神奈川県警(特に横浜)はちょっと意地悪じゃないの? | 雲水・ISAのブログ

雲水・ISAのブログ

日本は神の国
仁術師

私は外国も含め、あちこちをバイクや車で移動することが多いのですが、その経験からの実感です。横浜市は日本国内第一の市と言われ、人工と面積も最大であり、行政も進んでいるはずです。

ところが公安、警察のシステムとか思想には時代遅れ&意地悪な印象を受けます。これは単なる中傷ではなく具体的な理由があるのです。

まずこの二枚の画像を比較してみます。AとBの二つに分類してあります。景色の違いではなく、車を利用する際の便利さを考えます。

A1 繁華街、三車線 
横浜H

ここは三車線分の幅がありますが、路肩よりの車線は商業車両などで占領されて実際には走行不可能です。パーキングメーターは無いので短時間でも駐車違反になります。

B1 高級ブティック&マンション 三車線
都内N2

こちらは緑も多い有名な繁華街です。幹線道路ですから走行車両も少なくありませんが、路肩にはパーキングメーターがあります。

A2 広大な緑地を挟んで一方通行になっています。車線は広く、三車線以上の幅があります。
横浜I

近くは繁華街なのでパーキングメーターもありますが、多くの商業者は指定エリア外で駐停車しています。

B2 緑が多い高級住宅地とブティックやレストランが混在するエリアです。
都内D

三車線の幅があり、パーキングメーターがあります。買い物客などで昼間から利用者が多いです。休日はほとんど満車状態になります。

A3 狭い繁華街の路地です。パーキングメーターがあります。
横浜K

B3 世界最大の流動人口を誇る駅の裏にある繁華街です。二車線の対面通行ですが、パーキングメーターもあります。利用者が多く、休日を除いてほとんど空くことがありません。
都内S

現代社会、車やバイクは必需品となりつつあります。最近は自転車も見直されつつありますが、荷物や家族連れを考えるとやはり自動車での移動が便利です。

どこかに行く場合、考えるのは駐車する場所です。特に土地勘のない場所ではコインパーキングを探すのにも一苦労ですし、満車である事も少なくありません。ですから、都心の繁華街ではパーキングメーターが設置されていることが多いのです。人の多い銀座、新宿、渋谷などの路地には数多く設置されています。

これに比べて横浜の少ないこと。横浜は面積が広いため、歩いての移動にはとても時間がかかります。道路幅も広く、交通量も都心ほどではないにもかかわらず、パーキングメーターが少なすぎる気がするのです。考えようによっては、それほど広いなら駐車可能にすればいいのではないかとも言えます。

ここで、写真の比較内容をバラすと、Aが横浜、Bが都内です。横浜のパーキングメーターに関しては存在する場所をわざわざ探しましたが、実際には有って欲しい所に少ないのです。

さて、ここからが本題です。どうして意地悪なのか?その答えがこの拡大画像です。

A横浜の駐車禁止時間帯表示
横浜I拡大

横浜ではパーキングメーターの作動時間以外は基本的に全て駐車違反となります。横浜の警察官は昔からこの切り替わる時間帯を狙って駐車違反の取り締まりをすることも多いのです。特に中華街付近のパーキングメーターは危険です。元々パーキングメーターは交通の妨げにならない場所を選んで作られていますが、そういう場所までを標的にするのです。

当時から、どうしてそのような意地悪をするのか疑問に思っていました。通行車両や人もほとんどいなくなる時間帯にまで路地裏まで取り締まります。

B都内の駐車時間帯表示
都内N2

それと違うのが東京です。駐車禁止の道路標識がありません。つまりパーキングメーターの作動時間以外は駐車ができるようになっています。しかも夜の7時から駐車が可能です。横浜は8時からです。また、祝祭日、休日は全日駐車が可能な場所もあります。横浜に比べればとても狭い土地にも関わらず便宜を提供してくれるわけです。

こういう措置もあるからこそ都心の繁華街は人が集まるのです。それに対して夜の横浜の現況はどうですか?一世を風靡したオシャレな関内、伊勢佐木町、本牧はすっかり閑散としているではありませんか。お店もどんどん潰れています。

本牧
本牧エリア1

今では映画館やレストランが入っていたお洒落な建物はスーパーと100円ショップです。レンガ造りの素敵な建物には品が無い広告のポスターがベタベタ貼られています。人が来なければ街はすたれます。

それなのに、人気のないオフィス街や交通量のほとんどない公園周辺までも必要以上に取り締まるわけです。何の意味があるのでしょうか?ますます人が寄り付かなくなりますよ。昔からの遊び場であった横浜が生気の無い格好悪い街になるのは残念でたまりませんショック!

関内の幅広い一方通行道路
横浜K2

この道などは凄い広さがある上に、夜間はほとんど人通りがありませんが、やはり駐車することはできません。こういう場所を開放すればより人が集まるでしょうに、全くの逆効果としか思えません。それともコインパーキング業者とつながっているのでしょうか?

土地は都内に比べれば圧倒的に広いにもかかわらず、有効に利用しないのです。市行政も考えが及ばないのかもしれません。地元商店街の人たちも文句を言わないのでしょうかね?

そう言えば、私の記憶では広大なみなとみらい地区には皆無だと思います。大型バイクも停められるところは少なく、とても不便です。大きな美術館には観光バスも停められる広い駐車場がある(平日は空いている事が多い)にもかかわらず、駐輪場も無いのです。

山下公園前
山下公園前

バブル期には多くのカップルがデートに訪れた山下公園前などは、夜になればほとんど人はいません。夜間だけでも開放して上げれば集客できるはずですが、それもしません。隣接するオフィス街の通りも人気が無いにもかかわらず駐車はできません。私の地元は更に遅れていると思いますが、やはり過剰な取り締まりによって商店街の来客者数が激減したことがあり、抗議したことがあります。

更に付け加えるなら、神奈川県には限らず、警察という存在は全般的に禁止とか取り締まり、制限などの否定的な発想ばかりで、プラス志向の発展的な発想ができないのでしょうかね?

土地に余裕があるなら駐車させてあげればいいでしょ?安全を確保できればモナコのレースのようなイベントだって可能ではないでしょうか?最近はシンガポールでも海沿いのエリアを封鎖してF1レースが行われました。凄い経済効果ですよ。

シンガポールGP
シンガポールGP

ハリウッド映画では街中のアクションやスタントシーンが登場しますが、日本では規制が厳し過ぎてできません。治安を維持するためだと言う言い訳は通用しません。なぜならシンガポールの治安は日本に勝るとも劣らないからです。複雑な宗教や人種を考えれば、むしろ日本以上の能力だと言えるでしょう。要するに頭の問題なんですよ。

マニュアル化した使いっ走りのような下っ端警官は別として、地元に存在する一組織として街の安全や平和で豊かな暮らしまでを考えるべきではないのでしょうかね?