場の生の声など、家電業界人としては、周辺に直結する記事ばかりで、興味深く購読しています。
毎月5日と25日が発刊され、5日の分は、月の中旬ごろ届きます。
12月中旬、石川青年部会は、今年最後の定例会を開催しました。
多忙もあり、集まる手間、時間を省略するため、SOBACITY(テレビ会議)にて。
8時だよ! チーム石川 全員集合! ~初のテレビ会議定例会~
12月定例会 テレビ会議にて
全国商組の青年部会研修にて、体験談を高本部会長(仮名)が総括を。
高本さん「石川が掲げた『まちのでんきやブランド化』が結構評価されました。」(登場人物はすべて仮名です)。
若村さん「また、来年も現体制ですから、もう慣れましたよね、吉村さん!」
吉村さん「おい、またオレかいや!」
「ハハハハハ…。」
SOBACITY(テレビ会議)での定例会は初めてでしたので、遡ること三日前、セッティングのために機会を設けました。
SOBACITY(テレビ会議)セッティング(12月14日)
広川さん「結局、この前のとき(役員プラスリーダー)のメンバーと顔ぶれがほとんど変わりませんね。」
若村さん「ホントですね、なんのためのセッティングだったのか(笑)。」
大下さん「パソコン操作があやしい人が参加せんなんげんけどなぁ。」
上島さん「家電ニュース、『まちのでんきや』ブランド化、かなり書いてありましたね。」
若村さん「書いてありましたね。」
上島さん「同じ号の8面、他店購入品の修理は受けるかどうかってありますけど、皆さん、どうしてますか。」
高本さん「まぁ、受けることは受けますけど…。」
若村さん「中には、修理だけとか、タマがえ(ランプ交換)だけって人もいますよね。」
広川さん「まちのでんきやは、そんな存在だって思っている人もたくさんいるんじゃないですか?」
小林さん「そうですね、長年電話はよくかかってくるけど、テレビとかエアコンはよそから…ってお客さんいますね。」
鶴田さん「店の看板出している以上、当然品物を買ってもらうだけなんてことはあり得ないから、他店購入の修理から付き合いが始まるお客さんはいることはいますけどね。」
上島さん「そうですね。気軽に頼めるなら、そのうち…って。」
若村さん「声をかけてくれるから、で、冷蔵庫なんかが古かったら、フェアにきてくださいねって、案内置いてくるんだけど、結局量販で買ったとか…。」
佐久田さん「ありますね。」
若村さん「で、案内届けなくなって、また忘れた頃に、換気扇の修理とか言ってくるケースもありますよね」
大下さん「あ~、あるわ。それもまた行くけ。」
高本さん「ウチらも修理専門店じゃなくて、メーカーの看板も出して家電小売店として商売展開しているんですから、あからさまに修理だけとか、スイッチ交換とか漏電検査だけだったら、それならそれで、対応も考えなければなりませんね。」
上島さん「そうですよ、家電ニュースにも書いてありますよ。結構な額の料金提示して、それでもよければ受けるようにしている店があるって。」
福本さん「でも、結構な金額っていいますけど、ふだんのウチらの仕事があまりにもボランティアに近いケースもありますよね。」
鶴田さん「上得意さんだったら、ちょっとリモコンの使い方がわからないからって、えげつなく請求はできませんよね。」
悩ましいところ…。
そうこうしているうちに、評価してくれて、テレビやエアコンをしっかり買ってくれるようになるお客さんがいれば、いつまでたっても〇〇仕事ばっかりの場合も…(←この〇〇の表現が難しい)。
若村さん「結局、セッティングも雑談で終わりましたね(笑)。」
大下さん「こうやってやっているっていうことがわかっただけでもまぁ、いいんじゃないか?」
地域密着をうたう地域店が地域のお客さんの要望を聞かなくてどうする!
と、性善説を強調する人もいるが、どこの現場も葛藤しているのではないか。
同時に、『まちのでんきや』さんによっては、うまみのある仕事しか受け付けない、一見さんお断りみたいなスタイルの店もあるのではないかなという懸念も。
それが巡り巡って、『まちのでんきや』全体の評判を落としていることはないだろうか。
あと、ふだんなにげなくボランティア同然で提供している技術料金ですが、もらうもらわないは別として、技術は本来有料だということを、少なくとも伝えなくてはなりません。
今後の課題ということで…。
記者の眼として、ZDS青年部会共通取組課題が浮かび上がったと触れています。
石川商組青年部が取り組んでいる『まちのでんきや』ブランド化。
取り上げありがとうございます。
チーム石川、『まちのでんきや』ブランド化を掲げ、活動し、いずれは必ず…。
『まちのでんきや』アゲイン!
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