指向性を選択できるマイク Comica Traxshot はあらゆるシーンで利用できそうなマイク | iPhone De Blog

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iPhone3GSからiPhoneユーザのLEONがiPhoneやAndroidなどを中心にしたデジタル系ガジェット、IT関連ネタ、趣味のコントラバスやチェロを中心としたクラシックネタ、2022年から始めた自家焙煎に関する話や日常の話まで幅広く書いてます。

2年程前に手に入れた高機能マイクロフォンMikme

 

 

基本の性能はともかく無指向性(モノラルマイク)なのが残念な所です。

 

ちなみに、最近、このMikmeは録音よりも練習のモニター用で使う方が多いですね。

 

 

これで紹介している中で、低遅延BluetoothのトランスミッターをMIkmeへ挿してリアルタイムのモニターをすると言うものです。

 

このメリットは練習用ミュートを着けた楽器でもそれなりの音量でBluetoothヘッドホンで再生して聴くことが出来ると言う事です。

 

通常、練習用ミュートを着けると、音量も落ちてしまいますが、Mikmeのゲインを適度に設定して再生させると音量が落ちずに再生されますのでミュートを着けた楽器でもしっかりした音を聴きながら練習する事ができます。

 

これって意外に良いんですよね。普通に鳴っている様な聴こえ方ですが、実際に楽器から出ている音はそれ程大きくないので、静かな場所で練習用ミュートを使って練習する時に有効です。

 

iRig2を使うシステムの場合、設定が面倒なのと駒から直接振動を取って再生するので、やや独特の聴こえ方をします。

静かな場所で、他の音源が無い様な時はMikmeを使う方が音が自然ですし、何より少し離れた場所の音を聴きながら練習すると言うのは演奏面でも効果的です。

 

先日、ホールでこれを使う機会があって、自分の音がホールの客席でどう聴こえるか確認する事が出来ましたが、一度そう言う経験をしてみるのも面白いです。

 

良く「遠くの音を聴く」と言われますが、正にそれを実現出来るシステムです。

 

話が逸れましたが、チェロ1本等と言う場合は対象が1箇所なのでMikmeでも問題無いとして、アンサンブル等もう少し広がりや臨場感がある録音をしたいと思うとステレオマイクが欲しくなります。

 

又、コロナ禍で運動会等の観覧が無くなってましたが、これらの行事の観覧もそろそろ復活しそうです。

 

自分のGalaxyNOTEにしても、外で録画等をする場合にスマホを使うと画質はともかく、マイクがどうしても力不足です。

 

これを補う為に外付けのマイクが欲しくなりますが、面白いマイクが出ていたので手に入れてみました。

 

以前はもっと高かった様ですが、実売も安くなってる様ですね。

 

一言で言うと2つのマイクの向きを変更する事で、単一指向性からステレオワイド、双指向性 と言う様にマイクの特性を変更出来るマイクロフォンです。

 

 

割と良さ気なケースに入ってます。

 

中はマイク本体以外に関連の小物類が入ってます。

 

 本体は四個のゴムブッシングで固定されて下からの振動音を伝え難くしています。

出力端子はアナログなので、自分のGalaxyNOTE10+へ接続する場合はType-Cへ変換するアダプターが必要ですが、これは以下の記事で紹介しているオーディオアダプターを利用しています。

 

 

 

 

通常の外付けマイクと違ってバッテリー駆動で液晶表示があります。

 

ゲインはオレンジのダイアルで調整して各マイクのモニターも出来ますが全てアナログです笑

 

又、マイクの状態が変わってもモニターは変更されませんので、一致する様にモニター側を変更する必要があります。

 

 水平

 

 90度

 

セットアップしてテストしてみました。

 

使っているのはこちらで紹介している三脚アクセサリーのトップ部分を普通の三脚へ装着したものです。

 

Type-Cのアダプターは充電しながら使用出来ますので、バッテリーで充電しながら使えば長時間の録画でも問題ありません。

 

 

 

こちら側にはリアルタイムでモニター出来る端子があります。

イヤフォンジャックを直挿しか低遅延Bluetoothトランスミッターを挿してモニターする事もできます。

只、Bluetoothトランスミッターを使うとややノイズが乗る様です。

 

先ず内蔵マイクの場合

内蔵マイクは全般的に集音している為、遠くの音はやはり小さく、自分が動いている音等が大きく録音されています。
 
Traxshot
 

音量は勿論しっかりありますし音もリアルですね。

マイクが外側を向いているので対象の音がしっかり入っています。

 

ややマイクのゲインが大き過ぎた感じなのと、ベースで聴こえる音は隣家の給湯器のファンです笑

これ90度に角度設定していた為、右側のマイクが隣家の給湯器の方を向いていたからでしょう。

 

電線に止まる鳥の声と言う目的ならマイクを2本とも正面へ向けている方が良かったですね。

車が通ったらその音を録りたかったのですが都合良く通りませんでした。

 

中々固定的な見た目です。

 

屋外や屋内の録音は勿論、双方向と言って、マイクを前後へ向ける事で、YouTuberの配信動画の作成等で、自分で喋りながら対象物やインタビュー相手の音を録ると言うシーンでも利用出来ます。
 
音質も比較的味付け無しでそのままの感じですからアコースティック系の録音には良いかもしれません。