今日3月11日は、東日本大震災から、丸2年。
(お亡くなりになられた方に哀悼の意を表します)。
2月に仙台へ出張した際、被災地を訪れる機会がありました。
まだ至る所に震災の爪痕が。
宮城県名取市閖上(ゆりあげ)地区
所々に残された家屋が。
閖上中学の生徒さんのうち、14名が亡くなり、慰霊碑が建てられました。
亡くなられた男子生徒のお母さんが案内役でした。
「亡くなった生徒達の名前を撫でてやってください」と。
撮影は自粛しなければならないかなと思っていたのですが、
「むしろ、撮影し、記憶に留めて行ってください」
といわれたので、撮影させていただきました。
たまたまそのお母さんの中学一年生の息子さんの名前が、ウチの長男と同じ名前だったこともあり、胸を締め付けられる思いがしました。
閖上小学校の体育館の時計。
地震発生の2時46分をさしたまま止まっていました。
グラウンドの時計は、津波到達の3時57分で止まっていました。
震災の記憶は風化させてはいけませんね。
記憶に留め、また、現在進行中の復興に、皆が一丸で取り組めればと。
2月27日『緊急!池上彰と考える「巨大地震」…その時命を守るために』(TBS系列)で、地震から身を守るためにというテーマで特番を放送していました。
番組の中で、地震火災について紹介が。
通電火災が怖い。
『緊急!池上彰と考える「巨大地震」…その時命を守るために』(TBS系列)より。
地震で、停電になった後、数日後に復旧すると、家電がまた通電され、家具に踏みつぶされたコードがショートして火災に至ったというケースが多々。
阪神大震災時、神戸市では当日火災件数が100件でしたが、その後通電火災によって、翌日14件、二日目15件…9日後9件という具合に発生しています。
壊れた電化製品、コードのちぎれ、重い家具が倒れてコードが断線するなど…で、ショート、火災に至ります。
MDKスタッフが、地震対策として提言ができるとすれば…。
①地震が発生したら、真っ先に調理の火を消すのではなく、まず身の安全を。
②避難時は、ブレーカーを落とす。
③テレビは転倒防止対策を。
④コードの踏み付けや潰れの点検を。
⑤ドライヤーは使用後、コンセントからプラグを抜く。
といったところでしょうか。
どこのお宅でもよく見かけます。
プラグがさしっぱなしのドライヤー。
落下した衝撃でスイッチオンになることが。
可燃物を加熱し、火災に至ることも。
コタツコートは、見た目に問題がなくても、中で断線していることがあります。
時々点検しましょう。
(画像・動画・NITEホームページより)
画像をクリックすると、動画が再生されます。
(スマホ、タブレットでは再生できません)。
MDKは家電における災害対策はもとより、トータル家電ライフをサポートします。
被災地の一日も早い復興を祈ります。